538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

猟犬たちの夜 そして復讐という名の牙

2013-01-31 22:57:16 | TVムービー
前作「猟犬たちの夜 オルフェーヴル河岸36番地ーパリ警視庁」
と同じオリヴィエ・マルシャル脚本のフランスTVドラマシリーズ
「FLICKS」の2シーズン目と言っても
1話47、8分のドラマの4本分を纏めたミニシリーズ
前作よりチョイ長い207分十分に楽しめるドラマでした

先に前作をやっぱ見ておいて正解
人物の相関が理解できてるのでスムーズに見られた
美人研修生も一応後半で出てきたねぇ
刑務官に転属していたのは今回シリーズのためか

只、ちょっと前作と雰囲気が違って見えたンで
監督さんが変わってらしたというのもあるようですが

前作はフランスノワールものの雰囲気を出すために
画面というか絵面を暗くした上にフィルムの質感を醸すように
ザラつきを加工していたので
目でもノワール感を満喫できたのですが

今回の監督さんは主人公の一人が先のシリーズでの
クライマックスの銃撃戦を受けて刑事罷免
かつ服役後という設定からか知れませんけども
撮影メデイアのデジタル感をまんまさらされてるので
明るく鮮明な画面なんですので
フィルムノワールドラマの感じがしなかったのが残念だった

オリヴィエ・マルシャルご本人が今シーズンのワルボスとして
登場しちゃうのね
で主人公は前作のルイが殺されたことから
復讐の犬と言うことでイヌになっちゃうのね

警察にワルボスに情報流すヤツがいたりして
あっけなく正体バレちゃったりと
確執の男二人の繋がりの深さをきちんと描いてる

裏のテーマは親子愛なのねぇ
主人公、ワルボスそしてやくざの情婦
三者三樣の親子の子を思う気持ちがいいよねぇ
ワルボスはそのために息子を脱獄させるし
情婦は情報を流しちゃう
こういう脚本の妙はいいよねぇ
実に人間臭いくて
ドライのようでウエットなんだねぇ人間の本質って

さてサードシーズンはあるんのだろうか
あったらまた見ちゃうんだろうな

2011年製作、フランスTVドラマ
オリヴィエ・マルシャル脚本、ティエリー・ブティ監督作品
フレデリック・ディファンタール、ヤン・サンベール、
カトリーヌ・マルシャル、オリヴィエ・マルシャル出演

猟犬たちの夜 オルフェーヴル河岸36番地ーパリ警視庁

2013-01-30 22:56:53 | TVムービー
最近フランスのノワール映画が面白くて
1月9日発売の「猟犬たちの夜 そして復讐という名の牙」を
予約購入していたのですが、ジャケットの裏に小さく
「猟犬たちの夜 オルフェーヴル河岸36番地ーパリ警視庁」の続篇で
前作みてなくもお楽しみにいただけます
なんて書いてあったけど

私はこういうのちゃんと順番に見ないと気がすまない人でして
早速地元のTSUTAYAさんGEOさんのレンタル探したけど
新作はどっちにも上下巻導入されてるのに店頭無し
でセルをと渋谷TSUTAYAに行ってみたけども在庫無

ということで探して入手に手こずりましたが
ようやっとセルを入手したので
早速の鑑賞でしたけど
これってフランスのTVドラマだったのね

47、8分のものを4話構成の作品ですか
全部で197分もあったけども、TVドラマの常で
引っ張るので途中で次はどうなると、つい見続けてしまいますね
流石にオリヴィエ・マルシャル上手な脚本構成でしたが
なんかどっかで見たような感じがしてるんだけど
見てはいなかった

マルシャルは監督はされていないけども、奥さんが主要人物で
キャスティングされてるのね
二人の警官の確執が過去の女と絡んでいて
その過去の女性に似た研修生が登場するけども
あっけなく事件の渦中で殉職というか殺してしまうなんてね
で主人公の一人がその復讐に燃える
そこいらのドラマツルギーがマルシャルやねぇ

