本日は完了検査でした。
公共工事では、現場が完了した際に、発注者が必ず書類と現場の検査を行い、
設計書どおりに、現場が出来ているかどうかを確認します。
今回の現場は、愛知県新城設楽農林水産事務所から発注された
「あいち森と緑づくり森林整備事業 新城人11号工事」でした。
※「あいち森と緑づくり森林整備事業」
http://www.pref.aichi.jp/0000014207.html
発注されたのが今年の1月に入ってからであり、非常に工期がタイトな現場でした。
そのため、当社の職員だけでは間に合わないため、
近隣の林業事業体さんにも手伝ってもらい、無事に現場は工期内に完了しました。
場所は、新城市吉川の桧峠です。
1月から3月の2ヶ月の間に、約9000本のスギとヒノキを伐採しました。
3月は雨が多くて(特に激しい雨が!)、危険が伴うため作業の出来ない日があったり、
現場は「道際」で「電線」があって「急傾斜地」でと、非常に作業が困難な場所で、
(といっても、そういうところだからこそ、公共の予算で整備がされるので、仕方がないのですが・・・)
安全確保のため牽引器具を用いて作業を行なわなければならず、通常伐採よりも時間がかかったりと、
まさに天気と時間との戦いでした。
最後に検査官から、「とてもキレイな現場で言うことはありません。」と、お褒めの言葉をいただきました。
この2ヶ月間、ほとんど休みもとらずに、ひたすら木と向き合ってきた、木こりたちの苦労が報われました。