MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

言うなればカラオケ

2007年08月31日 | Weblog
昨日の大阪は、午前中だけとはいえ
久方ぶりの豪雨に見舞われました。
ドーっと音をたて、向こうの景色が真っ白に見えるような
潔い降りっぷり。
加えて雷が激しく鳴り響き、
一瞬自宅の照明が暗くなったところを見ると
どこか近くに落ちたものと思われます。

エレクトーンを扱っている時じゃなくて、本当に良かった。
演奏データ作成中に停電されたら泣きます。

担当している エレクトーンの生徒さんの中には
お持ちの楽器が かなり古い機種で
既製品の音楽データが使えないこともあるため
レッスンで使うテキストの曲用に音色を作ったり
アンサンブルできるよう サポート演奏を録音する
という作業が必要になります。

ある程度弾ける生徒さんなら 音だけ作れば良いのですが
エレクトーンを始めて間もない、小さい生徒さんだと
アンサンブルの音源があるかないかが
そのまま練習意欲に反映するので
ちょっとでも、練習が楽しくなるように
(つまり練習してもらえるように)
多少面倒でも 演奏データを作るようにしています。


既製品が使えるような機種を買ってくださらないかなー
(1~2代前の中古でもよいから)
というのが本音ですが
気軽に買えるような お値段ではありませんし

今日もこつこつデータ作成に勤しんでいます。

約束完遂

2007年08月30日 | Weblog
今から半年以上前に、ピアノの発表会がありまして
その時、同じ部の担当だったK先生と
いろいろ雑談を交わしていたのですが

その際 K先生が ふと
『肩こりがひどくて』と もらしたので
私  「終わったら、肩をもみましょうか」
K先生「わあ 嬉しい!お願いしますー
というやり取りがありました。

が、その時は発表会終了後も 結構忙しく
肩をもんでいる暇もないままお別れしたのです。

それから半年
何かあるごとに K先生が
「たまこ先生に肩もんでもらえるんです~
と皆に嬉しそうに話しているのを耳にしまして

よほど肩凝りがひどいのだろうな、
ちゃんと肩こり解消してあげたいな、と
約束を実行したいと思いつつ
なかなか時間がとれずに、気にかけていたのですが

ようやく先日、レッスンの空き時間に約束を果たし
大変喜んでいただけました。

私自身が結構な肩こりで、ツボを熟知している上
ピアノで鍛えられた指先は、力加減も自由自在です。

失業したら、
こっちの道で食べていくという手もありますね。

見た目じゃわからない

2007年08月29日 | 音楽教室
私が現在レッスンしている生徒さんは
幼稚園に通う子から 還暦を飛び越えた方まで
様々です。

大人の方は成長しきっていますので
年齢がわからないということはないのですが
最近の子は結構体格がよく
大きい子は、実年齢がわかりません。
小学2年生と思ってレッスンしていたら
まだ幼稚園年長さんだったこともありますし
4歳でも 結構言葉が達者です。

この子は何歳と覚えておいたところで
レッスンには あまり関係ないな
というのが最近の実感でして
発表会やコンクールなどで、
書類に年齢を記入する必要がある時だけ
本人に聞いて確認という形をとっています。

つい先日も
本当は小学5年生のDちゃんが
スタッフさんからは「絶対中学生」と
固く信じられていた事が判明しました。

教える側としては
年齢はともかく、体格や手が大きく育ってくれた方が
演奏できる曲も増えるので
どんどん育てよ~と念じつつ
レッスンしています。

一瞬 涼しくなったけど

2007年08月28日 | 音楽教室
連日晴天・猛暑だった大阪も
今日からしばらくは、雨が降ってくれるようです。
これまで晴れマークばかりだった新聞の天気予報欄に
雨傘マークが並んでいるのを見ると
ちょっと ほっとします。

37度とか38度を記録した今年の夏
天気予報で「予想最高気温34度」と聞くと
まあ 今日は涼しいわ
などと思ってしまいますが
暑いものは暑いので、エアコンは必須。

昨日、教室に到着して
スタッフとしばらく雑談してから
教室に入ろうとすると
スタッフBさんが「あっ」と声をあげました。
なんでしょう?

