三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

直通バス事業の争点→市民の声さんのまとめより

2013年03月30日 | 公共交通

直通バス(神姫バス)を再度整理しました。のブログに市民の声様より(まとめと感想)コメントを頂きました。

感想については割愛させて頂いていますので、コメント欄で御覧頂くとして、非常に分かりやすくまとめて頂いていますので掲載させて頂きました。 

(僕・・・。文章力が・・・。助かります ^-^)

 


直通バス問題(まとめと感想) (市民の声)2013-03-29 21:43:15

今日、初めてこのブログを読む方のために、「直通バス事業の争点」をまとめてみました。

(1)三木市は、市民病院を小野にとられてしまい、今までよりすごく遠く、行きにくくなったので、病院のための直通バスを走らせることにした。

(2)直通バスのための住民説明会などが開かれたが、その段階で運行に係る費用は明らかにされなかった。


(3)半年後にはバスを走らせる、という3月になって、事業経費がようやく明らかにされた。
2億5千万円。

(4)平成25年度開始事業なのに、平成25年度予算に計上されていないので、不審に思った議員が議会で問いただすと、「2億5千万円」は、もっと増えるかもしれない、ということが明らかになった。

(5)途中で明らかに利用客がいなくて、便数などを減らした場合、補助金は少なくなるのか、と三木市側に質問したところ、担当部長は「少なくなります。」と答えたが、そこで市長さんがわざわざ議会答弁中に担当部長の答弁を訂正して「便数を減らしても、三木市から払う補助金額が変わるわけでない。」と答えた。(←ここ重要)

(6) (4)~(5)から推測するに、「2億5千万円」は神姫バスへ払う、最低保障ぐらいの金額(単年度として)で、実際の補助金額は全く分からないらしい。

(7)神姫バスに22台ものバスを購入してもらって、9路線を一度に開通させるという大事業を始めるのに、これは神姫バスの自主事業で、三木市は補助金をあげるだけだから、契約も結ばなくていい、だから予算にもあげなくていい、と三木市は言う。

(8)バス事業が、赤字にしかならない事業を「補助金をもらえなくても仕方がない」状態で自主事業として始められるはずがない。三木市との間に、なんらかの合意があるとみるのが妥当。(補助金をもらえなかった上に、1年で終わらせる事になれば、神姫バス側には、少なくとも4~5億円くらいの損失が出るでしょう。こんなことアリエナイ。)

(9)なぜ三木市は予算計上し、しかるべき契約を結ばなかったのか?

(10)実際には、神姫バスとは運行を始めようとする段階で、「かかる費用のこれだけは補償する」という裏約束があるとみるのが妥当。(でないと神姫バスはこんな大事業、恐ろしくて始められるはずがない。)

(11)私自身は、裏約束で補償された金額は10億程度であろうと思っています。(単年度で終わらせても、初期投資にかかった費用等を回収しないと黒字にはならないですし、これだけの大事業ですから、最低○年の運行補償があるんじゃないかと思います。(○の部分は分かりません。))あくまで推測です。

(12)そこで私たちとしては、手続き上の瑕疵を指摘し、なんとかこの事業の全体像を堂々と示したうえで、市民の皆さんの判断を仰いでください、とお願いしています。
 (どこが駄目かは、このまとめを見た後、ブログを読み直してください。)

------ 以下、まとめでなく私の感想です。-----------------------

ブログコメント欄を御覧下さい。(大西秀樹)


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11 コメント

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Unknown (k)
2013-03-30 14:10:38
まとめられていて、これまでの経緯と問題点が解りやすく焦点が鮮明になり理解度があがった。

当局は疑問や問題点を堂々と説明するのが当然であると考えます

何故対応しないのか
また議会はその責任があると思う
それとも市長のための議員なのかどうか今問われていると思います
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大西ひでき (kさま)
2013-03-30 23:34:27
すみません。^-^
市民の声さまのおかげです。
役所も議会も仰る通りの対応をしなければならないと思います。

有り難う御座いました。
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Unknown (ふくろう)
2013-03-31 00:30:33
ブログ村で、たまたま見ました。

私は、1970年2月生まれで、現在、失業中で求職中です。

普段800円の、大阪市営地下鉄と市バスの1日券が、土日祝だけ 600円ですので、土曜日は、うつ病予防に、出掛けます。

兵庫県議の小池啓納さんの、一般の失業者より、刑務所を出た人の仕事を一番に考えるべきとの発言は、納得できず、大反対です。
http://www.hyogo-minshu-kr.jp/?p=825

