538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

デッド寿司

2013-01-20 23:26:08 | 邦画
井口監督が武田梨奈を起用しての
アクションホラーを見て来ましたが
こちらが期待しすぎであったのか
勢いの薄いような映画だったような気がしたけども
そこは井口監督ですからそれなりに楽しむことはできました
ってレートがR-12の映画だったのね

日頃何気に食べてるお寿司が逆に人間を襲って食いまくる
って発想がユニークといやユニークなんですが
幼児の発想ができる井口監督ならではでしょうか

炙りサーモンの寿司は火を吹いて人間を逆に炙りまくる
トロや赤身にエビは歯を剥いて噛みつくし
イクラの軍艦巻きは人間の舌にくいつたり

何故に寿司がアンデッド寿司になったかって
製薬会社の研究員が死亡した細胞を甦らす薬を発明したから
寿司に食われた人間もこれまたゾンビに

武田梨奈さんは実践空手の人ですし
体の切れもよいし、これからの人でありますが
コメディ演技としてはまだまだこれからかなぁ

デッド寿司のマグロとエが交尾しちゃって
あっという間に沢山の子寿司を産み出すのには吹いた

津田寛治さんは安定した狂った演技でした
亜紗美さんとの卵の黄身のキスシーンは
なんというかキモいというのと、してみたいような
でもやだな、なんて見てるこっちも
苛っとしたり、羨ましかったり、でもできねぇ
おバカな寿司交尾と黄身キスは幼児感性の井口監督ならではでしょうか

海外戦略の映画ですから一応女体盛も出てきますけども
下着姿だったのでねぇ
ま、レート的に仕方ないかなぁ
でも日本人が作ってるから、ちゃんと台詞に
人肌で暖められてるから旨さが増幅みたいなのもあったし

風呂で首チョンパの血飛沫浴びた洗髪中のお姉ちゃんも
温かいシャワーだはなんてねぇ

エロもグロも不足な映画でしたけども
90分楽しめる映画
エンドクレジットでメイキング映像がワイプで流れるのですね

東京では武蔵野館のみでの公開
はじめはレイトショーでの公開だけでしたけども
武蔵野館では一番キャパの大きいスクリーン1での
メインロードショーになってましたねぇ

2012年製作、日本映画
井口昇脚本・監督作品
武田梨奈、 松崎しげる、須賀貴匡 、仁科貴、
亜紗美 花巻由美、村田唯、ジジ・ぶぅ、島津健太郎、
手塚とおる、津田寛治出演