ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

498話 11人の超新星

2016年11月18日 | 頂上戦争編





シャボンディ諸島には、エリアごとに特色があった。
1番~29番GRは、「人間屋(ヒューマンショップ)などが立ち並ぶ無法地帯
30番代GRは、遊園地のシャボンディパークエリア
40番代GRは、観光、お土産物屋
50番代GRは、造船所やコーティング職人の居場所
60番代GRは、海軍駐屯地、政府出入口
70番代GRは、ホテル街

ハチは、13番GRの、子どもの頃から世話になっているという人達を目指して進むが、何度も何度も賞金稼ぎに奇襲を掛けられた。
着いた先の店の名が『ジャッキー’SぼったくりBAR』で、店内では本当に客が店主にぼったくられていた。



その店の女店主の通称ジャッキーは、元海賊のシャクヤクさんだった。
ジャッキーさんは、ハチを見ると喜んで歓迎してくれた。



ジャッキーは、この諸島の情報通として、この島に入っている名のある海賊達の情報をよく知っていて、当然話題の一味”麦わらの一味”についてもよく知っていた。
ルフィが本物だと知ると、”エニエス・ロビー事件”の真相のこと、海軍のガープとルフィが同じ名前のことなどを根ほり葉ほりと聞いてきた。

そして、ルフィがガーブの孫だと知って、ジャッキーは笑った。
ジャッキーは40年前に海賊を辞めたが、海賊時代にガープに追いかけられたことがある、のだと。



だが、ルフィ達の目的のコーティング屋の男は店にはおらず、自分達で諸島内を探し出す必要があった。
探しに行こうとするルフィ達にジャッキーは、注意した。

今、シャボンディ諸島にはルフィ達を含めて11人の億越えの賞金首の大物海賊ルーキーが入っているのだと言う。

今まで、そうした大物海賊とめぐりあわなかったのは、グランドラインの航路に秘密がある。
グランドラインの入口には7本の航路があり、各自そのうちの1本を選んで「ログポーズ」に従って進んでいく。
なので、他の6本の航路にも、麦わらの一味と同じように、困難を乗り越えてここに辿り着いた者達がいる。
どのルートを通っても、必ず「レッドライン」にぶつかる為、レッドラインを越える前に、ここシャボンディ諸島に海賊達が辿り着くことになるのだ。
グランドラインは、いわば巨大なサバイバルトーナメントで、各ルートを生き抜いてここまで辿り着くのはまさに選りすぐりの精鋭なのだ。ただし、ここまで世界のルーキーが同時期に顔を揃えるのは珍しいのだそうだ。




ジャッキーは、楽しそうに予測する。
「この中の誰かが次世代の海賊達を引っ張っていく存在に成長するかもね。
いずれにしろ、これだけのルーキーが一気になだれ込めば、新世界も只じゃ済まないはず。
『キャプテン・キッド』の賞金が高い理由は、民間人に多大な被害を与えているのが理由。
それはカワイクないから、私は断然モンキーちゃん達を応援してるわ!!」


ルフィは、他の海賊達がどうでも、懸賞金の高さがどうでも構わなかった。ただ、楽しければいいだけ。
「そんな荒れた町にいる職人のおっさんが心配だな」と言うルフィに、ジャッキーは平然と言った。「ウチの人なら大丈夫よ、ボーヤ達の100倍強いから」




①ユースタス・”キャプテン”キッド
南の海出身、キッド海賊団船長
懸賞金3億1500万ベリー

②モンキー・D・ルフィ
西の海出身、麦わら海賊団船長
懸賞金3億ベリー


③”魔術師”バジル・ホーキンス
北の海出身、ホーキンス海賊団船長
懸賞金2億4900万ベリー


④”赤旗”ディエス・ドレーク
北の海出身、ドレーク海賊団船長
懸賞金2億2200万ベリー


⑤”死の外科医”トラファルガー・ロー
北の海出身、ハートの海賊団船長
懸賞金2億ベリー


⑥”海鳴り”スクラッチメン・アプー
グランドライン出身、手長族、オンエア海賊団船長
懸賞金1億9800万ベリー


⑦”殺戮武人”キラー
南の海出身、キッド海賊団戦闘員
懸賞金1億6200万ベリー


⑧”大喰らい”ジュエリー・ボニー
南の海出身、ボニー海賊団船長
懸賞金1億4000万ベリー


⑨カポネ・”ギャング”ベッジ
西の海出身、ファイアタンク海賊団船長
懸賞金1億3800万ベリー


⑩”怪僧”ウルージ
空島出身、破戒僧海賊団船長
懸賞金1億800万ベリー



ルフィとゾロを除くルーキー達は、各地で一発触発の事態となっていた。
24番GR・レストランでは、「大喰らいのボニー」の汚い食べ方に、「ギャング・カポネ」が業を煮やしていた。
同じ店内では、「魔術師ホーキンス」が今日の運勢を占い、店の玄関口では「キャプテン・キッド」と「海鳴り・アプー」が今にも戦闘を開始する勢いでぶつかっていた。


















21番GRでは「怪僧・ウルージ」と「キッド海賊団のキラー」が戦っているのを、「赤旗・ドレーク」が止めに入り、その3人の様子を「トラファルガー・ロー」が見物していた。
















最新の画像もっと見る

コメントを投稿