廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

旧馬頭町 小砂小学校

2017年04月26日 17時58分18秒 | 栃木の廃校
2001年に閉校した小砂小学校。
那珂川町の小砂地区は「日本で最も美しい村」連合へ加盟し、
美しい自然環境を街おこしのキーワードに、
伝統の技 小砂焼きと菊炭などをアピールしています。

とはいえ、近隣の和見地区にあった美しい木造校舎だった和見小学校をあっさり取り壊したりもしているので、
はたして本当に文化を理解しているのか怪しいものです。

小砂小学校と共に統合された小口小学校は、美術館として再生され明治期の校舎の一部も残っていますが、
これもたまたま民間に貸し出された事によって残ったようです。
借り手がいなければ取り壊されていたかもしれません。

小砂小学校は閉校後取り壊されその後に保育園ができたようですが、
小学校が廃校になるエリアに児童が増えるわけも無く、何年かで保育園も閉鎖されたようです。

閉校記念碑や卒業記念碑など探しましたが未確認。
唯一学校跡を感じさせる遺構は校庭の片隅に佇む二宮像のみ。
ここの二宮の特徴は苔むしたヘルメットをかぶっている事…。
ちょっといたずらで工事用のヘルメットをかぶせた感じではなく、
頑丈なワイヤーでがっちりと固定されています。
校舎を取り壊す時の解体業者さんのいたずらでしょうか。
はたまた、学生運動に身を身を投じて亡くなった同級生へのオマージュか?
メット二宮の謎は深まるばかり…。

でも、ヘルメットをかぶせたくなるのはわかります。
天使だってヘルメットかぶっているやつもいます。






桜の下でも安全第一。



夏の酷暑でもメットは必須。



こちらはヘルメットエンジェル