三代目虎真之助blog 『森から出たまこと』

「森はいのちの源」 奥三河の森から学んだこと、感じたこと、得たものを書き記しています。

新城こども園バザー

2019-05-30 14:44:25 | 奥三河の紹介

恒例となった新城こども園のバザーが今年も開催された。

 

 

こども服は、使用期間が限定される。

こどもの成長によっては、1年で着られなくなることも多い。

それでも、小さくても服である以上それなりの値段はするし、

こどもは何かと汚すことも多く、1日に何回も着替えるため、それなりの数も必要となる。

 

これが家計にとっては、ばかにならない。

 

そこで、まだ着られる服をリサイクルすることで、お互いに助け合おうというのが、

このバザーの趣旨だ。

ほかのこども園の様子は知らないのだが、

新城こども園のバザーは、品質が良いものが多く揃っていると、噂が広まっているようだ。

28日から3日間限定で始まったのだが、初日は開場前から行列ができていたとのこと。

また、3日目は値段がさらに安くなるため、それを待ってかけつける方もいるようだ。

 

他のこども園に通う保護者の方も、チラシを見たり噂を聞きつけ集まってくる。

 

こども服に加えて、マタニティ用品も取り扱っている。

確かにこちらも期間限定の衣類だ。

ママ友が品定めをしていたことで、周囲の方がご懐妊に気がついたということもあったようだ。

 

リサイクル品に加えて、保護者のみなさんのハンドメイド作品も並ぶ。

水筒のひもカバーなどは、市販で探そうと思ってもなかなかないし、自分でつくるのも時間がかかる。

裁縫が得意な保護者による助け合いだ。

 

このバザー、売り上げは保護者会活動の事業費に充てられる。

これまで市の地域活動交付金制度を利用していたのを、

今年度は、全額自主財源で賄おうと気合が入っている。

 

「こどもたちのため」

この1つの想いが多くの方に共有され、まさに好循環が生まれている。

 

しかし、そこから生まれる保護者同士の交流も見逃せない。

 

「イベントの最大の成果は、人と人が出会うことによるネットワークの構築だ」

以前、ある大学教授に言われたことを思い出す。

 

いろんな意味で多くの収穫があるこのバザー、

今後も続いていくことを願いたい。


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