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星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

第24回功名が辻 おぼえがき

2006-06-19 | 復活「2006功名が辻~今週の一豊さん」

第24回「蝶の夢」(6月18日放送) ●公式サイト
「2006限定~今週の一豊さん」は毎月曜日に更新予定。週末に予定が入った場合は遅れることもあります。

日本戦はさておき。
いやー、W杯でゆりかごダンスが見られるとは。ブラジルの選手たち可愛かった♪ 
やっぱり予選リーグだとブラジルチームは省力化で戦ってる?

省力化といえば山崎の戦い(笑)。映像ではカットされちゃってましたね。大返し
の後、援軍が増えた秀吉軍にあっさり敗れて、逃走する明智軍。
その後、信長亡き後の実権掌握をめぐって、信孝派と三法師派の争いに。
今週の殿は、光秀を追いかけて最期を看取ることに。また、今回の働きで一気に三
千石に加増、長浜城の城番になるはずが・・・?

■生き延びよ
光秀追跡を命じられた殿。
森の中で息も絶え絶えの光秀を見つけた時、首をとって差し出せば大手柄という
のに一豊はそうはしなかった。家臣たちにも遺骸には指一本触れさせなかった。
もしかして、初めから首をとるつもりはなかったんじゃないのかな。
その代わり「なにゆえご謀反を?」と、瀕死の相手にただ答えを求める一豊。
会ってどうしてもココを聞いておきたかった、そんなふうに私には見えたけど。
以前、武士として迷い続け、五里霧中の状態にあった時に「武士とは何ぞや」と
思わず光秀に聞いてしまったのと同じように。
自分が敬意を抱いていた人を腕の中で看取ったあとで、まだ温もりが残る自分の
手で、すぐに首をとるなんて・・・やっぱり絶対できないよね、殿。
光秀の最後の言葉「そなたは生き延びよ。生きて乱世の末を見届けられよ」。
けっきょく山内一豊はその通りになってゆくんですよね。
首をとることはできなかったと、あとから千代に語るシーンの殿が好き。
心から信頼している千代の手に、自分の手を重ねて・・・。

そうそう。あの若さで味土野に幽閉されることになった光秀の娘、玉が不憫!

■評定
評定に集まった家臣たちの光景を見た時、何かヘンだった!
何かが足りない。絵として完成していない感じ。そうか! 信長がいないんだ。
いつもそこに君臨していた圧倒的な存在が欠けると、実にマヌケな感じがした。
今回の評定はまさにその絵を完成させるための集まり。織田家の今後のありよ
うを決めるための最重要会議だったわけですね。
ここで表面化したのが、信孝を推す柴田勝家 VS 三法師を推す羽柴秀吉の対立。
でもどう見たってこの二人じゃ絵は完成しないよ。上に立つ人は見た目が大事!
と思っているうちに、あれよあれよとほとんどあきれるような手口で秀吉が推
す三法師が世継ぎになることに。
千代を使って三法師を手なずけ、皆の前で「ちくぜん」と呼ばせた大バクチの
手際の鮮やかさ。さっきまでその場所におさまる器じゃないと思っていたのに、
秀吉が三法師を抱いて評定の席で皆をかしずかせた途端、ナント絵が完成して
しまったよー!! ひゃー。

■同期のサクラ(笑)
久々の3人組。知らないうちにまたイイ感じに戻ってますね。
一氏(孫平次)いわく「我が殿も相当、悪党よな」。拍手!!
評定の成り行きを分析して聞かせてくれる一氏に、ただただ感心する茂助と一豊。
このドラマでは時々こんなふうに登場人物がわかりやすい解説をしてくれますね。
三木城での干殺しの惨状を小りんの体験としてリアルに伝えたように、今回は派
閥争いの流れが一氏の楽しい解説になったのかな、と思います。
それにしても、千代さん(とよねちゃん)が秀吉実権ゲットへの功労者なのに、
何も知らない一豊さん(笑)。今回もヤバイ!
「悪事も思いっきり明るく夏祭りのようにやれば、皆も手拍子を打ってくれる」
うーん、含蓄のある言葉ですねえ、一氏さん。

