星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

文楽のイベント「現代詩を浄瑠璃で語る」

2007-08-10 | 演劇・ダンス・映画・音楽・古典・TV

先日、日経新聞夕刊に載ってたので調べてみました。
私のようなにわかの初心者が行くようなところではなさそうなのですが、
すっごく惹かれます。
詩人の高橋睦郎さんがゲストなんですよ~。
先日「トップランナー」で咲甫大夫さんがおっしゃってた<素浄瑠璃>
が聞けるみたいです。
よく知りませんが(笑)、山本能楽堂は大阪で唯一の桟敷舞台だそう。

「現代詩を浄瑠璃で語る」
 古典の新芽シリーズ番外編 文楽の試みII

 開催日:2007年8月26日(日)  場所:山本能楽堂   
・創作浄瑠璃「建畠晢の現代詩を義太夫で語る」
 出演/豊竹英大夫(構成、作曲)、竹澤団吾(作曲)。
・古典芸能に造詣の深い詩人・高橋睦郎をゲストに迎えてのトーク。
 出演/高橋睦郎、建畠晢、豊竹英大夫。
・素浄瑠璃『傾城阿波鳴門 十郎兵衛屋敷の段』
「ととさんの名は…」でおなじみの「巡礼歌の段」の後編、
 あまり上演されない悲しい物語。
 出演/豊竹英大夫、竹澤団吾

 ※以上の詳細、問い合わせ先はこちらに。

どなたかのレポを楽しみにしております(笑)。
(またまた他力本願)


演目にある『傾城阿波鳴門 十郎兵衛屋敷の段』で思い出したことが・・・。
淡路島に住んでいた祖父が趣味でだと思うけど、(でもお客さんがいる
場で)ととさんの名は~っていうのを語っていたと聞いたことがある。
文楽、というとなぜか構えてしまうけど、浄瑠璃、と聞くと私には身近な
存在に思えます~♪ ふしぎ。


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6 コメント

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淡路島は人形浄瑠璃の盛んな土地ですね (くすのき)
2007-08-11 23:23:39
>淡路島に住んでいた祖父が趣味でだと思うけど、(でもお客さんがいる場で)ととさんの名は~っていうのを語っていたと聞いたことがある。

淡路島は、確か人形浄瑠璃の盛んな土地で、谷崎潤一郎は『蓼喰ふ虫』の中で、主人公が淡路に人形浄瑠璃を見に行くシーンを描いています。そうして、谷崎本人も『蓼喰ふ虫』執筆の取材として、淡路島の旅館に数日間滞在して、人形浄瑠璃を見に行ったそうです。
洲本のその旅館には、谷崎が使った文机や、人形浄瑠璃を見に行った際に使った弁当のお重、酒器のセットなども残っていたように記憶しています。

淡路島にお住まいのおじいさまが、浄瑠璃に親しまれていたのは、当時としては当たり前の教養だったんでしょうね。
返信する
そうなんです~! (ムンパリ)
2007-08-12 00:14:37
くすのきさん、ありがとうございます。さすがイロイロよくごぞんじですね!
洲本の旅館「なべ藤」のことは私も聞いたことがあります。前を通ったことも。泊まったことはないのですが、その時のお重や酒器まで残してあるなんて凄い!!

> 当時としては当たり前の教養だったんでしょうね。
そうです、そうです。そんな感じだと思います。
と、いま念のため検索してみたら、その町は淡路人形浄瑠璃の発祥地と書いてありました。ひょえー! 灯台下暗し。淡路人形浄瑠璃も一度見てみなくては。『蓼喰ふ虫』も読んでないし(泣)。
(亡くなったおじいちゃん、今頃思い出して、ごめーん!!笑)
返信する
人形浄瑠璃 (りんご)
2007-08-12 14:23:11
お久しぶりです。

実は、私の地元(神奈川県)にも
淡路島から250年ほど前に伝えられた
人形浄瑠璃の郷土芸能(相模人形芝居)があって
私も、ひょんな事から、その内の一つの座に
所属しているのですが、
「阿波の鳴門」巡礼歌の段は、上演演目の
定番で、小中学校での公演では良く演らせて
いただいています。
後編は、一度他の座が演じられているのを
観た事がありますが、やはり後味が悪いですね。結末が、悲しすぎるのか、余り上演はされないようです。

今年の11月に徳島で開催される、
国民文化祭に、初めて参加することになり、
今、「壺坂霊験記」を猛練習中です。
知れば知るほど、難しさが・・。
伝統芸能、奥が深いです。
返信する
うわあ、凄い!! (ムンパリ)
2007-08-12 14:49:36
りんごさん、こんにちは~♪
あれー、りんごさんは郷土芸能の活動もされてるんですか!初耳なものでビックリです(笑)。
相模人形芝居も淡路島がルーツなんですね。大阪の文楽のほかにもいろんなところで人形芝居が見られるんですねえ。私は観劇初心者なのでまだ何もわかりませんが、「阿波の鳴門」の後編は上演自体が珍しいんですね。ほほう。
「壺坂霊験記」で国民文化祭に初参加ですって? うわー、スゴイ。難しそう! 暑い時ですが頑張ってくださいね! あ、りんごさんは何をご担当? って、ここで聞かなくていいですね(笑)。ご成功をお祈りしております。
返信する
はじめまして! (すりょん)
2007-08-15 15:21:58
テクノラティで検索してやってきました。
こちら、ご興味おありなら是非是非いらしてみてください!
絶対後悔しない、とても刺激的なライブになるはずです。

以前、やはり現代詩を英大夫さんが浄瑠璃で語られたのを聴きましたが、聴き覚えのあるフレーズがあちこちに散りばめられて、確かに現代語やけど確かに浄瑠璃…という不思議な感覚になりました。

素浄瑠璃は能舞台で聴くとまた格別ですし、十郎兵衛屋敷のしかも後半を文楽の技芸員さんが演奏されるのはとても珍しいのだそうです。

夜の部終演後には近くのレストランで、出演者交えての懇親会が別途企画されています。私も1回目・2回目そして懇親会まで出席しますので、よろしかったらご一緒にいかがでしょうか?
返信する
ありがとうございます♪ (ムンパリ)
2007-08-16 01:39:58
すりょんさん、はじめまして。
お誘い頂きありがとうございます。もしかしてこのイベントのご関係の方でいらっしゃいます? だとしたら誠に恐縮でございます(汗~)。ドキドキ。
ナマではまだ一度しか文楽を観ていない超初心者の私には、きっと何がなんだか・・・な高度な内容だと思っておりまして。ただなんとなく、詩・浄瑠璃・能楽堂というキーワードに心惹かれるものがあって新聞記事をとっておいたという、その程度なんです。お恥ずかしいです。
でも、ちょっと考えてみます(笑)。もしも参加!という時にはメールでご連絡させて頂きますので。コメント頂き嬉しかったです♪
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