Re:

わたしがとりとめもなく
かんがえている こと。

知る

2005-06-26 22:15:39 | something new
たったいちどでも失敗したら、
ひとは去っていくと。

たったいちどの裏切りで
ひとは去っていくと。

手をつなぐより
背を向ける方が、簡単だ。

あなたはそれを痛いほど知っていた。

だからまっすぐに、ひたむきに、

真剣で、厳しい。

わたしは
あなたから離れて
いっそうよく解った。

メッキが剥がれたごとく、
残念に思った。
と、誰かがそう評した。


そうだろうか?


あなたは、剥がれない。
本物だから。


わたしは知っている。

本についてのメモ12

2005-06-26 11:44:38 | books
最近読んだ本

「コンセント」田口 ランディ
「アンテナ」田口 ランディ
「モザイク」田口 ランディ
「アッシュベイビー」金原 ひとみ
「アクセス」誉田 哲也
「死の種子」重田 昇
「わたしと小鳥とすずと」金子 みすず
「イマジン・ノート」槇村 さとる
「female」短編集
「トライアル」真保 裕一
「取引」真保 裕一
「震源」真保 裕一
「聖域」篠田節子
「仮面舞踏会」赤川 次郎


あなた

2005-06-24 22:16:07 | something new
あなたがわたしを
「あなた」と呼ぶとき。

透明で美しい響きに

とても大切に扱われたようで
嬉しくて
尊重されたようで
誇らしくて
少し距離があるようで
寂しくて

揺れた

“あなた”・・・



予期せずに流れ込んでくる思い出に
胸がつまるときがある

あと、どのくらい?

潰す

2005-06-14 22:59:51 | something new
もう、やめたいのならば
やめればいいだけ、だ。
それでもなんどもたぐりよせてもがくのは
まだ、自分をあきらめていないから。

生活がわたしを追い越してゆく。
そんなことがしょっちゅうある。

「E」になったタンクにガソリンをいれ
クレジットカードの支払いが預金から引かれ
友人の誕生日を祝い

カレンダーの予定を ひとつ ひとつ。


単純作業の合間に

ひとりで歩く道の途中で

なにが尊いのか、どうしてもわからなくなる。
なにもかもが尊いようにも
なにもかもが無駄にも 思えてくる。

時間を
潰して埋めて
無駄につかって切り詰めて


ふやけた吹き溜まりのなかで

それでも、まだ、まようことを怖れない。

わたしはまだ、じぶんをあきらめていない。愚かだけれど。

要る

2005-06-10 21:24:44 | something new
わたしが要るのならば、
わたしは傍にいる。
最初からそう言った。約束。
もう要らないのなら、わたしは、・・・。

わたしは最初から知っていたんだ。

あなたが要らないと言うわたしなら
わたしも要らない。



最近、思う。

この身体についていけないって。
身体はどこまで自分だろうか。
大事にすればつけあがって
護ってやれば裏切って
ただ、ひたすら老化していく。

この心についていけないって。
自分に負けるとか
自分を赦すとか
いったいなにと闘ってるわけ?

わたしはわたしをもてあましてしまう。

100回 愛想尽かして
それでも
まだ つきはなしきれずにいるから
苦しいのだと。






三日坊主

2005-06-08 22:29:12 | something new
飽きたんじゃない。
冷めたんじゃない。

こうすることの 意味 を問い直した。

確かに、動かされたこころが
走っていくことを決めた。
その情熱が褪せる気配見せた頃。

それでも やめられず 今もこうしている
のならば。

わたしはなにも選べないと言って、
あなたのそばを離れ
わたしはなにも選べないと言って、
こうすることを
選んでいる。

選んだのならば、そのまま往って。
できるのならば、そうする義務がある。

without a title

2005-06-06 17:21:28 | something new
あなたのほうから捨てなさい、と。


ここにずっといることはできても
きっとわたしは不幸せになるだけだろう
そう思った。
だから、わたしから捨てなければいけない。

他人様の言葉に
わたしはぐらぐらと揺れる。

優しいね
そのままでいて
かわらなきゃだめだ
もっと考えなさい



「思う」だけならば誰にだってできる。
想像も妄想も、誰にだってできる。
24時間 ひたすら夢見ることなら。

傷つかないためだけに、
わたしはここにいる。

そんなにしてまで守りたいわたしって、誰?