【俺は好きなんだよ】第195回
『オールド・ルーキー』(2002)
原題はもっとシンプルに、『THE ROOKIE』。
実話の映画化です。
スタッフ。
監督:ジョン・リー・ハンコック
製作:マーク・シアーディ/ゴードン・グレイ/マーク・ジョンソン
製作総指揮:フィリップ・ステュアー
脚本:マイク・リッチ
撮影:ジョン・シュワルツマン
音楽:カーター・バーウェル
出演。
デニス・クエイド
レイチェル・グリフィス
ジェイ・ヘルナンデス
ブライアン・コックス
ベス・グラント
アンガス・T・ジョーンズ
リック・ゴンザレス
チャド・リンドバーグ
アンジェロ・スピッツィリ
ロイス・D・アップルゲイト
ラッセル・リチャードソン
レイノール・シェイン
デヴィッド・ブラックウェル
物語。
ジム・モリスはかつてマイナーリーグでプレーしていたが、肩を壊してメジャーリーガーになる夢を絶たれた。
35歳になった現在では、テキサスの高校で教師の傍ら野球部の監督を務め、妻と子供に囲まれて平穏に暮らしている。
そんな彼に転機が訪れた。ある日ジムが部員を指導中、キレのある豪速球を繰り出していることに周囲が驚き、彼自身も肩が完全に治っていることに気付く。
そしてジムは部員たちに“地区大会で優勝したらプロテストを受ける”と約束する。
やがてチームが優勝し、ジムは妻に内緒でテストを受けるのだが・・・。
受賞歴。
2002年の放送映画批評家協会賞で、ファミリー映画賞(実写)にノミネート。
なんと、これ、実話です。
1999年、35歳にしてメジャーデビューを果たし全米の喝采を浴びた実在の史上最年長ルーキー、ジム・モリスの波乱と奇跡の半生を脚色。
ジム・モリス本人もカメオで出演している。
アメリカにおいて、実録・伝記スポーツは定番かつ佳作が多いジャンルです。
この作品もその列に加わります。
この作品後から、デニス・クエイドは、アメリカの良心を象徴するようになるようになりました。