ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

298話 島の歌声(ラブ・ソング)   (おれ達はここにいる-6)

2016年04月28日 | 空島編





空の国を完全に葬り去るはずだった【巨大雷迎】は、ルフィの活躍によって弾けとび、そこに広がる美しい青空は、希望そのものだった。

ワイパーはボロボロの体が壊れそうなほどに叫んだ。
「鳴らせェ麦わらァ!!!シャンドラの灯を!!!!」



元神ガン・フォールも、平和への願いを込めて空へ叫んだ。
「聞かせてくれ小僧・・・!!!島の歌声を!!!!」


もちろんルフィはそのつもりだ。
「じゃあな!!!お前ごと鳴らしてやる!!!」

だが、黙ってぶっ飛ばされるエネルではない。
最強種"自然系(ロギア)"が、"超人系(パラミシア)"になど負けるはずがないと、最大出力【2億ボルトの雷神(アマル)】でルフィを攻撃する。
「我は神なり!!!!」

電気攻撃ではなく、電気エネルギーで溶けそうな程高熱にした金の鎗をルフィに突き刺したのだ。
ルフィは、エネルの方舟から落下していく途中で、アイサやコニスの苦しみを思った。
ここで自分がエネルを撃たねば、空島の人達苦しみから解放されない。



ルフィは落下の途中に浮かぶ雲を利用して、【ゴムゴムのロケット】で再び飛び上がった。
鐘が鳴るまで何度だって諦めない。
【ゴムゴムのオ-------------------!!!!!黄金回転弾(おうごんライフル)!!!!】




巨大金玉の重みで思いっきり伸びた上に、キリキリと巻いたゴムの腕は、巻きを逆回転させながらエネルの2億ボルト【雷神】を打ち砕き、エネル本人も打ち砕き、その腕はとうとう"黄金の鐘楼"に到達した。




黄金の鐘には、いろんな人の想いが込められている。
親友ノーランドに「おれ達はここにいる」と伝えたかった、大戦士カルガラの無念の想い・・・
カルガラの意志を引き継ぎ、ノーランドやその子孫に"シャンドラの灯"を鳴らしたいワイパーの想い・・・
奪われた故郷を切望しつづけたシャンディアの人々の想い・・・
愛するカルガラ達がこの世を去り、孤独に耐えて生きてきた大蛇ノラの想い・・・
400年続く空の戦いを終わらせ、平和を取り戻したい空の人々やガン・フォールの想い・・・

処刑されても尚、シャンドラを信じ続けたノーランド・クリケットへ届け!!
400年のうそつきのレッテルにも負けず、ロマンを胸にノーランドを信じつづけたモンブラン・クリケットへ届け!!
そのモンブラン・クリケットを信じて支え続けてきた愛すべきサル達に届け!!


「届け----------------!!!!!」






おっさん、聞こえるか?"黄金郷"はあったぞ。400年間ずっと空にあったんだ。




 


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