ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

519話 王の資質 (女ヶ島編-6)

2016年12月09日 | 頂上戦争編





ハンコックの妹達は悪魔の実の能力者だった。
次女「サンダーソニア」は【ヘビヘビの実・モデルアナコンダ」
三女「マリーゴールド」は【ヘビヘビの実・モデルキングコブラ」に変身した。
元々が巨体なので、変身後はさらに巨大化した。



国の女達はその理由を【悪魔の実】とは知らないようで「怪物ゴルゴンを倒した時の呪いで得た強き戦士の証」だと騒ぎ立てた。



ルフィは闘う前に、石化したマーガレット達の場所を移して、戦いの余波で壊れてしまわないように気を配った。
ルフィは「とにかく、お前らをぶッ飛ばしゃいいんだな!」と戦いを開始したが、ルフィの攻撃は事前に読まれていて通用しないうえ、相手の攻撃はなぜか”痛み”を伴ってダメージがくる。
ゴムの体で”痛み”のある打撃など、ガープのじいちゃんぐらいのものだったので、ルフィは驚いた。
サンダーソニアは「あなたも能力者なのね、でも覇気を使えないんでしょ。外海の者達は大概そう、だから弱い」とあざ笑い、実際ルフィは二人に手も足も出ないでいた。



するとサンダーソニアは「受刑者に絶望と死を与えましょう」と言って、石化したマーガレットをその蛇の尾に巻きつけて、地面に叩きつけて壊そうとした。

ルフィは焦って「壊れたらどうすんだ!おれの命の恩人だぞ!!!おれとお前らの決闘だろ!!!」と叫ぶも、サンダーソニアは聞き入れようとしない。こうする事が、ルフィにとって一番の苦痛になるからするのである。



ルフィ自身もその体を蛇の尾に巻かれて、マーガレットを助ける為に手を伸ばすことも出来ない、だが目の前で自分の為に殺されるわけにもいかない!!!その怒りとジレンマが爆発し、「やめろっつってんだろうがァ!!!!」と力いっぱい叫んだ。



その叫び声に、観客達の大半の弱き者達は気を失い、強い者達はビリビリとした『覇王色の覇気』を感じ取って戦慄した。

『覇王色の覇気』は、数百万人に1人しか身につけられない選ばれた者の覇気であり、人の上に立つ”王の資質”を持っていることを意味していた。戦士達全員が覇気を使う「女ヶ島」においても、『覇王色の覇気』をまとうのは蛇姫・ハンコック只一人であった。


女ヶ島の者達は一斉に、目の前の”男”が只者でない事を察知した。










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