高校を卒業した18歳から、定年の年齢よりも上のかたまで、求職者の全員が、就職できる日本を、期待しています。

議会でも、格差是正・雇用拡大を、提案して下さい。

よろしくお願い致します。
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ひどい会社でしょう。 (ふくろう)
2013-03-31 00:31:16
私は1970年2月生まれで、失業中で、医事か 一般事務か データ入力の仕事を探し、就活中です。

私が1992年~1999年迄、バイトをしていた、大阪市北区中津5丁目の 日本通運の事です。

勤務日は、月~土の週6日、9:30~17:30で 休日は 日祝でした。

時給は 同じ仕事で 男性が900円で 女性が750円でした。

長年 休まず、繁茂時は、21:30迄 残業しても、厚生年金も 有休も 保険もありません。

暇な時は、女性だけが、15時で 帰らされたり、1日おきの 出勤にされたり WC掃除も、女性だけがしていました。

私は、独身で、両親と 同居していて、何回も面接に落ちて、やっと 採用された会社ですし、なんとかやっていましたが、一人暮らしや、バツ1で育児中の方は、大勢辞めました。

女性は、普通以上の身長がある人だけが、時給850円の厚生年金 有休 保険つきの、準社員になれていましたが、私は小柄だった為、一日も休まず、一生懸命に働いていても、準社員になれませんでした。

私は 物凄く 準社員になりたくて、認めてほしく、一日も休まず、残業も沢山して 身長を見せる為、踵のある靴を履き、お守りも持ち、努力しました。

身長制限がある、職種ならともかく 一般事務なのに、本人が努力できない身長で 準社員になれなかったのは、納得できません。

退職後、2005年に通った、ヒューマンの医事の先生から 普通は、時給制でも 月~土の週6日 9:30~17:30 半年働いたら、10日間の有休がもらえると、教えて頂きました。

ヒューマンの医事の先生から、連合大阪が、格差是正に 取り組んでいるので、行ってみたらと、勧めて頂きました。

私は、初めて、連合大阪へ行き、そこでも、時給制でも 半年で、勤務時間の数だけ、週1日でも、有休はもらえ、7年も勤務したら、厚生年金も 有給休暇も 社会保険ももらえると、教えて頂き、9:30~17:30の契約なのに 15時で 帰らされたり、1日おきの 出勤にされるのは、契約違反にあたり、退職後、2年間は 訴えれた事を、お聞きしました。

今も 物凄く 悔しく、厚生年金 有休 保険付きの所に 就職したいです。
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>ふくろうさん (市民の声)
2013-03-31 09:36:09
ふくろうさんは、独身の小柄な女性で、とても努力して仕事してきたけれども、過酷で賃金が安い非正規の仕事しかできず、精神的に不安定になってしまった、ということでしょうか。

ちょっと全容が理解ができず、申し訳ない。

このブログでは、正規職員をどんどん減らして、非正規社員ばかりの社会にしてはいけない、ということを色々な角度で論じてきています。(「人材のデフレ化」など。)

一般社会の話で「正社員を拡大しろ」というと喜んでいただけるんですが、「公務員を増やせ」というと、どうも、白い目で見られてしまうというか、最終的には「公務員の高級批判」ばかりになってしまうので、話題を敢えて避けているところもあります。

今すぐには、この話題を取り上げることができないかもしれませんが、こういったお声を聞き、市役所におけるパートさんやアルバイトさんの実態などを調査することで、色々な問題が見えてくるかもしれません。

ふくろうさん、
不安な気持ちを抱えながら、一生懸命仕事し、それでも報われない、という状況が続くと、心が疲れてしまいますね。

お察しします。

すぐにどう、という話ができず申し訳ありません。
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Unknown (Unknown)
2013-03-31 10:35:03
そもそも小野市の手前勝手なやりかたで、公平さを欠いた統合であり三木市は後手後手でまるでシモベのようすである。発端からの間違いであり協議してこなかった行政特に議会の市民にたいしての説明責任が問題でありつけはすべて住民に負わせられる。

バス問題にしても全体をとらえて言うなら、小野市にも負担をさせるべきだ。

そもそも三木から奥(北)へいくこと事態が問題なのにかかわらず、こんな行政.議会をもった我々が一番馬鹿をみる。

なんとかりょうしきを持った議員に期待したい
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Unknown (Unknown)
2013-03-31 10:43:25
富山市にみるように町の中心へ向かってのコンパクトシチイへの成功例がある。

