GWにぶらっと、お伊勢参り&古道歩きに行ってきました。
↑ マンホールのふた
1ヶ月くらい前にふと思いつき、マイルで名古屋までの特典航空券残り1枚をゲット。
急いで宿を調べ、伊勢市駅前のホテル残り1部屋ゲット。もちろんそんなに高くない所。
運が良かった☆
中部国際空港から伊勢へは、空港島から船で伊勢湾を横断して行くことにしました。
この経路だと、空港から陸路を北上し名古屋回りで行くより、少し早く伊勢に着きます。
何より船旅って楽しいじゃないですか~。
出港直後、海上へ飛び立つ飛行機が目の前に見えて楽し~楽し~ ♪
・・・しかし、船がトップスピードにのると・・・何しろジェット船なので
ざばざば波しぶきが窓にかかるんですよね。
豪雨の中で車を走らせてるみたい。
景色を楽しむどころか、視界最悪超不良!! ワイパーくれー!
さて、伊勢市に着いたあと、まずはホテル近くの河崎商人街を散歩。
江戸時代の建物がたくさん残っているみたい。
お! 常夜灯を発見!
(昔の街灯 油を灯す)
現代に生まれ変わった常夜灯は、電線がつながっていました。(笑)
ふらっと入ったカフェは、江戸時代の蔵カフェ。
太い柱や梁が黒光りして威厳があるのでーす。
ここで何を食べたかって?
もちろん、伊勢うどん ♪
極太の麺に真っ黒な濃い口のつけだれがよく合います!
右に見えるのは自家製の七味。
お店のおばあちゃんが
「本当に辛いですから、ちょっとにしてくださいね」とおっしゃるので
ほんの一振りにしましたが、ピリリと爽やかな良い風味でした!
こちらは別の蔵カフェ
こちらは内部の見学ができる商人館。
札幌から来たと言うと
「江戸時代にも松前からたくさんお越しいただきました。」ということです(!)
それはそれは、その節は有り難うございました。
中がとてもきれいなので、改装したのかと思って聞くと
これで江戸時代ほとんどそのままだそうです。
使っている材が油分の多い良質のヒノキなので、傷みがとても少ないそうな。
(ただし良質のヒノキを買えたのは一部の豪商だけ、らしい)
あら、タモリさん。お世話になってます。
この志摩/伊勢3部作を、この旅の前に全部見直したんです。予習ばっちりです。(笑)
おや~ネコちゃん、ネコちゃん、岩合ですよ~。 ←タモリの真似
予習ばっちりすぎて、ギャグまで覚えましたよ~(笑)
ここ伊勢河崎は、室町時代から物流や金融で栄えた所だそうです。
江戸時代の伊勢参りブームを支えたのも、ここの物流です。 ←予習の成果(笑)
なんせ2ヶ月間で350万人訪れたこともあったそうですから
大量の物資輸送がなくては伊勢参りは破綻です。
物資は全国からここへ海運でどんどん集まったのそうです。
この運河で荷揚げして仕分けして、伊勢の各所へ届けたんですね。
蔵の裏は運河に接し、荷揚げ用の階段があちこちにありました。
これも江戸時代から続く商店で
店内に荷揚げした物資を運ぶレールが残っていました。
「江戸時代」と当たり前に一緒に暮らしている地域って、すごいね。
さて河崎の次は、いよいよお伊勢参りです。
作法にのっとり外宮→内宮の順にお参りいたしましょう。(この日は外宮のみ)
神宮の外宮です。参拝者が鳥居から深い森へ吸い込まれていくようです。
そこかしこに大木が生い茂り神様のお住まいにふさわしい雰囲気です。
この中で参拝します。撮影はここまで!
ここは、日頃の感謝を神様にお伝えする所で
個人的なお願いごとをする所ではないらしい。
ではあるのだが
「~~をありがとうございます。」と申し上げても、ついつい
「また同じように、よろしくお願いします。」と念じてしまう。
なにしろ神社にきたらいつも勝手なお願いばかりしてるからなあ。
古殿地(こでんち)
式年遷宮で20年ごとにお宮が建つ所。
奥に見える小さな祠のようなものは何かな?と思い
近くにいた神宮衛士(警察官みたいな方)に聞いてみました。
「あそこには心御柱(しんのみはしら)が納められています。
口に出すことも憚られる神聖なもので、一部の神職しか目にしたことがないそうです。
我々は近づくこともできません。」と声をひそめて説明してくれました。
なんと!近づくことはおろか、声に出すこともNG!!
そもそも「心御柱」って何なのか気になったのですが
それ以上聞けず、退散いたしましたわー。
旅の2日目は、熊野古道・伊勢路へ~
今回全部は回りきれなかったです。(2泊3日)
近くの志摩や二見も楽しそうな所がたくさんあるので
また行きたい所の1つとなりました。
伊勢市駅に近いところに下宿して高校に通っていました。
伊勢うどんは生卵を入れてよく食べていました。
懐かしい味ですのでスーパーで伊勢うどんを見つけると買ってきます。
学生の頃を思い出しています。
え?伊勢うどんは生卵を入れるんですかー。
それもおいしそうですね~♪
実は伊勢うどんは柔らかくてコシがない、と聞いていたんですが
太い分歯ごたえがあっておいしかったです。
ごちそうさまでした!