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秋篠宮摂政論のまやかし、ごまかし。万世一系の伝統に反することを主張する者には天罰が下るであろう。

2013年06月22日 | 政治
 新聞紙にのった広告に「宮内庁内でも議論噴出!『秋篠宮を摂政に』は是か非か」
とあった。気になって読んでみたがひどい記事である。気になったというのは摂政は天皇が職務をまっとうできないときに置かれる。今上天皇も次の皇太子も何もおかしいところはないから摂政をおく必要はまったくない。それなのになぜ摂政なのか。最近では大正天皇が職務をまっとうできないという状況にあって昭和天皇が若いとき摂政を務められたという例がある。あくまで次期天皇が摂政を務めるのである。週間ポスト誌の記事の異常さは天皇に職務にまっとうできないという事情にないときに摂政論が出るのがおかしいということと摂政に付く人が次期天皇でないという二点にある。
 記事によると現皇太子が天皇になられた後に秋篠宮殿下に摂政に就任していただくべきだという意見が出ているという。これでは皇太子に問題があると主張しているのと同じである。形を変えた雅子妃問題である。皇太子を攻撃できないから雅子妃問題で騒ぐという構図であろうか。雅子妃に問題があるから摂政を置くというのは摂政の意味を無視した暴論である。八木秀次氏は「いま考えられる最も現実的な選択肢だ」と言っているとあるが現実的だとはとても思えない。雅子妃に問題があるから摂政を置くなどという例は過去に存在しないし、皇室典範には真っ向から反している。
 現皇太子が天皇になれば秋篠宮は皇太子になるわけだから摂政になる必要はない。皇太子であれば天皇をサポートできる立場は強まる。天皇に代わって外国訪問をするのに皇太子というのは重みがあるし、悠仁親王に帝王学を教えるという意味からも皇太子という立場は力になるはずである。摂政論などを持ち出すのは皇太子に何らかの欠陥があるかのような印象を持たせたいのであろう。
  週間ポスト誌の記事は秋篠宮摂政論を盛んに押しておきながら兄弟関係悪化の懸念もあると心配してみせる。心配なら摂政にしなければいいだけの話である。本音は兄弟関係を悪化させるために摂政論を主張しているのであろう。
 この記事は佐々淳行氏の考えとして「今すぐ秋篠宮を摂政に」という非現実的な話を載せている。八木秀次氏や佐々淳行氏などはどんな資格でこういう話を出すのであろうか。天皇家の歴史は1700年以上あり、両氏のような伝統を無視した発言によって動くようなことはない。
 記事の冒頭の囲み記事で「皇統の安定的な継承に関する議論は一向に進まず、各方面から不安の声が上がっている」とある。これは先に議論された女性宮家の創設問題の頓挫をさすのであろう。安定的な皇統の継承のためには旧皇族の皇族復帰や内親王に皇統に連なる男子を養子に迎えることを認めることであろう。女性宮家創設に関する公開意見聴取ではっきり国民の意向が示されていたはずである。
 女性宮家問題は皇統に連ならない一般男子(ひいては外国人)を天皇にすることに道を開こうという提案であり、万世一系の伝統を破壊することを狙っている。秋篠宮摂政論の狙いも皇室典範に真っ向から反する提案であり、形を変えた女性宮家問題である。天皇の健康問題をきっかけとしていると称しているが本音は日本の天皇という文化破壊が目的である。
 大昔は宮内庁は天皇の忠実な部下がなり、天皇のために働いていると考えていた。その後それは間違いで天皇家を監視している六波羅探題のような存在であると訂正したがそれも正しくない。現在では宮内庁は本当は天皇家をなんとかして破壊しようと考えている集団に見えてくる。間違っているであろうか。
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