森ぶらりん

森・山・川をぶらぶらしながら
外遊びを楽しんでいます

備中の旅・その1 ベンガラの町 吹屋

2018年04月02日 | 古道・街道・古城

 

まだ雪の降る札幌を脱出し、岡山県へ行ってきました。
(ほんとに出発の朝、雪降ってた・・・3月下旬だっていうのに)

 

今年は桜前線の進み具合が10日ほど速いらしいですね。
到着すると平地では見事に満開の桜が出迎えてくれましたが、それを横目に
私が向かった先は山中の小さな町、吹屋。

 

ここの桜は、ほころび始めたばかり。

 

 

 

いや~ここまで遠かった!吹屋!

ちょっと逆光気味なんですが、瓦屋根がみんな赤いの分かります?

 

 

 

赤瓦というと沖縄や先島諸島の古民家などが有名だと思いますが
本州にもこういう町並みがまだ残っているんですね~。

 

 

 

近くにベンガラの原料(酸化鉄)がとれる鉱山があり
江戸時代にはとても賑わった町なんだそうです。

当時の町衆がベンガラを使って統一した町並みをつくろうと決め
それが綿々と受け継がれてきたんですね。

すばらしい!

 

 

 

実は半年くらい前に某航空会社から宣伝のメールがきて
いつもはたいして見もしないのに、たまたまその日はそのメールを開いてしまったんですよね。
そうしたら赤瓦が目に飛び込んできて
思わずポチッとやってしまいましたわ。

 

 

 

壁板をわざと焦がして黒くしてあります。 

 

 

 

明治初期からずーっと郵便局をやっている建物です。
さすが郵便局、ベンガラの赤がよく似合いますねー。

 

 

 

 どこなく倉敷風?

 

 

これまたかわいらしいお家ですな。
外装は新しいですが、中身は江戸時代だそうです。

 

 

 

 宿泊した吹屋町営のホテル。

静かにゆったりできる素敵なホテルでしたよ~。

 

 

 

ロビーの暖炉。
松ぼっくりを燃して良い香りを醸していました。

 

 

 おまけ

この建物なーんだ?

 

 

 

八つ墓村にでてきましたよね~。

なんと、ベンガラで財をなした家がロケ地になったそうです。
子孫の方が今もお住まいだとか。 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。