男同士の友情というか確執の綾がいいよねぇ
そして警官がもう犯罪スレスレというか一線を越えちゃってる
一応エピソードとして完結させてるので
確かに新作を即見てもいいんでしょうけど

主役の人間関係が分かった分続篇は見やすそうだし
ラスト長官死んじゃったようですが
新作にはちゃんとクレジットされてるようなので
これからが楽しみですねぇ
でも続篇もDVD2枚だし、尺が207分もあるのね

2008年製作、フランスTVドラマ
オリヴィエ・マルシャル脚本、ニコラ・キッシュ監督作品
フレデリック・デファインタール、ヤン・サシベール、
カトリーヌ・マルシャル出演

ユダ

2013-01-29 23:02:05 | 邦画
伝説のキャバクラ嬢立花胡桃の自伝的小説の映画化
原作者の立花胡桃さんはTVバラエティで文化人枠で活躍されてて
たまに私もモニターの中で彼女を見かけますが

そんな彼女が高校生時代に妊娠した途端にカレシに捨てられ
堕胎費用欲しさに水商売の道に入っていくけど

所謂昭和の時代から日本映画が一つのジャンルとして確立していた
風俗映画だと思ってましたが
なんだろな、コレはもう酷い映画
ってか映画としての体をなしてない

映画としてのテンポというかリズム感がないんだよな
そして映画のもってるはずのケレンであるところのクライマックスと
それに伴って観客の得られるはずのカタルシスが全くない

途中で帰ろうと思ったのですが、
ホン書いたのは誰?監督は?
事前に情報入れないからね、誰だか知らないで見に来ちゃってるし
平成の映画はオープニングのクレジットはないからね
家に帰ってネットで調べりゃいいけども

ま、根が映画館の暗がりは好きですから
エンドロールを楽しみに、只それだけでがまんして見てましたけども
やっぱ苦痛でしかないよな

で、大富いずみと言う監督さん
アメリカで修行された女の監督さんだったのね
ホンも書かれてる訳ね
監督デビュー作だった訳ね、まだまだお勉強が足りないような

立花胡桃さんの原作なぞは読んでないのは勿論ですが
映画のタイトルは英字で「JUDAHS」
ユダはキリストを裏切った人物の名前
人の名前に複数形ですか
そして主人公の過去を描くのにスーパーは
TWO YEARS AGOってくるし

過去を描いたのち物語はA YEAR LATERのスーパーから
語られる

立花さんは多分ユダとカタカナで書かれたかどうか知りませんが
ユダは転じて裏切りの意味ですから
キャバ嬢の虚飾を複数形で表現されたのは
監督さんに英語の素養があるということでしょうか
A YEARなんてちょっとイヤミにも感じますけども

そんなことより淡々と主人公の生きざま描くだけでね
一人称で描くから映画に起伏もないわけで
キャバ嬢にいれあげる水橋研二さんのキャラが
ステレオタイプになりすぎで
いい演技なだけに彼の人生も掘り下げていくとね

ヤミ金大野のキャラも人生も表層だけだし

でもこの映画日本全国で新宿だけで公開されてるんですよね
そうなんですよね歌舞伎町の映画館で公開するってことが
この映画にはステイタスになるわけだったのね
詰まらん映画だったけど女性客をそれなりに集めてるのね
時間的にはキャバ嬢さんたちはお仕事中の時間帯だと思えるから
普通に女性層を集客してるってことだよね

詰まらん詰まらんと言ってる割りに長文レビュー書いちゃいけないよね
多分いきどおりが長文にさせてるよです

2012年製作、日本映画
大富いずみ脚本・監督作品
水崎綾女、青柳翔、水橋研二、青山倫子、板尾創路出演

噂のギャンブラー

2013-01-28 22:30:25 | 洋画
昨年から始まった年1企画興行
色々な大人の条件とかで、日本に輸入はされたけども
DVDスルーされるには、って映画に日の目を見させようという
今年も開催された未体験ゾーンの映画たち2013
昨年は15作品くらいでしたかねぇ
劇場の看板見てたらウチ7本は鑑賞しており
ここ、ヒューマントラスト渋谷まで足を運んだのが2本でしたか

