ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

515話 女ヶ島の冒険   (女ヶ島編-2)

2016年12月05日 | 頂上戦争編
ルフィが飛ばされたのは、女ヶ島「アマゾン・リリー」と呼ばれる女人国であった。
数百年続く男子禁制のこの国では、外海へ出た者が時折、腹に子を宿して帰ってくるが、不思議なことに生まれて来る子はみな女。
深いジャングルに囲まれた高い山には、大きな穴が開いており、まるで要塞のように村は作られ、国が成り立っていた。

女だけなの国なので、働き手、戦士も全て女。
生まれながらに戦士として育てられた彼女達は、強い者こそ美しいとの価値観を持ち、皆実に美しく豪快で、気品も持ち合わせていた。そんな国に男が侵入すれば、ただ消されるのみ。


ほとんどの国民が”男”を見たことがない為、捉えられたルフィを興味しんしんで見物する者は大勢いた。
マーガレットがルフィに聞いた。「その、股の間に縫い付けてある袋には一体何が入っているの?」ルフィは堂々と答える。「お前、知らねぇのか?これはキンタマだ、キンタマって金の玉に決まってんだろ」
黄金の玉を2つも持つ・・・男ってゴージャス!!と一同はどよめいた。






服を返してもらったら、服にフリルやお花の刺繍が施されたことに、ルフィは大声をあげて怒った。
「おれは男だぞ!!!!」


その瞬間、男が攻撃態勢をとったと見なされ、女達は一斉に女戦士となり、ルフィに矢を向けた。中でも指揮をとったのは「キキョウ」と呼ばれる黒髪の女で、「謝罪も弁明も聞かぬ!!「男子禁制」はこの国の絶対の規律だ!!歴史上それは犯されたことはない!!”蛇姫様”が戻られたなら、あの方はこの事態を絶対に許さない!!
男を国に引き入れたマーガレット達が罪に問われる、この一件はもみ消した方がいい!!」
と主張した。


だが、ルフィは何があっても、ここで死ぬわけにはいかなかった。仲間達と約束した場所に、行かなきゃならないから。
仕方なくルフィは、屋根を突き破って牢獄を破ると、マーガレットを連れて逃走を計った。


国を囲む山を軽々と越えると、ルフィはマーガレットからビブルカードを返してもらって喜んだ。
「仲間達はバラバラになっちまったけど、全員この紙を持ってるから、また必ず集まれるハズなんだよ。お前にはお礼言いっぱなしだな、俺に何か出来ることはないか?」とルフィはにこやかだった。


マーガレットは、ルフィが海賊だと聞いて、この国の女帝の事を話し出した。
「この国の皇帝も海賊よ。蛇姫様は国中の誰もが憧れる女性、強くて気高く世界一美しい!!!海賊・女帝『ボア・ハンコック』、この国は彼女と二人の妹君によって固く守られているの」


その女帝が、島のすぐ傍まで帰ってきていることを、マーガレットは知らなかった。






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