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神奈川近代文学館と氷川丸

2015年12月02日 | 散歩
 横浜みなとの見える丘公園にある神奈川近代文学館を訪ね、常設展を堪能、中華街で昼食後、山下公園に係留中の氷川丸をじっくり見学、帰路はシーバスで横浜駅まで。
天気はいまいちだったが、たいへん中味の濃い散策だった。


みなとの見える丘公園の見晴し台


みなとの見える丘公園からの眺め、ちょっと曇り空で、うすら寒い!

<神奈川近代文学館>
 神奈川近代文学館は神奈川県ゆかりの作家や文学作品に関連する肉筆資料、書籍、雑誌の収集、保存、展示を行う博物館と日本近代文学専門の図書館、講演会などを開催するイベントホールの三つの機能を併せ持つ国内屈指の総合文学館である。


神奈川近代文学館正面


常設展 エントランスホール


常設展 常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち」
第2部 芥川龍之介から中島敦まで が展示されていた。
展示スペースが広く、内容も充実しており、じっくり見学できた。


展示の概要(文学館サイトより)
日本が軍国主義を推し進め世界と対立、ついには崩壊へと至る関東大震災から敗戦まで――芥川龍之介の衝撃的な死に始まるこの激動の時代、それぞれの生き方、文学の道を選んで活躍した中島敦まで13人の作家をとりあげている。
横浜に住んでいた作家には谷崎潤一郎、吉川英治、中島敦があげられ、 芥川龍之介、横光利一、川端康成始め、多くの作家が神奈川県にゆかりがある。


岩崎ミュージアム


みなとの見える丘公園の通りにあった朽ちた住宅、なぜか趣がある。


循環バスで中華街まで


横浜中華街 朝陽門

朝陽門を入り、通りをぶらつき、とある店で昼食をとる。

 このあと、山下公園へ、氷川丸を何十年ぶりかに見学。

<氷川丸>
 横浜のシンボルとして山下公園に係留され海風の中、雄大に佇む日本郵船 氷川丸。日本と米国を結ぶ航路のうち、シアトル航路を担った。氷川丸は11年間で太平洋を146回横断し、約1万人が乗船したという。


係留されている氷川丸


甲板デッキ


有島武郎「或女」をちょうど読み終えたところで、主人公草月葉子がアメリカへ渡航する際の船内の描写が生き生きと浮かんでくるようだ。






船首


操舵室


中央階段


特等客室か、豪華なつくり


こちらは三等客室だそうだ。

 氷川丸見学を終え、シーバスで山下公園から横浜ポートサイドへ。

<シーバス>


シーバスから眺めた氷川丸


横浜臨港パークの眺め

 夕闇迫る頃、横浜ポートサイドに着く。

ここから横浜駅はすぐ。帰路へ。

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