今年もヒューマントラスト渋谷で20本が公開されますね
で一番最初に選んだのがこの映画
レベッカ・ホールと映画出まくりなハゲオヤジブルース・ウィリスの共演
という情報だけで見に来ちゃいました

レベッカ・ホール演じるベスという主人公の
自伝的小説の映画化だったのですね
田舎で出張ストリッパーとしてしがない生計をたてていたベス
どうやら田舎の短大を出てるらしい

一念発起で、ストリッパーから足を洗おうとラスベガスに出てくる
そこで女給さんの仕事を探すが、ふとしたきっかけで
ブルース・ウィリスが事務所を構えるスポーツブックメーカーの見習いに

ギャンブラーっていってもカードゲームじゃなくて
ブックメーカーのお話しだったのね
ブックメーカーといえイギリスが有名ですが
アメリカではギャンブルの町ベガスだけは公認なんですね
で他では違法な商売になるようで
いや、映画ってのはお勉強になりますねぇ

ブックメーカーのウィリスには金遣いの粗い奥さんがいて
ホールとウィリスが打ち解けて来るのを好ましく思わなかったりで
二人は一線を越えずにいたりで

ベスは結局ニューヨークから遊びに来ていた新聞記者と
関係を結んだりで紆余曲折が綿々と綴られていく映画
ですが、クライマックスはそのベスが所謂ニューヨークでのブックメーカーに
なって犯罪ということで窮地に陥るのを

ウィリスとかみさんとがニューヨークくんだりまでやって来て
助けようという盛り上がりまではチョイもたつきますけども
レベッカ・ホール演じる主人公のお姉ちゃんの成長を縦軸に
ウィリス夫婦の一途な愛情物語を横軸として
ウィリスが主演してる映画なのに銃声一発も響かない映画
レベッカ・ホールの明るいヤンキー娘っプリを見てるだけで
楽しめる映画でしたね

あ、拳銃は出てきましたねデカイリボルバー
主人公が出張先の男に見せられて
出張ストリッパーを辞めるきっかけになるだけの小道具でした

相変わらず事前情報入れないから
エンドロールで、キャサリーン・ゼタ=ジョーンズの名前見るまで
ウィリスのかみさんを演じてたなんて初めて知った
ってか、彼女だと気づかないほどのメイクでしたねぇ

2012年製作、アメリカ映画
スティーヴン・フリアーズ監督作品
ブルース・ウィリス、レベッカ・ホール、
キャサリーン・ゼタ=ジョーンズ、ジョシュア・ジャクソン出演



この企画では後3本ほど見たい映画があるけども
ヒューマントラスト渋谷には何度も足を運んでいました
今日エレベーターに乗ったらガクンと揺れてからエレベーターが上昇して
ン?って箱内のメーカーロゴ見たらなんとシンドラーのエレベーターだった
帰りはエスカレーター利用しましたがエレベーターとセットで導入なのね

海燕ホテル・ブルー

2013-01-27 21:56:45 | 邦画
2012年に若松監督は三本の映画を作って
叩いても死なねぇような監督は本当に呆気なく
交通事故で逝って仕舞われてしまいました

昨年4月に単館で公開された映画で、
若松監督の「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」と一緒に
この1月25日にDVD発売されたので両作品とも予約購入したんだけど
発売元のアミューズソフトは
三島由紀夫はBlu-rayとDVDが発売されたけども
こっちはDVDだけの発売なんだよね
更にDVDとBlu-rayとは100円しか差がないのにね
この差は一体何なんだろうか

