ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

565話 オーズの道  (マリンフォード-17)

2017年01月25日 | 頂上戦争編



湾内に包囲された海賊達に、浴びせられたのは赤犬のマグマだった。


空から降り注ぐこの超高熱の塊に、湾の氷が溶けて足場を失い、海水は煮え滾る熱湯となり、白ひげ海賊団の船を次々と、モビーディックをも沈没させた。
ルフィ達のゴーイングメリー号よりも、遥かに長い年月を白ひげ海賊団と共に世界を渡った船である。


白ひげは業火に焼かれて沈んでいくモビーディックに心の中で「すまねぇ・・・」とつぶやいてその最期を見届けた。



足場を失って海に浮かぶ海賊達を、鉄壁から340度ぐるりと突き出した大砲が狙い撃ちする。
唯一開くオーズの道も、当然海賊達がここに集まるものとして、集中砲火にあって進めそうもない。白ひげを持ってしても、この鉄壁を超える事はできない、海賊共が鳥の籠状態になった時、センゴクが宣言した。
「作戦はほぼ順調、これよりポートガス・D・エースの処刑を執行する!!」



その声に反応したのか、死んだかと思われていたリトルオーズJr.が立ち上がった。


だが、リトルオーズはすでに虫の息である。黄ザルが、トドメにオーズの頭を光で打ち抜こうとした時、1本の水柱が立ち上がり、黄ザルの目の前に”麦わらのルフィ”を落とした。



大将1人にも敵わないルフィが、大将3人の目の前に!!
ルフィはひるむことなく、【ギア2】で3人の大将に攻撃をしかけだしたが当然の如く大将に通用するわけもなく、ルフィは三度黄ザルに蹴り飛ばされ、青キジの氷槍に刺されて流血して倒れた。



青キジは「お前のじいさんは恩人だが・・仕方ねェよな、男一匹選んだ死の道」とルフィにトドメを刺そうとしたところを、マルコに助けられた。
青キジがその一瞬をためらっていなかったなら、ルフィの命は危なかったかもしれない。



ルフィが足止めを食っている間に、エース処刑の刀が振り下ろされた。
だが、エースの処刑を阻止したのは、クロコダイルだった。



これにはセンゴクも驚いた。 「白ひげに旧怨あるお前は我らに都合よしと思っていたが!!」
クロコダイルは「あんな瀕死のジジィ後で消すさ、その前にお前らの喜ぶ顔が見たくねェんだよ!!!」とセンゴクを睨みつけた。




そのクロコダイルの首を跳ねたのは、ドフラミンゴだった。 「オイオイワニ野郎、おれをフッて白ひげと組むのかァ?嫉妬しちゃうじゃねェかよフッフッフ!」
クロコダイルはサラサラと跳ねられた頭を戻すと「おれは誰とも組むつもりはねェよ」と、またクロコダイルとドフラミンゴの戦いが始まった。



ルフィの包囲壁突端をきっかけに、3人の能力者が岸に上がったことになる。
白ひげは、このチャンスを見逃さなかった。















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