三木市は外(不便)へ年よりにとってかけ離れた郊外へまるでじだいに逆行したもの

人は離れる
馬鹿がかしこぶるとーーーー。
馬鹿な議員ーーーーーーー。
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泉議員がブログ更新 (市民の声(一市民))
2013-03-31 20:06:23
泉議員がブログ更新してくれました。

http://ameblo.jp/izumi-yuta-politics/entry-11501840656.html

お待ちしています、と書いていたので感想も返しておきましょう。

直通バスが統合病院へもたらす収入の計算は以下のとおりだそうです。

(直通バス利用予定者は1日あたり252人と前提)

外来(252人×外来平均単価1万円×日数245日=6.2億円)

入院(外来の2割50人×入院平均単価6万円×日数365日=11億円)

合計17.2憶の収益で、直通バスがないと病院に行かない人をこのうち1/3と見積もり、単純に5.7億ぐらいが収入の増加とみるようです。

まず、1日あたり252人の利用予定というのが、希望的観測であることを忘れてはいけません。この数字はふたを開けてみれば50人くらいかもしれません。

それから、252人のうちの2割を入院患者にしたいみたいですが、いくらなんでも無謀です。

割合でいえば、通院患者のうちの2割ぐらいは入院に流れてくれるかもしれませんが、1回通院してすぐに入院し、その後2度と通院しないという計算でないと、この算式は成り立ちません。

実際は、入院までに3~5回くらい通院し、退院後はもっと多く治療に通うことでしょう。

つまりね、入院するような様態の患者さんは、少なくとも5~10回ぐらいは通院すると思うんですよ。(入院の前後を通じて。)

泉議員さんの計算だと、通院するたびに入院しなきゃいけません。

だから、まぁ、市側が提示した通り、1日あたり252人が乗ると、そこは甘く見たとしても、それで計算できる入院収入(収益ではない)は、11億の1/10、つまり1億くらいじゃないですかね。

このうち、「バスがないと統合病院に行かなかった人にかよる収益」はもっと少なくなるでしょう。

あとね、統合病院は2次救急と言って、高度医療を担う病院で、「たいしたことない病気」では入院させてくれないし、入院でできたところで、長くは置いてくれない病院なんですよ。

ここに入院する患者さんはね、「バスがあって便利だからなんとなく。」やってきた患者さんじゃなくて、「この病院の医療が高度で信頼できるから。」望んでやってきた患者さんじゃないと駄目なんですよ。

貴重な税金を何十億と投入するのは、「高度医療を守るため」でしょう?

ご存じのとおり、三木市内では多くの民間病院が自分の経営努力で、「市民の医療」を守ってくれています。

自力で経営努力している民間病院と、税金をジャブジャブ投入できる公立病院は、お客さんを奪い合ってはいけない。そういうことは理解してもらえますか?

おっと、話がそれました。

たぶん、泉議員さんが今回出してこられた試算は、市長さんが議会答弁で出してこられたものと同じだと思うんですが、泉議員さんは、それを聞いて何も疑問に思われませんでしたか?

泉議員さん。
あなたはまだお若い。
柔らかい柳のように柔軟に、しなやかに、物事に当たっていかなければならない。

若ければこそ、今の状況がいつまでも続くものという思い込みを持ってしまっているのかもしれない。

しかしね、後から振り返れば「今の状況」など、長い過去のほんの一時期にしか過ぎないのですよ。

ちょっとね、少し懐疑的に状況を判断してみませんか。

こんなね、素人でもおかしいと思うような計算を自論であるかのように振りかざしていては良くないんじゃないかと思うんです。

(今は、統合病院に的を絞ってます。他にもいろいろありますが焦点がぼけるといけないので割愛。)
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Unknown (草莽の民)
2013-04-02 00:05:39
じゃあ自分も泉議員のブログへの意見を

議員の給与1割カットは、資産があったり、何らかの組織から献金を受けてる人が有利になる。
格差が生じ、お金のある人しか議員になれない。
癒着による腐敗が広がる懸念。
お金が無いから大して出来る事が無く、諦めムードが広がり、ますます役立たずの職業市議になる。
職員給与にも同じ事が言える。
しかし市民が不満を持つのも当然。