「海燕ホテル・ブルー」は80分強の尺の映画で
原作は船戸与一さんだったのね
主役はもう若松組の人たちといっても良いような方々(って男たち)に
その男たちが身を滅ぼしてしまう女に若松組初出演の片山瞳嬢
全裸でがんばっておられましたねぇ
でも若松監督のお得意な濡れ場は全く無い映画

現金輸送車強奪を失敗し7年の刑を終えて出所してきた主人公が
自分を裏切ったから強盗失敗したと
昔の仲間に復讐を果たそうと伊豆大島まで・・・

ということで幻想的な砂浜と海は大島ロケだったのね
でホテル・ブルーのバーに裏切りの男が
バーな名前がコルドンブルーになってるけども
入り口のガラスを擬闘で割るシーンがあるので
この入り口の店名いりガラスは仕込みかな

で、片山瞳さん演じる女は幻想な訳で
その女を認識したことでこの主人公や裏切り男
更に地元の警察官に若者と皆が死んでいくけど

女は男が描く理想の女性像ってことなのか
観客には幻想と言うことを上手に演出しているようですが
こっちは片山瞳さんのぼってり唇が受け付けなくてねぇ
ナイスバディは受け付けますけど男性憧憬な女性としてはボディだけかなと
醒めた感性で見てましたが

役でか演出意図なのか、タバコばかり燻らせてる片山嬢
あのぼってり唇にタバコって隠喩だったのかしらね

劇中突然にバーの客の若い男性が
激した口調で原発に対して我々人間の欲望の成れの果てだ
みたいな発言をするのですが
これも3.11以降ならではでしたが

なんか70年代の若松監督のピンク映画が突然出現したような気がした
今年3月でしょうか遺作「千年の愉楽」が公開されますね

2011年製作、日本映画
若松孝二企画・製作・監督作品
地曵豪、井浦新、大西信満、片山瞳主演

ダイ・ハード

2013-01-26 23:10:44 | プライベート
ハリウッド超ヒット作「ダイ・ハード」シリーズ最新作の
日本公開前の景気付けと
1988年の第一作から25周年記念をかねて
Foxから前4作品のBlu-rayのBOXが1月23日に発売された
ビックロでは25%off にポイントが更に10%付くので
早速購入してきた
新作の予習を兼ねて、昨日の深夜から見はじめました

「ダイ・ハード」
劇場でも2.3回見てるし、地上波でもOAされれば見てた気がする
VHSでもDVDでも更にこれはLDでも持っている
何せVHSがTVサイズのトリミングだったからLDにしたけどね
やっぱ時代はDVDでしょって三作品のBoxを購入したなぁ
で、今回はBlu-rayでしょ、次世代次世代のメディアに翻弄されてた

ま、いいけども、
久しぶりに見たけども、そうなんですよね携帯のまだ普及してない時代
車載電話が出てきてましたが
無線機が活用されてたねぇ
ロバート・ダヴィのFBI 捜査官がかなりデカイ初期の携帯使うシーンが
132分飽きさせない映画だし何回見ても色褪せない映画

ハゲオヤジも黒髪フサフサでしたねぇ
新作では息子と活躍するようですが

確かにルーシーという可愛い女の子と
名前はわからない男の子が出てきてた


「ダイ・ハード2」
1のヒットを受けて1990年に公開された映画
空港を舞台にしてる運の悪い男のお話し
それにしても問答無用で銃を撃ちまくり殺しまくる
ジョン・マクレーン
前作の無線だけで交信してたLAの黒人警官も
嫌みな上昇志向のニュースキャスターも登場して
脇のキャラも十分に生かされてるけども

