ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

511話 鉞かついだ戦桃丸  (麦わらの一味崩壊編-5)

2016年12月01日 | 頂上戦争編



「くま」を倒した”麦わらの一味”は、皆疲労困憊で息も荒く、座り込んでいた。
倒れたくまにトドメをさすか、逃走せねばならない事はわかっていたが、立ち上がる気力体力が残っていない。

だが、そんな一味の前に「ほいさぁ!!!」との掛け声で現われたのは、もう一体の「くま」と子どものようないでたちの巨大な鉞をかついだ男だった。



鉞男は、倒された「くま」を見て「オイオイ、何て無様な姿だPX-4.。てめぇら『パイフィスタ』を1人造る為に軍艦1隻分の費用を投入してんだぜ!!まったくあのパンク野郎に何て報告すりゃいいんだよ・・!!」といまいましげに言った。
ロビンが『パシフェスタ(平和主義者)』という言葉に反応した。


敵の襲来に驚いた一味は、その男に「てめぇは何者だ!?」と聞くも、その男は「わいに質問しても無駄だ。わいは世界一ガードと口の固い男、戦桃丸だ」とあっさり教えてくれた。



その戦桃丸と名乗る男が「始めるぞ、PX-1」と言うや、傍らにいた新しい「くま」がその掌からレーザービームを発射し始めた。


ルフィが決断して一味に指示する。
「ここは逃げよう!!一緒じゃダメだ!!バラバラに逃げるぞ!!みんな!!3日後にサニー号で!!」」



サンジは咄嗟にゾロに「・・・お前大丈夫か?」と心配して声をかけたが、サンジの情けを受けるゾロではなかった。

3手に別れて逃走を図った一味だったが、海軍本部がそう簡単に逃走を許すはずもない。

サンジ、ナミ、フランキーの前に立ちはだかるのは、くま
ルフィ、ロビン、チョッパーの前に立ちはだかるのは、戦桃丸、
そしてゾロ、ウソップ、ブルックの前に立ちはだかったのは、遅れて来た大将・黄猿だった。


ルフィは、大将黄猿の登場にゾクッとした恐ろしさを感じた。

ゾロは、黄猿の登場と同時に受けた一発の攻撃で、ギリギリだった限界を超え、自力で立ち上がることも出来ないまでのダメージを受けて、かろうじて意識を保っていることが出来る程度で地面に横たわっていた。

そのゾロめがけて、黄猿の光の蹴りが入ろうとしていた。
いくらゾロが頑丈であっても、ここで大将の攻撃を受けると確実に死ぬことは、誰の目にも明らかだった。




ルフィは遠くから「ゾロ!!危ねェ!!ゾロが危ねェ!!!」と喚くだけでその体はゾロ救出には動けないでいた。




黄猿が足を下ろした瞬間、その足を横から弾き飛ばした男がいた。



「・・・・あんたの出る幕かい、”冥王”レイリー!!!」
ゾロを助けたのはレイリーのおっさんだった。
「若い芽を摘むんじゃない・・これから始まるのだよ!!彼らの時代は・・・!!!」









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