「先生、教室のエアコン入っています?
  私、スイッチ入れるの 忘れたかも」

わーお。

迷ったらアウト

2007年08月27日 | Weblog
最近行ったコンサートは
滋賀県大津市フィガロホールの弦楽四重奏
京都府南山城村の室内楽コンサート

そろそろオーケストラが聴きたいな
ということで
行けそうな日程及び場所でのコンサートを探してみました。

自分の仕事であるレッスンが
平日の8時まであるため、
① 日曜開催である
② 会場まで片道2時間以内で着ける
という条件で探したところ
大津のびわこホールで9月2日(日)に
良さげな演奏会を見つけました。

早速チケットを取ろうとしたところ
既に完売していました。(T T)
…そうですよね、2週間前では遅かった。

東京と違ってオーケストラのコンサートが少ない関西
目ぼしい演奏会のチケットは競争が激しいです。
「これはという演奏会を見つけたら即買い」が原則。

とりあえず
1ヶ月以上先で
演奏会物色中です。

なるべく体から離して

2007年08月26日 | バイオリン
お盆休み明け、3週間ぶりに
バイオリンのレッスンへ行ってきました。
レッスンは そこそこ、順調に進んでおります。

初めの頃こそ、肩に食い込むケースの重さに
ひどい肩こりになったものですが
最近ではバイオリンケースの重さにも慣れ
レッスンに行く際は
ひょいと肩に引っ掛けても、たいして重いと思わずに
運べるようになりました。

幸い雨がほとんど降らないので
雨傘を差しながらケースを抱える苦労もせずに済んでいます。
(日傘は差していますけどね。)

バイオリンは、ピアノと違って
かなり偏りのある姿勢で演奏するため
身体がゆがみそうだなあと 気になっていたのですが
ケースも片側にひっかけて持つので
なるべくバランスをとるように
右・左と持ち替えながら運ぶようにしています。

ある時、
「いっそ肩紐をもう1本買って2本にし、
リュックみたいに背負ったら いいじゃない。」
と気がついたのですが
今のこの猛暑の中、背負ったら絶対暑い。
ケースが体に当たる部分が蒸れて
ものすごく汗をかきそうです。
(チェロの子は倒れそうになりながら運んでましたし)

持ち方さえ気をつければ
今のところ、さほど不自由していないし
買うのは秋になってからでもまあいいか…

カバンの中身

2007年08月25日 | 音楽教室
仕事用に使っているカバンは
一泊旅行の荷物くらいなら余裕で入るサイズの
大きくて丈夫なトートバッグを使っています。
妹が、某ブランドのカバンを扱う店で働いていたため
「楽譜が入るサイズの、軽くて丈夫で、水に強くて
しかも良いデザインのカバンはない?」
と、かなり強引なリクエストをして
見つけてもらいました。
現在、大変重宝しております。

私は、楽譜や資料を常に持ち歩くため
大きめのカバンを使っていますが
レッスンに来る、他の先生方は
とっても身軽な方から、
どこか旅行でも行くのかという人まで様々。

さて、その荷物を見てみると

「バッグ一つ。(一番身軽な人)」
中身は、ハンカチや化粧ポーチ・財布
スケジュール帳・筆記用具など
通常のお出かけとして必要最低限のものだけ
持ってきているようです。

「A4ファイルが入るくらいの手提げ」
上記の物以外に、楽譜・CD・フロッピーなど

「一泊ぐらいできそうなサイズのトートバッグ」
生徒用・自分用の楽譜その他資料
五線ノート・シール・ストップウオッチ
教材・フロッピーなど
(このくらいの荷物の人が一番多いです。)

「上記のトートバッグ+スーツケース」
生徒さんに渡す楽譜類・録音機器
教材その他
…まあ、これはグループレッスンの先生の場合です。
1クラス全員の楽譜を持ち歩いたりするらしく
複数のクラス担当の日ともなると
海外でも行くの?というサイズの
ソフトスーツケースを持ってゴロゴロゴロ。