■城番・・・キャンセル
千代に朗報を知らせるシーン。カメラアングルが殿の目線になって、ちょっと
遊んでくれましたね。一豊「城をたまわったぞ!」千代「エッ?!!!」
「城番とは申せ、一城の主じゃ!」
二人にとっては結婚当初に語り合った夢の話が現実になって、天にも昇るような
気持ちだったのでしょうね。あんなに嬉しそうにしていたのに。のに・・・。
引っ越し当日になって、秀吉が自らお出まし。座敷に上がると見せかけて、いき
なり土下座。アー、三法師の後見人となった人が、なんでこんなことできちゃう
のよ~。聞けば、三法師の世継ぎと引き換えに、勝家に長浜城を譲るという話。
「一豊、申し訳ない。そーゆーことだから」と去ってゆく秀吉に返事もせず、フ
リーズしちゃったままの一豊さん。あーあ、どうなる来週?!


今後のメディア情報 次回の記事アップまで随時追記中。
TV
★気になる共演者・関係者出演番組

●笑っていいとも フジTV系 6月26日(月) 12:00~13:00(←6/24追記)  
テレフォンショッキング ゲスト 柄本明さん
※「土曜スタジオパーク」(NHK総合)は毎週要チェック。

雑誌・新聞
●「月刊TVJapan」7月号(発売中)内容紹介←6/24追記
P52~P53「目指せ! 一国一城の主! 戦国乱世成功物語」
武田鉄矢さんのインタビュー。一豊の同期の3人の出世レース(写真入り)
ほか。今月のみどころ第24回~第28回も小さな写真入りで。
●「NHK大河ドラマ・ストーリー 功名が辻 後編」(6月24日発売)内容紹介
<座談会と17人の豪華俳優陣へのインタビュー>入りだそうです。全168ページ。
●「月刊TVnavi」8月号(6月24日発売)
連載<上川隆也の 一豊 辻の向こうから。>(隣のページに<今月の功名が辻>)
●「NHKステラ」7/7号(6月28日発売)
<功名が辻>武田鉄矢さんにインタビュー。
「NHKステラ」には毎週、功名が辻の記事が掲載されています。その中の
ステラ「先物」情報
もチェック。
※「TVガイド」「歴史読本(月刊)」でも毎号、功名が辻の記事を掲載。
 

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (bluestar1719)
2006-06-20 12:31:42
こんにちわぁ。



光秀様、ラストでしたねぇ。最後に蝶

が舞うシーン。幻想的でした。

あの蝶は濃様だったのですよね。



評定。信長がいたときとは明らかに

違和感ありましたね。

もう信長→秀吉へ移っていくのだな

って思いました。丹羽殿も幽齋殿も

秀吉の意見に賛同してたし・・。

あの場で、勝家は居場所なかったん

だろうね。



http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200606180001/82620/





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面白かったです (しろう)
2006-06-20 22:16:56
本能寺が終わって、どうなることかしらとちょっと心配したんですが、山崎の合戦は見られなかったものの、思いがけず面白い展開で、清洲会議を見られて、大石さんさすがだと思いました。

これからますます期待できるかな、と嬉しくなりました。



殿と千代の雰囲気が、とっても良くなってますね。こちらもさすがです。特に閨にて、どうも殿の着流し姿に弱いです(笑)

それから、よねちゃん。か~わいいですね。もっと殿とからませてあげて欲しいです。

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 (ムンパリ)
2006-06-21 02:03:30
bluestar1719さん、こんばんは。

光秀の最後の言葉・・・「胡蝶」でしたね。一生かけて帰蝶という蝶を追いかけてたんでしょうかね。ううむ。

とうとう信長から秀吉の時代に移ってゆくんですね。まわりの人間も空気を読み始めた感じですね。トップに立つ人のイメージがずいぶん変わりましたー!! 

返信する
笑わせてもらいました~ (ムンパリ)
2006-06-21 02:04:23
しろうさん、こんばんは。

はい、面白かったです。途中からほとんどずっと笑ってました。フィクションもここまで書いて頂ければついていきますワ。

殿の夜着、薄縹色っていうか空色っていうかすっごく美しい色ですよね。裾から左の御御足がのぞいててドッキリでした~~~(笑)。
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