end roll

終わる日のことは考えてなかった


この位置から見えるあなた
たとえ見えなくなったとしても
どこまでも繊細に　浮かべることが出来るよ


衝動だけでしたいだけ
したいことに理由がないのならば
したくないことにも理由なんかない

難しいはなしをしたいわけじゃないんだ
誤魔化すつもりもない


１００回繰り返した日常から
色が消えていっても
その美しさに気付く日がくるよ


まるでなにもなかったみたい
ずっと続いていく日々
わたしたちの境界はなくなり
特別な言葉は言わなくなったけど

・・・

別世界

自分を
自分という檻に閉じこめて

誰も入らせない面積が増えるほど
自分の純度が上がってゆく気がしてた

あの頃の日々が
今も同じように流れているんじゃないか
こことは違う世界で
そんな錯覚

ずっと同じままではいられない

それでも、幸せの記憶はそのまんま
あの世界が続いていることを
想像していよう


この檻の中で