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筑波山ドライブ

2009年04月15日 | 散歩
         筑波山(写真をクリックすると大きく表示します)

夕べひさしぶりにまとまった雨が降り、今朝起きたら快晴。
この天気を逃したらと、女房殿と筑波山へドライブ。9時30分出発。


水戸街道を牛久までいき、つくばの東大通りを北上。
この通りは緑が多く気持ちが良い。程なく前方に筑波山が見えてきた。
つきあたりを下館つくば線に入ると、筑波山が眼前に広がってくる。


筑波山麓に目をやると、山腹にはまだ桜が咲いているのがわかる。
真っ赤な筑波山神社の鳥居とケーブルカーの線がはっきりわかる。


山腹に入り丁度12時。ちょうど運良く見えてきた、そば処「筑膳」に入り昼食。
駐車場にこいのぼりが立ち、筑波山とツーショット。

築100年古民家を改築した店で、調度品や飾りつけが丹精ですばらしい。
私は「からみ大根そば」、女房殿は「山菜天ざるそば」を食す。
こしがあって、風味も豊かで、こんなおいしいそばはひさしぶり。
山菜の天ぷらも春の香りが豊かなものばかりで、量ももりだくさん。
四季折々寄ってみたいね、とうなずき合った。ここはおすすめの店である。


店を出て、すこし上ると大鳥居に出る。ここで車を駐車場にあずける。
筑波山神社に向かう。御神橋が真新しく綺麗だ。
この御神橋は寛永10年11月(1633)三代将軍家光公寄進のもので、
安土桃山時代の豪壮な遺風が見られる。


筑波山神社は古代より山岳信仰の対象とされてきた筑波山を境内とし、男体山頂に筑波男大神(伊弉諾尊)を、女体山頂に筑波女大神(伊弉冉尊)を祀る本殿が建てられており、ここにあるのは拝殿である。
筑波山は男女が歌のやりとりをして互いの相手を見つける集い「歌垣の場」として、万葉集に多く歌われている。筑波山万葉歌碑へ


直径1mもある大きな鈴は、山頂に鎮まる神様にその音が聞こえるようとのこと。
しだれ桜と万葉歌碑とのツーショット。


ケーブルカーの発着駅からは男体山と女体山を真近かに望むことができる。
ケーブルカーで頂上を目指す。かなり急な斜面を登っていく。


山頂駅はすこしひんやりしていた。関東平野が一望である。


女体山方面に少し登ると、カタクリの里がある。
里といっても、登山道わきの山肌に一面のカタクリがあるところ。
ちょうどカタクリの花が見ごろを迎えていた。


帰路、取手つくば線(19号)を走っていたら、偶然に古刹に出会った。
伊奈町にある不動院である。本堂も三重塔も江戸時代の建立だが朱色基調でなかなか重厚なたたずまい。奈良の薬師寺になんとなく似ているように感じた。

今日のドライブの収穫は、昼食のそば処筑膳と不動院であった。

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