ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

47巻-457話 肉~!

2016年10月07日 | スリラーバーク編





ゲッコー・モリアは「はじめようか」と言って、手の中でジタバタ暴れるルフィの影に「静まれ!!麦わらのルフィの影よ!!おれがお前の新しい主人だ」と話しかけると、ルフィの影はピタリと大人しくなった。





スリラーバークの3人は、このスリラーバーク始まって以来の大型ゾンビ誕生に期待をよせ、
麦わらの一味の3人は、とんでもない事が起こりそうな気配に、不安におののいた。





「今からお前がゾンビとして生きる為の声と肉体を与える。過去の一切の人間関係を忘れ去り、おれに服従する兵士となれ」とモリアが言うと、ルフィの影は従順にコクンと頷いた。これで"契約"が成立し、ルフィの影はモリアの意のままとなる。
それからモリアはオーズを向くと「さァ目覚めろ!!!500年の眠りから!!!」と言うと同時にルフィの影をその巨大な赤鬼の体内に埋め込んだ。




ルフィの影が完全にオーズの体内に入ると、凍って動かない死体のはずのオーズの肉体が少しずつ生気を取り戻していく。体を覆う氷が溶け出し、ドクンドクンと鼓動を打ち出し、握られていた手が少しずつ開いていくではないか・・・!!
そしてとうとう、その恐ろしい目がギョロリと見開いた!!!


この恐怖にナミ達3人は耐え切れずに悲鳴をあげ、クマシーから飛び出してしまった。




だが背後でオーズが立ち上がって、500年ぶりに叫んだ。
「肉~~~~~っ!!!!ハラ減った~~~~!!!サンジ!!メシーーーー!!!」
その声はスリラーバーク全体を揺るがすほどのビリビリとた大音響であり、4怪人がオーズに気を取られている間に、ナミ達は脱兎の勢いで逃げ出した。





これで3人は全てに合点がいった。
ドクトル・ホグバッグの「命の蘇生」とは、死体にモリアが能力で奪った他人の影を入れて従順なゾンビとして蘇らせることだったのだ!!!犬っぺにはサンジの影が入れられ、侍リョーマにはブルックの影が入れられてあるのは、もう疑う余地がない。

チョッパーは逃げながら怒りに震えた。
「人の命をバカにしている!!!何が人類の夢だ!!何が人の蘇生だ!!人を救う気なんてないじゃないか!!!」
だがそんな事を悲しんでいるヒマはない。ルフィもサンジも影を奪われた今、仲間を救い出せるのはウソップ達3人にかかっているのだ。
だが、意気込むウソップとチョッパーを背後からアブサロムが遠隔攻撃で爆撃し、ナミを拉致した。
ウソップは「女一人守れねェで男ウソップ生きる価値なし!!」とすぐに起き上がって【六連蝮星】を撃ったが、アブサロムはナミごと透明になり、見えなくなってしまった。目に見えぬ敵は「ゾンビ共後は任せた。2人を捕まえてモリア様の元へ・・・」と言ったきり、二度と声も姿も現さなくなった。



直後、上からは鎧を着た強そうなゾンビが、下からは墓地にいたようなソンビが大量に、壁からも天井からもゾンビが沸くように出てきては、ウソップとチョッパーを抑え込んで離さない。




そこに「おれの弟分達から手を離せや!コラァ!!」という聞きなれた声がして、周囲のゾンビが次々浄化されていく。フランキーとロビンが塩を持って助けに来てくれたのだ。




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