ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

505話 クマ

2016年11月25日 | 頂上戦争編




オークション会場から出てきたのは、いずれも億越えのルーキー、しかも船長が先陣きって出てきたことに海兵達はどよめいた。
麦わらのルフィが3億、キッドが3億1500万、ローが2億。
さらに中には億越えの部下が2名、控えているはず!








3人の海賊ルーキーに対して、海兵による一斉砲弾が開始されたが、能力者に物理的な砲弾攻撃は通用しない。
ルフィは【ゴムゴムの風船】で砲弾を跳ね返すと、【ゴムゴムのギガント(巨人族の手)】で海兵達を一気になぎ倒した。



キッドは、飛んできた砲弾に手をかざし【反発(リベル)】と言うと、砲弾は元きた方に飛び戻っていく。
さらに、海兵達の持つ銃器類を含めた一帯にある鉄製品がキッドに吸い寄せられ、キッドの手の右手が巨大な鉄の腕となった。



ローの攻撃は不可解極まりないものだった。
ローが【ROOM】と言うと、ローの周辺にドーム型の空間が出来、その中に居る人間はローの自在に体をバラバラにされた。
手も足も出ないうえに、バラバラのパーツとして生きているのでタチが悪い。




「ルフィ達の後につづけ!」と会場の外にでたゾロ達が見たものは、すでに海兵達を倒した後の3人のルーキー船長の背中だった。この光景に、レイリーは楽しそうに笑った。




しかし、海軍本部に最も近い島だけあって、後方からぞくぞくと海兵達が突撃してくる。
キッドは、海軍大将が現われる前に姿を消そうと、ルフィに別れを告げた。
「それじゃあな、麦わら。お前に一目会えてよかった。次に出くわした時は容赦しねェ!!」

ルフィはにいっと笑って「ふーん、でも『ワンピース』はおれが見つけるぞ!!」とサラリと宣言すると、キッドとローはその言葉に意外な程の反応を見せた。



ルフィもそうだったが、キッドもローも、今までの航路で”そんな事”を口にすると大口を開けて笑われてきた。
ありもしない夢を見る大馬鹿者という扱いを受けるたびに、キッドは笑った奴らを皆殺しにして進んできたのだ。
だが、ここには”そんな事”を本気で平然と言ってのけるヤツがいる・・・。
キッドは、これから先の航路が、今までとはけた違いの海であることを実感し「この先は・・・・それを口にする度胸のねェ奴が死ぬ海だ・・・!!”新世界”で会おうぜ」と笑った。
ローは何も言わなかったが、思いは同じだろう。





3組のルーキー海賊団は、ここで解散した。
ルフィ達は、待機していた「トビウオライダーズ」に乗ってここから脱出をはかった。
デュバルは本来海賊ではないし、散々海軍に追われ、殺されかけてきたトラウマを抱えて、本当は腰が抜ける程の恐怖を感じていたが、それでも”人生の恩人”である"麦わらの一味"の為にと、耐えて踏ん張って信じて待っていてくれていたのだった。


ローは、脱出ついでに『天竜人』の奴隷となっていた「海賊キャプテンジャンバール」を開放して仲間にした。
ジャンバールは「奴隷から開放されるなら、喜んで部下となろう!!!」とローに感謝したが、ローは「半分は”麦わら屋”に感謝しな!!」と愉快そうに言った。






海兵との乱闘会場からいち早く抜け出していたキッドは、その先で「王下七武海・バーソロミュー・クマ」に遭遇し、クマの放ったビームで足を負傷した。ルフィ同様、億超ルーキーにとって「王下七武海」は強敵である。

後から乱闘会場を出たトラファルガー・ローが、足止めされていたキッド達に追いついた。
ここを脱する為には、嫌でも協力して目の前のバーソロミュー・くまに対応するしかない。
















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