空の色

空の心のまま日記

富良野GROUP公演 2010年冬 『谷は眠っていた』

2010年03月07日 | 演劇


大阪公演の最終日、観に行ってきました!

内容は・・・
一言で言うなら「富良野塾の記録」。
26年前、何もない荒れ果てた谷を切り拓いて開設された富良野塾。
自力で6棟もの家を建てた初期の塾生たちの4年間の記録、そして塾生としての生活や葛藤を観る事が出来る演目です。
その富良野塾が今年閉塾します。
この演目に込められたメッセージとは・・・

最後の「谷は眠っていた」。
ホントにホントに素晴らしい舞台で、あっという間の2時間でした。
豪華な衣装や舞台装置なんて富良野塾には全く必要ありません。
ただそこに居るだけでこんなに「思い」って伝わるもんなんだと、改めてそのエネルギーを感じました。
富良野塾独特の演出、そして「作り物」の感じがしないありのままの姿に心から感動し涙が溢れました。
ラストシーンでは倉本聰さんのナレーションで卒塾生に贈る言葉がありました。
以前会報誌か何かで読んだ事がありましたが、改めて倉本さん自身のナレーションで聴くと心に沁みました。

「本気で生きなさい」と言われている気がしたのは気のせいでしょうか。


実は金曜日から稀にみる絶不調だった私。
起き上がる事も出来ず不安で不安で泣きが入る始末。。。
やや体調も気持ちも落ち着いたものの、お出掛けを躊躇する状態でした。
でも観たい・・・どうしても観たい。
行ってダメなら諦めよう・・・と向かいました。
電車に酔いながら、吐き気を抑えながらの観劇。
それでも最後には「来て良かった」と思える舞台でした。
諦めず、しっかり踏ん張れ!!
大丈夫、きっと大丈夫・・・ね、私☆

富良野GROUP 2009夏公演決定!

2009年04月06日 | 演劇
富良野塾の定期公演内容が発表されました!
今回は新作です
富良野塾では24期生が卒塾。
閉塾されるため新しい塾生はおらず現在は25期生のみだそうです。
今後の活動も気になる中、定期公演の発表がありました。
俳優の梨本謙次郎さんが特別出演されるとか。
今年こそ観たいです


『 歸國(きこく) 』  ※あらすじはこちら 

◆作・演出/倉本聰   
◆出演/富良野GROUP
◆原作/棟田博『サイパンから来た列車』
◆期間:2009年6月17日(水)~7月5日(日)
◆会場:富良野演劇工場(北海道富良野市中御料)
◆料金:一般3,000円(自由席・税込)当日券は3,500円
    小学生1,500円(自由席・税込)当日券のみ

*詳細は決まり次第お知らせします。

『泣かないで』

2006年05月04日 | 演劇
兵庫県立芸術文化センターの会員宛DMの中にこの演目のチラシが入っていました。

音楽座ミュージカル『泣かないで』

遠藤周作没後10年の追悼演目として上演されるそうです。
この物語は『わたしが・棄てた・女』という遠藤氏の本が原作。
内容までは詳しくわかりませんが、チラシに・・・

たとえどんな小さなことでも
   心に傷を残して過ぎていく・・・


と書かれており、この一言に目が奪われました。
観てみたい・・・。

そして裏面のキャスト候補には、井料瑠美さんや新木啓介さんのお名前が
皆さん、頑張ってらっしゃいますね~
今後この中からオーディションで決まるそうです。

関西公演は、兵庫県立芸術文化センター中ホールで、7/22(土)・23日(日)の2回だけ。
かなり気になる作品です