まだまだ携帯が活躍しないけど
時代はその前哨のポケベルでしたねぇ
ポケベルが鳴って危機を迎える何てね使い方してるし
飛行機電話が活躍していた

シリーズ映画の2作目のジンクスは破れなかった映画
すごいよねぇ、ラストはもう飛行機を炎上爆破の大量殺戮
まだまだ黒髪のブルース・ウィルス

「ダイ・ハード3」
2から5年後の製作
ビルとか空港を舞台にしてるとねアクション映画としての
広がりがないということで、今回はニューヨーク市内を縦横に
走り回らせる
公衆電話が活躍しますけども、携帯がアイテムとして
登場してきてましたし
ハゲてきてましたねぇブルース・ウィルスも
たった5年でこうなっちゃうのね

繋がりとしては、1のハンスの兄貴が登場してきてました
けど相変わらずの大泥棒、兄弟揃っての泥棒稼業でした

サミエル・L・ジャクソンとのバディムービーに
変貌してましたねぇ

ちょっとした矛盾みたいなの?を発見したのですが
オープニング新学期セールの看板のデパートが爆破されます
アメリカの新学期セールってのは夏休み中じゃないのかなぁ
なのにサミュエル・L・ジャクソンは悪ガキに学校行けと言うし
学校爆破予告して、小学生を全校避難させたりしてたねぇ
アメリカの観客ってこういう細かいこと気にしないのかなぁ


「ダイハード4.0」
4じゃなくて4.0なのねぇ
1から数えて20年の歳月が
ってことでマクレーン刑事も離婚してるし
娘のルーシーちゃんはもう大人ですねぇ
弟さんの登場はありませんけども、娘はニューヨークで一人暮らしなのね

ってか時代も日進月歩で、アナログハゲオヤジが
ハッカーの青年とサイバーテロと戦うバディムービー

ってかこれも時代の流れでしょうねぇ
前三作品まではアナログ主体な製作だったのにねぇ
もうCG・VFXバンバンなアクション映画になっていましたよね

だってパトカーが空を跳びヘリを墜落させたり
戦闘機のミサイルが高速道路を破壊する

アメリカ中を破壊しまくり
ということで5では長男ジャックと一緒にモスクワの破壊に努めるようですねぇ

トータル・リコール ディレクターズ・カット版

2013-01-25 22:26:23 | プライベート
ソニーピクチャーズがTSUTAYAさん限定レンタルリリースの
第二弾は「トータル・リコール」だったんだ
1月9日発売のBlu-ray&DVDセット三枚組を予約していたのを

ようやく鑑賞しました
勿論劇場公開版より12分長いディレクターズ・カット版を

どうせ見るならと日本語吹き替えで鑑賞してもいいかと
メニュー画面をチャラチャラさせたら
英語版・ドイツ語版・日本語版さらにトルコ語版と
ありましたけども
こんど暇なときにトルコ語版でちら見してみたいなと言う
誘惑に駆られましたが、そう言えばオリジナルの「トータル・リコール」は
ドイツ語吹き替え版をケルンのシネコンで見たンだなぁ
ってのを改めて思い出したけども

相変わらず半年前に見た映画だからどこがどう長くなってるのかは
よくわかりませんでしたが、アクション映画としては
それなりに2度目も楽しめました

Blu-rayは118分の劇場公開版も収録されていて
更にもう一枚のBlu-rayディスクには62分の特典映像が
そして同梱DVDは劇場公開版のみですか
そして32Pのブックレットも封入

ソニーピクチャーズさんはセルにそれなりの力入れてらっしゃる
レンタルは何故かBlu-rayも劇場公開版のみですねぇ
これも週明けくらいから「アメージングスパイダーマン」みたく
早々に一週間レンタルになっちゃう野かしらねぇ

今日読んだ業者さん専用の雑誌には
TSUTAYAさん旧作レンタル100円にしてるので
限定レンタルの効果もなくて収益減益とか出ていたけども


GEOさんとTSUTAYAさんのレンタル料金ダンピング戦争で
一般のレンタル屋さんはかなり苦しめられてるようですねぇ

8月に見た「トータル・リコール」初見のレビューはこちら

Virginia/ヴァージニア

2013-01-24 23:02:18 | 洋画
フランシス・フォード・コッポラの最新作である
日本でも昨年8月に公開されたけども
キャパ70人以下の公開でして、
私も何日か劇場まで足を運んだけどいつも満席で
見る機会を失ってしまい
レンタルに期待していたのですけども・・・

