Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

臓器移植を受けた神達彩花ちゃんが死亡

2006-05-24 16:30:39 | Weblog
アメリカで多臓器移植を受けた神達彩花ちゃんが、感染症のため亡くなった。

もちろん亡くなってしまったことは気の毒だし、親御さんの助けたいという気持ちも痛いほど分かる。でもね、オレはやっぱり臓器移植なんてのは、許される行為じゃないと思うんだよ。だって自分の臓器の代わりに他人の臓器を入れるなんて、ピーマンの肉詰めと何が違うんだって言いたくなるもの。人間の体を何だと思っているんだって。オレはもし自分が移植しないと助からないって言われても、絶対に断るよ。そこまでして生きたかないって。もっとも母親にこんな話をすると「アンタの命はアンタだけのものじゃない」って怒られちゃうんだけどね(笑)。

今朝のニュースで知ったんだけど、女の子がマンションから落下する事件があったらしいね。また窪塚洋介か、懲りねえなと思ったら違ったようで(笑)。冗談はさておき、最近はこの他にも子供が巻き込まれる事件が多いじゃない。オレはこういった事件も臓器移植を始めとする医療の発達のもたらした弊害と見ているんだよ。不治の病と言われた病気でもどんどん治癒方法が確立され、日本人は死ってものを正面から考える機会がなくなった。不幸を知らなければ幸福を知ることが出来ないように、死を知らない奴に命の重みが感じられるはずがないわけでね。最も有効な“死”のテキストである戦争を放棄したことも含めて、“生”しか見つめないその風潮が社会に暗い影を落としているんじゃないのかと思う。

とにかくね、臓器移植なんてのは命を軽んじる行為の最たるものなわけだよ。もっと言えば人権侵害だな。何しろ人間が人間らしく死ぬ権利を剥奪しちゃうんだから。しかし不思議だな。なぜ人権団体は何も言わないんだろう。人種差別や女性差別なんかどうでもいいから、こういうことでもっと吠えてくれって。まったくなぁ。こういう団体ってのはどうも胡散臭く思えてなりませんな。

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