ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

520話 ゴルゴンの目   (女ヶ島編-7)

2016年12月10日 | 頂上戦争編





ルフィは、周りが何に騒いでいるのは知らないが「こっからおれも全力でいくぞ!!」とギア2に入れた。

サンダーソニアも「巨大な覇気も制御できなきゃただの気迫!!恐れる事はないっ!」と本気モードに入って【蛇髪憑き・八岐大蛇(へびがみつき・やまたのおろち)】を発動し、その髪の無数の蛇と化して一斉攻撃してきた。だが、【ギア2】に入ったルフィの移動速度は速く、動きを読めていても、その動きに追いつけない。

マリーは【蛇髪憑き・炎の蛇髪(サラマンダ)】を発動し、その全身を業火に炎上させた。



前からソニアの【八岐大蛇】、後ろからマリーの【サラマンダ】に挟まれたルフィは仰向けになって【ゴムゴムのJETガトリング】で両方を弾き飛ばした上、足を伸ばして二人の妹の腹を蹴り上げたので、二人はバランスを崩してぶつかりながら倒れこんだ。



マリーの炎が体に引火したソニアは、パニックになってマリーから離れようとするも、いつの間にしたのか、二人の蛇の尾がちょうちょ結びで結ばれていて離れることが出来ず、体が燃えているソニアはもがき苦しみ、武闘台と観客席の間の針山へと落ちかけた。



なんとか、観客席に手をかけて針の谷への落下を防いだソニアだったが、着衣が焼けてその背が観客席に対してあらわになりかけていた。その瞬間、ルフィは飛び出すようにソニアの背に捕まって「動くな!!!」と叫んだ。



観客達は、男がソニアにトドメを刺しに来たと思ったが、そうではなかった。
ルフィは小声でソニアに「お前ら、これを死んでも見られたくねぇんだろ、だから動くな」とささやいて、ソニアの"背にあるもの"を自分の体で隠した。



ハンコックは、ドクンドクンと高鳴る自分の心臓に顔を歪ませながら立ち上がって観衆に命令した。
「武々は終わりじゃ!!!ゴルゴンの目が晒される前に、みな、会場を出よ!!!」
国民は蛇姫様の背には"見た人を石化するゴルゴンの呪いの目"があると信じているので、一斉にその場を逃げ出した。


ソニアは「私は今戦っていた敵だぞ・・・、なぜ庇うのだ?」とルフィに聞くと「お前が見られたくねェモンと、おれとの勝負は別の話だ」と答えた。


蛇姫ハンコックは、ボロボロと涙をこぼしていた。



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