Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

自分が分からない

2009-03-09 02:43:12 | Weblog
問1 次の文章を正しい日本語に直せ。

「当社の会社説明会にエントリーしていただきありがとうございます。4年生とゆうことでできれば明日 3/7 (土)きていたでければと思いましてメールさせていただきました」

 実はこれ、オレが説明会に行こうと思っていた企業からのメールなんだが、いくら何でも酷くない?
 文章自体も小学生が書いたようにしか見えないし、そもそも前日になって日程の変更を打診するか? 冗談じゃないぜ。

 そしてさらに腹立たしいのは、これに対してオレが送った「出来れば火曜が良いのですが……」というメールに、未だ返信がないという。
 で、オレは明日行くべきなん? 行かないべきなん? いずれにせよ本来ならこんな会社蹴飛ばしたいけど、今の自分にそんな余裕はないんでさ。勘弁してほしいよ。

 もうさ、ホントにどうなるんだろ、オレ。就活を頑張ろうという気持ちと、どーでもいいやという気持ちが、交互にやってくる。
 一般に新卒は有利と言われるけど、この時期になっちゃそんなのも関係ないしさ。メールすらまともに書けないような企業しか残っていないと思うと、自分が情けなくなる。

 でも、あんまり悲観はしてないよ。誰が何と言おうが、オレは天才だからね。このまま終わるはずがないんだよ。終わるわけにはいかないんだよ。いつか花開く時が必ずやってくる。これはもう揺るぎないんだ。

 またこんなことを書いちゃってさ。笑いたけりゃ笑えばいいじゃないか。こいつ何言ってるんだって。好きなだけ鼻で笑ってもらって構わない。

 だけどな、オレだって分かってるよ。他人が思う前に自分が全部分かってる。色々と理解した上で、敢えてこういうことを言っているんだ。

 一昨日の日本戦に登板した韓国のピッチャーが、試合前に「イチローなんて知らない」というような趣旨のことを言ったという。一部では反響があったらしいけど、オレには彼の気持ちが痛いほど理解できる。
 要するに、韓国にとって、日本は特別な国なわけだろう。極端に言えば、日本に負けることは世界制覇を逃すより悔しいはずだ。
 そんななか、全国民の熱い期待を一心に背負い投げるというのは、20歳のあんちゃんにとって計り知れないプレッシャーであることは想像に難くない。イチロー云々は、それを跳ねのけるための発言だったのだと思う。

 同じように、オレも虚勢を張らないと潰れそうになってしまうわけ。闘志もやる気も人一倍にある。でも、一方で、踏み出そうとした瞬間に足がすくんでしまう自分もいて、本当にどうしろっていうんだ。

 全て投げ出したくなって、自暴自棄になって、昨日は昼間からお酒を飲んでいた。もう人間として終わっていると思う。自分が時々分からない。何もかもが分からない。分からないばかりでなく、しばしばコントロールが利かなくなる……。


最新の画像もっと見る