ルール

ふたりが良ければそれで良かった
ふたりのルール
決めたのはふたり
やぶったのは、わたし？
それとも君かな

均衡が崩れると
終わってしまうらしい

終わるのが怖いからって
立ち止まれないし
最後まで行ってみるしかない
ふたりならそれも悪くないって思えた　あの日

優しくて残酷な言葉を聴くたびに
少なからずがっかりしてるわたしがいる
そこに驚くんだよ

今夜、メールくれないかな


もう、いいかなって思ってしまう
こんなに悩まなきゃいけないなら
手放した方がいいのかなって
それくらい弱いんだよ

彼女が置いてったの？
聞けないんだ

オイシイとこどりしたかったけど
そんなに都合よくいかない
思い知らされてる


今夜、メールくれないかな

あなたというひと

「今から会いたい」
ストレートに言って
そしたら会いに行くから
すぐに

ストレートな告白が
どんなに嬉しいか

迷う間なんて与えないでよ
悲しくさせないでよ

朝焼けのまちを見ながら
あなたがくれた言葉を思い出す
思い出すたびに泣ける

わたしを
弱くも強くもさせるひと
そういう存在

手がかり

確信が持てないから
手がかりをいくつもいくつもあつめて
照らして
遠回り　先回り

揺れて、揺れて、
どっちつかずの曖昧な君

聴けば、いいのに
簡単さ

「どうおもってるの？」

臆病な自分を笑う
だけど突き放せずに
大事な自分だから
傷つきたくない

冗談でも、わたしを悲しませないでよ


ただの友達だったらどれだけ楽だろうね？

君のこと、好きじゃなかったら
どれだけ楽だろうね？
傍にいたいって思わないでいられたら
どれだけ楽だろうね？
そんな楽、欲しくない

言って欲しいんだよ
「逢いたい」


優しい人がいたらそっちになびいちゃうんだよ
お互いそのくらいもろいんだよ


聴けばいいのに、簡単さ
「どうおもっているの　？　」

確信犯

お互いに、そうだった、でしょ？

この方がいい
お互いにいい

ちょっと遠くてだけど近くて
会いたいって言わないけど
たまに会う

好きかな？って思って打ち消してく

好きと嫌いを挙げていって
ばかばかしさに気づく

君はいま、誰といるの？　なにしてるの？

嫉妬しない
嫉妬できない
嫉妬させない

これって楽なのかな？

束縛

悲しいけど、しかたない

言葉でも心でも
あなたをひきとめるちからが
わたしにはない

わたしだって、同じさ
縛られた瞬間、逃げるようになる

どれだけ信じたって
どれだけ愛したって
冷めるものは冷めるし
ひきとめられないものなんてたくさんある

なるべく身軽に
辛くさせないで

トモダチ

友達だから言える言葉がある
言えない言葉も

将来の話と
過去の話

同じ経験と違う経験

今日までの歴史

好きなものと嫌いなもの
いつも聞いてる音楽

運転席の横顔


揺れたくないな

知ってる？
そこは彼女の指定席
わたしに嫉妬する資格はないんだって

抱きしめるのは彼女の肩だけ
彼の支えは彼女だけ

弱気なとこ見せるのは彼女にだけ


トモダチ、なんて
都合のいい言葉

後ろを向いた瞬間　涙がこぼれた

わたしとあなたの
優先順位は違う
徹底的に
それがこうゆうふうに辛くなるなんて
思ってもみなかった


男と女としてじゃなく
つながっていられる関係は尊いですか
人と人として
つながっていられる関係の方が幸せですか

別れの日

離れる日のことなんて
考えたこともなかった

いつかダメになって
永遠に会わないと決めるその日が
こういうふうに来るとは思わなかった

朝の道で振り返る
完全に逆の道を
歩いてくあなたを見て
「おわり」を思い知る

自分で、決めたのに
泊まるのも
好きになったのも
離れることも
別れも

その実、決定権はあなたに委ねていた？
それがわたしの弱さ？狡さ？

勝手に増えてしまった思い出を
どうしたらいいの



いつか、永遠に別れる日が来ても
ふたりでいた今日という日があって良かったと思いたい

たぶん、

想いに重さがあるなら
どっちに比重があるなんて　当然、わかる

なにをもって
想っている、と言えるのか

何時間も想い続ける？
振り向かない人を待つ？
たったひとり？
その人の幸せを願う？自分を顧みずに？

同じ重さがいいなら、やめなさい
あなたが想うほどに彼は想っていない
あなたの時間が食い潰されている間
彼は彼の世界で生きてる

あなたの勝手で好きになっただけなんだよ

彼女

彼女の後ろ姿　に、嫉妬してた。

大事なひとが隣にいるなら
なんも怖くないかな。

優先順位は、何番目ですか？

約束したい時もあるんだけど。

なんか、からまわる。


結局、彼と付き合うなら
わたしはいろんなことを
あきらめて、受け止めなきゃいけない。

で、良い子になりすぎて、ダメになる。
もう結末が見えてる。


ただ、大事にしたいものを見分けたら？
そっちを大事にしたら？

夜

たぶんね、
わたしが想うほど
君はわたしを想っていない

考える時間なんて比例してない

なんか、つまんないの

倍返しで想い合いたいなんて重い？

気持ちに加速度ついてくれば
ひとりでからまわりする
それが嫌なら・・・

想うのは無限に自由なのに
想われるのはコントロールできないでしょ
それが嫌なら・・・



なんで、　ここに、　君がいない　？



一緒にいられる時間と
出会える人が限られているなら
早く見つけなきゃ
一刻も早く、一緒にいなきゃ


想うことに疲れた孤独な夜