MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

エレクトーンのペダル位置

2010年02月18日 | 音楽教室

私の仕事先である音楽教室は
ピアノもエレクトーンも教えられる資格(グレード)所有
が、採用条件となっているのですが
それぞれ「専門的にはこちら」という得意分野があります。

私はピアノ系ですが
同じ曜日に稼動している同僚のZ先生は
どちらかといえばエレクトーン系。
                
空き時間にロビーで話をしていましたら
エレクトーンを習い始めたばかりのスタッフさんが
ベースを上手く踏めないです。どうしたらいいですか?
と、相談してこられたので

足鍵盤で、童謡(カエルの歌とか)を弾くといい』とか
曲のベースだけの練習をすると良い』とか
レッスンではこうしている、自分はこう練習する
という方法を説明していたのです。


その時、ふとZ先生がひと言
「あ、そういえば
 昔のエレクトーンと今のエレクトーンって
 ペダルの位置が少し、ずれましたよね。」

私の感覚では
「ちょっとずれたかなあ」くらいの認識でしたが
実際のところ、ちょうど足鍵盤1つ分くらい位置が変わって
切り替わる時期、Z先生にとっては
とんでもなく演奏し難かったらしい。

私がエレクトーンに座る時は
左足を普通に下ろした時、この音に合うように』と
ペダルを基本に身体の位置を決めるのですが
(だから、本体とペダルの位置が多少ずれても平気)

Z先生は逆に、
基本位置に座ると、左足はこの音になる
と、座る場所が決まっていて、
そこからペダルの位置をつかむタイプだったのですね

しかし
見えない位置にあって、それこそ勘で弾く足鍵盤、
何故位置をずらしたりしたのか謎です。