さすがにここまで荷物が増えるのは
発表会などのイベントがある時のみで、
通常は大きめのバッグ2つくらいですね。

いろんな意味で、体力勝負の仕事だなあと思います。

無ければ作る。

2007年08月24日 | 音楽教室
グレード試験に向けて
勉強中の生徒さんがいるのですが
小学生ながら、毎日のように塾通いで忙しく、
思う様にレッスンが進みません。

曲の方は、一旦仕上がれば
弾き込むことで更に上達していきますから
あまり心配しなくて済むのですが
即興演奏(その場で出された課題を変奏する)
のように、応用力が必要とされるものは
基本的なカデンツが きちんと頭に入っていないと
応用することもできません。

塾通いの生徒さんは、
何回か担当の先生が変わりながら
一冊の問題集(変奏課題)をしていたので
基礎が身についていない内に、
問題集の問題を全部やり尽くしてしまいました。

一度やった問題を もう一度やっても
決して悪くはないのですが
せっかくですから
もっと応用力をつけてあげたい。
といって、今新しい問題集を購入してもらうのは
ちょっともったいない気がします。

私「長い事勉強してきて、とうとうこの問題集も
    残らず全部やってしまいました。おめでとう
   …というわけで、問題が無くなってしまったので
   ○○ちゃん、問題の曲、自分で作ってきて。」

生徒「ええ~っ!?


で、『今週は何調で』
  『こういう和音進行を使って』と
注文をつけては 作曲してきてもらっています。

最初は どうしよう という顔をしていた本人も
だんだん自分で自由に作る楽しさに目覚めたらしく
結構楽しそうになってきました。


この秋には、試験を受けてもらいたいと思います。

そうきたか

2007年08月23日 | Weblog
お盆も過ぎましたが
まだまだ毎日 暑いですね。

午前中から仕事がある時
外に食事に行く時間も惜しいし
そんなに量を食べないこともあり
以前はお弁当を作っていったのですが

今の時期、食中毒が怖いのと
あまり しっかり食べてしまうと
午後からの仕事に差し支えるということで
(もたれるし、眠くなる)
昼食は、もっぱら 軽め
パンと紅茶で済ませています。

駅前に、おいしいパン屋さんが何軒かあるので
朝に寄って買っていくのですが
メロンパンとかクリームパンとか
甘いものは昼食という感じがしないので
必ず フランスパンとかクルミ入りパンとか
玄米パンなどのような 素朴な味わいのパンか
サンドイッチのようなものを選びます。

しかし先日、家を出るのが少し遅くなり
ゆっくり選んでいる時間がなくなってしまいました。

こういう時は、
3~4種類まとめて200円という形で売られている
袋詰をパッと取って買っていくのですが
中身をある程度確認しておかないと
菓子パンだらけ ということにもなりかねません。

その日の袋は 一見したところ、
クルミパン・ロールパン・フランスパン・レーズンパン
…の ようです。
よし、レーズンパンくらいなら
そんなに甘すぎることもないし、OK。

さて、昼食時
クルミ→ロール→レーズン と食べて
最後に残ったフランスパン
なんだか中に何か入っていそうな予感が。
まあ、たまにフランスアンパンとかありますが
1個くらいそういうのが入っていても
デザート代わりということで、いけるでしょう。

ぱく。
おや?何だか薄ピンクのモノが見えます。
「・・・・・」

桜餅が入っていました。
やられた。それは予想していなかった。

必ず最後に残るらしい

2007年08月22日 | Weblog
休みが明けて、子供たちの夏休みも
残すところ10日となりました。

この頃になると夏休みの宿題も
大方 終わっていないと大変でしょう。

最後の三日でラストスパートをかける子もおりますが
そんな事をされると、
ピアノの練習が雑になりかねないので
私は毎年この頃になると、
「学校の宿題は終わった?」
と生徒さん達に尋ねることにしています。

昨日 聞いた子達は 
幸い、大方終わらせているようで
作文など 単純作業では終わらないものだけが
残っているようでした。

毎年毎年、変わらないなあ。
必ず最後に残る、作文・自由研究・工作。

そういう私も中学時代
美術の宿題の絵を、
夏休み最終日に描いていましたけど。
(↑ ドライヤーで乾かして提出)