星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

録画で見た山鉾巡行、前祭。

2015-07-18 | 散策・旅
台風11号と芥川賞と新国立競技場・・・仁左衛門さま人間国宝・・・
いろいろあるけれど、録画しておいた祇園祭も気になる。

というわけで、くじ改めから注連縄切りなどの儀式、最大の見せ場の
辻回しまで、山鉾巡行の録画を深夜までかかって見た。
いやはや。
台風がこようと、そう簡単には中止したり、延期したりはできない
ものなのだな~と。それが1100年以上前から続く伝統行事の重みと
いうか、心意気というか。あたりまえやん!というか。

通常ではない状況でどんな工夫をして山や鉾が登場するのか、ある意味、
貴重だったかも。
山や鉾によっては風雨を避けて御神体を載せていなかったり、飾りを
はずしたり。豪華な懸装品を見せながらの透明ビニールは見慣れた風景
だけれど、油天神山のように黒の羅紗で覆っているのは私は初めて見た。
なんだかカッコよかった。(まあ、ぜんぶが黒になったら困るけれど。)
お揃いの傘の色や形にも、それぞれの個性が出ていて楽しめた。
これで、もう見て来た気分。



宵々山~巡行と平日で行けないので、先週の日曜日、雰囲気だけ味わいに
祇園界隈へ。八坂神社の近くでは子供神輿を初めて見かけた。
もちろん、鉾建ても見に行った。これがけっこう好きなのだ。
歩道拡幅工事のおかげで、たしかに混雑が緩和されて歩きやすい。
長刀鉾はまだ提灯が飾られていなかったのでちょっとさみしかった。



函谷鉾は期待通りすでに建ち上がっていて、生のお囃子が聴けたり、
鉾内見学させてもらったりで、一気に祇園祭の雰囲気に浸らせてくれる。






菊水鉾。今年は胴懸の「毘沙門天と弁天さま」新調されたらしいが、
そのことは帰ってから知った。




鶏鉾の鶏がどこにいるのか、今年はじめて見つけた!






四条通りよりも南。
山鉾地図によれば、このあたりにもいくつかあるはずなんだけど、
鉾立てが始まっていないところがほとんどだった。
船鉾はまだ建てている途中で、船の下から見上げると迫力あった。
綾傘鉾は日曜日に大原神社の前を通った時は戸がしまっていたけれど、
巡行の映像で、赤熊をかぶって踊る棒振り囃子には見惚れました。
(写真はすべて7月12日)

後祭にはまだ行ったことないけど、また録画しておこう!
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