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龍ヶ崎撞舞ツアー

2014年07月27日 | 散歩
 松戸市と茨城県龍ケ崎市の観光協会が友好都市宣言を結んだということで、両市観光協会が国選択・茨城県指定無形民俗文化財「撞舞(つくまい)」を案内するツアーがありました。さっそくツアーに申し込んだら、めでたく当選。
本日ツアーに参加しました。
撞舞は竜ヶ崎上町の八坂神社祇園祭の最終日に行われる行事です。
笛や太鼓の囃子に合わせて、雨蛙の麺を被った舞男が高さ14メートルの撞柱(つくばしら)の上で、アクロバティックに舞う姿は必見です。
撞舞は400年以上前から行われていたと伝えられている。撞舞は雨乞いや五穀豊穣、または疫病除けの意味があると言われている。

 実は私は幼少期2年間竜ヶ崎に住んでいました。その折、この撞舞を見た覚えがあり、幼いながら脳裡に焼き付いていたようで、時々懐かしく思い出していたところです。実に60年ぶりに再会する撞舞に、気持ちはすでに舞い上がっているようです。

 常磐線「佐貫駅」集合し、竜ヶ崎泉に乗り換え終点「竜ヶ崎駅」へ。


竜ヶ崎駅


本町商店街大通り ちらほら屋台が


八坂神社


絵馬(撞舞が描かれている)

撞舞会場に向かう


大通りの竜ヶ崎の古民家


撞舞通りに到着


反対側に竜ヶ崎城跡(現在は竜ヶ崎二高)が見える。
私が住んでいたところが、あの城跡の下だった。


舞台のわきでは笛や太鼓の囃子が始まっていた


撞舞の撞柱(つくばしら)
柱の頂上はサンバワラ(桟俵)を120枚重ね白い布で覆った円座


撞柱の下の舞台にはお祓いを受けた舞男が準備中


舞男が撞柱を登り始めた


途中で逆立ち


頂上の円座から弓を放つ
舞男が放った矢を拾った人は、災厄を1年間免れると言われている。


円座の上で逆立ち


柱の張った3本綱をすべり、妙技をみせる


見物客はハラハラドキドキ


夕暮れが迫るまで続いた


舞男と記念写真


馬掛け
神馬が根町大通りを3往復し、清めの意味があるようだ


神馬のアップ


帰路、本町商店街大通りでは神輿がピークだった
下町神輿


横町神輿


米町神輿

<参考>竜ヶ崎市歴史民俗資料館発行の絵葉書です。




 撞舞は竜ヶ崎の他には千葉県野田市・旭市・多古町、秋田県の潟上市で行われているとのことでした。 

 関東の奇祭といわれる撞舞。一見地味な祭りですが、歴史ある行事をぜひ後世に伝えていって欲しいと思いました。

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