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川越まつり

2012年10月20日 | 散歩
 川越まつり、2012年は川越市制90周年にあたるので29全ての山車がでる予定、これは10年ぶりのことだそうだ。
マイカーで、松戸から外環を通り1時間50分程で川越に到着。

 川越まつりの概要は以下の通り。
川越城下の大半が焼き尽くされた寛永15年(1638年)の川越大火の翌年に幕府老中首座であった松平信綱が川越藩主となり町の再興が為される中、慶安元年(1648年)、松平信綱が二基の神輿・獅子頭・太鼓を寄進、川越総鎮守である氷川神社の神事として神輿渡御信綱が行われるようになった。慶安4年(1651年)には祭礼となる。
川越まつりの特徴として、氷川神社の神幸祭の付け祭りが発展したものが現在の川越まつりであり、関東では数少ない山車のお祭りである。現在、神田祭や三社祭などに見られる神輿のお祭りではない。山車の曳き回しと山車の舞台上での囃子の演奏がされる。

<氷川神社>
 欽明天皇の時代に大宮市の武蔵一宮から勧請されたと伝えられ、江戸時代には川越城下の総鎮守となり、歴代の城主をはじめ城下の人々の厚い信仰を得てきた。嘉永3年(1850)に建てられた本殿は、川越まつりの山車の人形を主題にした彫刻がほどこされている。川越まつりは、同神社の神幸祭が起源とされている。


祭りの日の氷川神社


神社本殿


柿本人麻呂神社と万葉歌碑
  →詳細は万葉アルバム


あい鯛みくじ
川越氷川神社には、ちょっと変わったおみくじがある。
「あい鯛みくじ」といって、釣り竿で鯛を釣りあげて、その中に入っているおみくじを引き当てる遊び心いっぱいのおみくじ。おみくじと一緒にまが玉が入っているのは「えんみくじ」。まが玉は全部で8色あり、当たった色によってどんな“縁”に導かれるかが占えるらしい。


ご神木

 マイカーを町北側の臨時駐車場に停めて、町中心街に向かって歩く


新河岸川沿いを行く

<川越まつり会場>


大手町あたり


志多町 弁慶の山車


喜多町 秀郷の山車


男衆の祭衣装


元町一丁目 牛若丸の山車


山車のみごとな幕と彫刻


蔵造りの町並み 仲町付近


川越まつり会館


会館前の飾り


会館内の展示と説明


川越を舞台に放映されたNHK朝ドラ「つばさ」のセット


会館2階から通りを眺める


神幸祭の行列始まる


女御輿


手古舞と山車(弁慶)


元町二丁目 山王の山車


囃子


幸町 翁の山車と埼玉りそな銀行


幸町 小狐丸の山車


再び 志多町 弁慶の山車


六軒町 三番叟の山車


おかめ踊り


こちらも おかめ踊り


時の鐘


重厚な蔵造


小江戸横丁


手古舞たち


粋な装束


こちらも 可愛い姿

 川越まつりを見物した印象は、京都の祇園祭のように優雅で上品さが目立った。女性の参加が花を添えており、特に手古舞の装束は目を楽しませてくれた。合わせを数枚重ね着して右腕を外しているのは、とても粋を感じる。
お囃子も独特の音色で祭りの景色にはなくてはならない風情である。上品な中にも、おかめとひょっとこが屋台上で踊る姿も楽しい。特におかめは女性が演じているのである。

 山車は29台のうち7台に遭遇しただけだが、川越まつりの楽しさは十分味わうことができたようだ。

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