レンタルは何故かTSUTAYAさん限定のレンタルになっていて
私はこのTSUTAYA限定レンタルに疑問を持っていて
TSUTAYA限定のレンタル作品には手を出さない
という儚い抵抗をしてるんで

ってことで1月11日からTSUTAYAの棚に並んでるのを
横目に見ていましたが、ようやっと今日フラ発売に
ビックロにてBlu-rayの「ダイハードクワトリロジー」と
この「ヴァージニア」のBlu-rayを購入してきた
「ダイハード」が25%引きで両方で10Kちょっと
更にポイントが1Kつくので、それなりにお得ではあるのですが
儚い抵抗運動はそれなりに出費が嵩むなぁ

89分しかない尺の映画でしたねぇ
コッポラさんは一体何がやりたかったのか
あんまわからない映画でしたねぇ
これなら明日まで上映されてる新橋でコッポラさんの
「ゴッドファーザー」の2本立を見た方が良かったかもねぇ
でもエル・ファニングなんだよね
って出番少ね
ポスターじゃピンで堂々とフューチャーされとるのにねぇ

相変わらず情報いれないからブルース・ダーンが
出てきたのは嬉しかった
ヴァル・キルマーじゃねぇもったりしすぎてるし

ヴァル・キルマーの夢かうつつかなお話しだったのね
それにヴァンパイアとエドガー・アラン・ポーまで絡んでくる
最初の20分くらいモニターに映画映してるけども
私自身も夢かうつつかの境界をさまよっていたような・・・

ポーといえば、ポーさんを主人公にしたハリウッド映画も
昨年10月に公開されてたなぁ
この作品でも彼の小説作法とか、作品が述べられていましたが

主人公のうつつの部分がカラーで、
夢のシーンはモノトーンなのね
そんなモノトーンには必ず一点だけ赤を基調にしたカラーを
際立たせていましたねぇ

そう言うことで映画の内容をわかりやすくしてくれてるから
ナレーションでの説明は余計な気もしました
あんま面白い映画ではなかったなぁ

2011年製作、アメリカ映画
フランシス・フォード・コッポラ脚本・製作・監督作品
ヴァル・キルマー、ブルース・ダーン、
エル・ファニング、ベン・チャップリン出演

私の奴隷になりなさい Rー18 ディレクターズカット版

2013-01-23 23:04:56 | 邦画
だいたいこういう映画は劇場で鑑賞しないで
DVDが発売されてから家で見るのが通例なのですけども
そうたいていつまんなくてねぇ劇場で見る代物とは
思ってないわけで
またこういう映画ってエロもハンパなのよね

だからRー15がシネパトスで公開された時にも
パトスで違う映画は見たけどもこの映画は横目でスルーしていたけども
そんなこんな私が何故に見に行ったかと言うと
最近バラエティ出演の多い壇蜜さんの
インテリジェンスに裏打ちされたエロっぽさに

うん、テリー伊藤がメロメロになったのが何となくわかるような
ってンで長尺好きってのも加味されてねぇパトスまで
足運んでしまいましたですけど今日はレディースデイだったのか
女性客も一杯足を運んでましたねぇ
最後尾とラス前の二列がレディースシートになってたけど
単体の女性客も前の方が見易いって猛者な方も数人いらっしゃいました

日本映画のこう言うのってどうして調教になっちゃうのかなぁ
壇蜜さんの見所満載なんだけども映画としてはやっぱ退屈だった
主役のカレはイケメンでしたがチャラ男熱演

やりチン男が人妻にアプローチしていくけど
冷たく強く拒否しといて彼女の方からフッと誘う
そして行為のハメ撮りを強要していく
それなりに濡れ場が沢山用意されていますが
こういう映画でいくらエクステンデッド好きといえども
110分はやっぱ長い、
調教する側に板尾創路さん、彼はまり役でしたねぇ
そして後半彼が登場してからの映画自体はそれなりに締まってきた

