ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

504話 海賊前線移動中!!

2016年11月24日 | 頂上戦争編



「エニエス・ロビー」にケンカを売った億越えルーキーの”麦わらの一味”が、『天竜人』を殴り飛ばした上に人質にとって暴れているというニュースは、シャボンディ諸島をあっという間に駆け巡った。

これには諸島内に滞在する海賊共は、大小関わらずに動揺を隠せないでいた。
必ず、大将クラスの海軍が乗り込んできて、大変な事になる!!!

億越えのルーキー達も反応した。
カポネは、海軍がくる前にすぐさま諸島を出発する命令を出し、
ボニーは、せっかくバカのゾロを止めたが、その一味の船長はもっと大バカ助だったとは!と悔しがり、
ウルージは、ハタ迷惑な一味だとつぶやき、
ドレークは、出航準備を整えつつ、海軍の誰が出て来るのかに興味を示し、
アプーは、大将ってのを見物して行きたい、と言い出して部下を困らせ、
ホーキンスは、占いによって今日自分が死ぬことはないとして、滞在を決定した。


この情報は、『聖地マリージョア』にある「海軍本部」のセンゴクの元にも即座に伝わり、センゴクを悩ませた。
”白ひげ”との闘争を前に、戦力を分散させたくはなかった。



その時、センゴクの部屋にいた「黄猿」が立ち上がった。
「何がどうであれ、世界貴族に手を出されて動かんわけにはいかんでしょう。わっしが出ましょう。すぐ戻ります。ご安心なすって」







波乱の中心地、1番GRの「人間屋オークション会場」内では、ディスコが店のオーナーにこの件を報告していた。
オーナーの名は『Mr.ドフラミンゴ』

だが電電虫口のドフラミンゴは事態に動揺することなく、平然と笑っていた。
「フッフッフッフッ人身売買なんてもう古いんだよバーカ。時代は”スマイル”さ。その店はお前にやるよ」

ドフラミンゴにとって、商売も、ルーキーが『天竜人』を殴ったことなどどうでもよかった。
そんな事よりも、今目の前で起ころうとしている巨大な歴史の変換の場面に立ち会う事に興味を抱いていた。
ドフラミンゴは、王下七武海メンバーとして、海軍本部より”白ひげ海賊団”討伐協力の強制召還を受けていたのだ。



歴史がかわる。世界の勢力図がかわるこの瞬間の立ち方で、海賊達はその後の未来の立ち位置が変わるのだ。




オーナーに見捨てられたオークション店内は、無法地帯と化していた。

ルフィ達の最優先はケイミーの救出だったが、ケイミーがつけている起爆装置付きの首輪に対処のしようがなく戸惑っていた。その首輪を難なく鮮やかな手つきで外してくれたのは、先ほどのじいさんだった。



裏で先にじいさんに首輪を外してもらっていた巨人の男は、”麦わらの一味”によって解放された"商品達"を連れて逃げることを決断した。巨人の男は、じいさんと”麦わらの一味”に深く感謝し「いつかどこかで会ったなら、この恩は必ず返す」と誓った。






じいさんは、会場内にいる者達を見渡して”麦わらの一味”以外に立っている者を見つけ「悪かったなキミら・・・、見物の海賊だったのか。今のを難なく持ち堪えるとは半端者ではなさそうだな」と笑った。



ローとキッドは、ルフィ達と違ってこのじいさんの事を知っていた。
「”冥王・シルバーズ・レイリー”間違いねぇ。まさかこんな大物に、ここで出会えるとは・・・」

レイリーはルーキー達をひょうひょうと交わして、友人のハチの心配をした。
「この島じゃコーティング屋のレイさんで通っている。下手にその名を呼んでくれるな、もはや老兵、平穏に暮らしたいのだよ。大丈夫かハチ?昔からあれ程この島を歩いてはいかんと言っておるのに・・・。
ありがとうキミ達。私の友人を救ってくれた。話は後だ、とりあえずここを出よう」




だが、オークション会場はすでに大勢の海軍によって包囲されていた。
恐らく、レイリーの情報を聞いたガープ中将によって、レイリーの為の包囲網が張られていたのだろう。

だが、レイリーや億越えルーキー達にとって、海軍の包囲網は脅威ではなかった。
キッドがいち早く会場を後にしたが、その時のキッドのセリフがいけなかった。
「”麦わらのルフィ”の噂通りのイカレ具合を見れたんだ、もののついでだ、お前ら助けてやるよ!表の掃除はしといてやるから安心しな」







たが、ローとルフィはこのキッドのセリフにカチーン!ときて、張り合うように表にでた。
3人共、よく似た性格のようである。







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