Dying Message

僕が最期に伝えたかったこと……

2011年を笑い飛ばそう!

2011-12-31 18:47:39 | 漫才
「今年は何と言っても音楽ではAKB48一色だったね」
「すごかったね。オレも総選挙には参加したし」
「へぇ、そうなんだ」
「政治参加は国民の義務ですから」
「それは違うだろ!」
「だけど、近所の中学の体育館に行っても投票箱がなくてさ。仕方ないから部活中の女子の体育着姿を拝んできたよ」
「ただの変質者じゃねぇか!」
「しかし、AKBなんて数年前までは大したことないグループという印象だったけど、ここ数年で一気に国民的アイドルにのし上がったよな」
「本当にそうだよね」
「それこそ選挙前なんてどこのテレビ番組も大騒ぎだったし、今後もさらに過熱してゆくのかね」
「そうなっても全然驚けないね」
「そのうち選挙が近くなると大して親しくもない知人から『板野友美ちゃんに投票して』なんて電話で頼まれちゃったり」
「やめろよ! 公明党みたいな言い方をするな!」
「でも実際、AKBって人気に違わず名曲がたくさんあるんだよね。モー娘。と違って」
「最後のひと言は余計だけどな」
「『ヘビーローテーション』や『フライングゲット』は男のオレでもよくカラオケで歌うもん」
「そうなんだ」
「あと、お気に入りなのは『上からマ○コ』ね」
「そこを伏せるなよ!」
「『下からチ○コ』」
「発想が小学生レベルだよ!」
「そしたらグループ名もAKB69にした方がいいな」
「だからくだらねぇんだよ! ついでに言えばシックスナインじゃなくて騎乗位だろ!」
「それからネタにはしづらいけど、2011年を語る上で東日本大震災は避けて通れないな」
「地震や津波自体が大変だったのはもちろんだけど、それだけではなくて。震災発生直後は買い占めによる物資不足も深刻で、商品がお店から一斉に消えたんだよね」
「電池なんかも本当に必要な人たちに行き渡らなかったんだろ」
「そうそう」
「ピンクローターを使ってるカップルとか困ったろうな」
「そいつらはいいだろ! それくらい我慢しろよ!」
「そしたら手動でイカせなきゃなんないからテクニックが向上して」
「何でそうなるんだ!」
「加藤鷹ばりのテクで女の子がみんな潮を吹いちゃってさ」
「意味が分かんねぇよ!」
「終いには防潮堤を超える大津波になっちゃう」
「やめろよ!」
「でも、買い占め等で人間の弱い性が露呈した一方、芸能人が激励のために被災地に入ったりもして、そういうのは本当に素晴らしいと思うよな」
「桑田佳祐が宮城でライヴをやったりしてね」
「あとはいっこく堂も行っていたらしい」
「え、そうなの?」
「そこらに転がっている転がってる死体で腹話術をやったって」
「そんなわけねぇだろ!」
「『あれ、復興が、遅れているよ』」
「不謹慎にもほどがある!」
「震災の影響でプロ野球にも大きな影響が出たね」
「そうそう。開幕も遅れたしね」
「未曾有の災害のなか、特に楽天の選手たちは野球をすることへの戸惑いはあったと思う。でも、そんな時だからこそ、ファンの声援が力になったはずだよな」
「確かにね」
「オレはホークスのファンなんだけど、イーグルスに頑張ってほしい気持ちもあったもん」
「そういう人は多かったかも」
「CSで戦うことを想定した場合、長距離砲が不在で足を使えるのも内村や聖澤くらいだから、一番組みやすい相手だと思って」
「そういう意味で応援してたのかよ!」
「熱心に声援を送るあまり、応援歌として『揺れる思い』や『TSUNAMI』を歌っちゃったりして」
「最低だよ!」
「隣の客とウェーヴを作っちゃったりしてね」
「だから最低すぎるだろ!」
「でも、そうして人と人とが手を取り合って、日本が一歩ずつ前に進んでいけたらいいよね」
「やけにいいこと言うじゃん」
「今こそみんなの力を結集する時だよな」
「本当だよね」
「手始めにお台場で抗議デモを決行しよう!」
「それは韓流だろ! いい加減にしろ!」


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