雪中散歩

　今日は朝から雪が降り続きなかなか止まない。
そこで二十一世紀の森と広場へ雪の写真を撮りに。
完全武装で出掛けたせいか、すこしも寒くない。
ただ写真撮影の時に、雪がカメラに降りかかるのを防ぐのが大変。
日曜日だが雪が降り注ぐ時に散歩している人はやはり少ない。
それでも親子ずれも何組か来ていた。女の子が元気良くジョギングしていた。
大きな広場がいちめん雪に覆われて、足跡がないところを歩いて行くのは、
どこか信州の雪山を歩いているような気分で爽快でもある。
セキレイが雪の上を歩きながら近くに寄ってきて離れようとしない。
ロウバイの花に雪が被っている。梅のつぼみは寒さの中で縮こまっている。
自然観察舎から池の中でえさを探す白いコサギが雪の白さに溶け込むように見えた。
雪の景色は写真ではのっぺりと映るので、なかなか難しいのである。
雪中散歩は準備が大変だが、行ってみるとこんなにすばらしい体験ができるものだ。億劫がらずに出歩くことが大切だ。