日本では性的な表現に規制がもうけられているから
外国のこういう映画見てもなんとも思ってなかったけども
音が効果的に使われていましたね
男の股間に顔を埋めてのチュパチャッパの擬音
剃毛シーンでのジョリジョリと剃刀が毛を切ってく音とか

いや音だけでちゃんとイメージできるってのがなんともね
ってか剃毛シーンはあんなに見せてしまっていいのかねぇ
細長い黒い潰しには笑ったけどってか
板尾さんまじ見ちゃってるだろう

そういや杉本彩姐さんがちょこっと顔を出してらっしゃいましたが
板尾さんに調教された昔の方って設定だったと読んだけども
読みすぎかなぁ

調教されて性の奴隷となっていた女
その奴隷の奴隷となってしまう男の物語ってことで
オチの台詞がタイトルなのね

私はチケット購入のときは檀蜜1枚って言ったら
ちゃんとチケット出てきた

2012製作、日本映画。角川映画配給作品
亀井享監督作品
壇蜜、板尾創路、真山明大主演

LOOPER/ルーパー

2013-01-22 22:52:40 | 洋画
ようやっと「ルーパー」を見てきました。
それなりに面白いというか楽しめる映画でした
こういうSF映画を作らせるとハリウッドはそれなりのモノを作り出す
SFといっても最近のCGやVFXには頼らない映画って好きだなぁ

時代は2044年、30年後の未来からタイムワープして送られてくる
犯罪組織の邪魔な人間を時間移動で到着次第に殺し
死体始末まで行うことを生業としてる主人公

ところが、ある日送られて来たのは30年後の自分だった
一瞬の隙で未来の自分を殺し損ねた
って未来の自分を殺しちゃうということは
後30年しか自分も生きられないってことですから
ある意味死刑宣告を自分が自分にしちゃうわけね

ってか殺しに失敗してしまうと未来から送られて
この殺人請け負いをしてる組織から命を狙われる
ってか理屈的にプレゼントタイムの自分が殺されると
それ以降の自分もないわけで
従って30年後の未来の人がこっちに抹殺人を送ってこれなくなるわけか

考えるとこんがらがって来ちゃう訳で私のような単細胞は
深く考えないで眼前の銀幕に映し出される映像を楽しめばよいわけで
そう言う意味では、アクションもしっかりしてるので
2時間飽きずに見られたということでした

映画で30年の主人公の時間経過を描いているのに
ブルース・ウィルスの頭髪の後退をしっかり描いているのには
笑わさしてもらいましたが

今の主人公ジョセフ・ ゴードン=レヴィットと
30年後のブルース・ウィルスとの違和感は全然ありませんでしたね

結局ブルース・ウィルスは未来のおおボスをこの時代の
子供のうちに抹殺しちゃおうと奮闘するわけで
この未来のおおボスの子役がスゴい

それにしても30年後の自分って経験してきた過去に
戻って来てるわけだから、先に先に行けるだろうと
と見てる途中で思っていたのですが
ああいう結末にしちゃうから、わからなかった訳ね
パラレルワールドになっていたのか

嗚呼、もう私の頭じゃわかんねぇ


にしても、ニコラス・ケイジが作品選ばずに
あらゆる映画に出まくってることに目を奪われてるけど
ニコケイに負けないくらいブルース・ウィルスも
映画に出まくりじゃね?
本編前のトレーラーでも「GIジョー2」
「ダイハード5」とブルースさんが出てるねぇ

2012年製作、アメリカ映画
ライアン・ジョンソン脚本・監督作品
ジョセフ・ゴードン=レブィット、ブルース・ウィリス、
エミリー・ブラント、ポール・ダノ、ノア・セガン、
パイパー・ペラーボ出演