> ヤクルトの例で言えば、初期投資額が150億円、その経済波及効果は300億円と助成金の数百倍あります。また、地元に大企業があるという事は雇用の確保はもちろんの事、若者が三木市に定住したいというイメージの向上にもつながります。
その経済波及効果は三木市にも齎されるのか?
「雇用の確保」という概念では確かに確保はされるが、悪い給料ではイメージ向上にはなり得ない。
機械の様に働くことに良いイメージは無いと思う。
何でもかんでも「定住したいというイメージの向上にもつながります」というのは下手な絵の自画自賛。
面倒臭いんでこういう表現はもう止めていただきたい。


>住宅リフォーム助成
ここで文化的なリフォームを言えば、特化した企業が現れ、文化的リフォーム需要が促進されて、経済的にも景観にも向上する可能性があると思う。

>若者世代の新居建築購入時の家屋にかかる固定資産税等の軽減
純和風の住宅ならば余計に固定資産税がかかるという不公平を是正すべき。
更に言えば、中古の家の場合、それぞれが建てる調和の無い個性的なポストモダン住宅や中途半端住宅よりも、同じ条件の純和風住宅の方が家を売り易い。

>他方で、0~5歳の年代では50~90人が市外から三木市へ転入してきている。この事は子育てしやすい環境を求めて、三木に移り住むというニーズがある事を示していると思います。
単に嫁いだだけじゃないのか?根拠が示されておらず大袈裟に感じる。

>「大企業優遇反対」などのイデオロギー論に私は意味を感じません。
  ↓
>そういう事もあって、本会議では反対は共産党だけという形になりました。
焦ってる?民主党みたいな事になってる。


> 私が「若者が住みたいまち三木」という「イメージ戦略」を市内外に向けて発信していく必要性について問うと、市長からは「ツイッター」や「フェイスブック」などの若者向けの新たな情報発信にも積極果敢に取組むと答弁がありました。
過剰広告は止めた方がいい。願望と現実とがあまりに違い過ぎる。
自然と市民からそういった声が出てくる様にしようとは思わないのか。
若者なのに諦めて住む町だと思う。
それにアゴだけで出来ることを、積極果敢にというのか。
パフォーマンスで無能分を補うように、「宣伝」ばかりが増えてはどうしようもない。
みっきぃ情報ミュージアムはどこがやってるのかは知らないが、成功してると言えるのか?と気になる。
CMばかりの番組を見たい人はいないのと同じで、使う側のことを全く考えてない。
宣伝にも許容量の限界があるので、そんな事よりも根っこを改善しないとどうにもならず、空元気では無関心の促進になる。
違法看板などが溢れてるのと似た嫌悪感。
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大西ひでき (ふくろうさん )
2013-04-02 21:24:59
コメント有難う御座います。
不安定な中での仕事や生活そして身体のこと。
よく理解できます。
格差の無い社会に少しでも近づけるように取り組んでいきたいと思います。
ふくろうさん も身体が資本ですので、十分にご自愛下さいね。
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直通バス入院収入11億? (市民の声(一市民))
2013-04-03 21:29:50
さて、泉議員さんのブログに載っております、
多分、議会答弁で市長さんが直通バスを走らせる根拠とした「入院収入11億円」を検証してみましょう。

バスに乗ってやってきて入院する人を25人とし、これに年間日数365日と1日一人当たり入院費用6万円をかけて、11億とするみたいです。

50人 × 365日 × 6万円 = 11億

ですね。

50人 × 365 日 = 18,250人

直通バスを使って、統合病院へ入院する三木市民の延べ人数は、18,250人になりました。

さて、現在三木市民病院の平均在院日数(入院日数)は16日くらいです。今度できる統合病院は、2次救急病院なので、そんなに長くは置いてもらえないと思いますが、とりあえず、平均在院日数は16日としましょう。

(見積もり値は、できるだけ、三木市にやさしく、ありあえないくらい甘めに取ってあげようと思っています。)

18,250 ÷ 16日 = 1,140人

三木市の人口を81,000人として

1,140人 ÷ 81,000人 = 1.4パーセント

つまり、三木市民の70人に1人が、直通バスを使って統合病院に16日程度入院することになります。(1年の間に。)

直通バスの計画では、三木市民の統合病院利用者の3割くらいがバスを利用してくれる計画だったでしょうか。

ちょっと忘れてしまいましたので、3割が使う前提だったと仮定しますと・・・

ありえないくらいやさしく、基準値を取って計算しても、

三木市民のうちの21人に1人が、統合病院に年間16日程度入院している計算になってしまうんですね。

(三木市の計画で、直通バス利用者による入院収入を11億あげようと思ったら、です。実際に直通バスによってもたらされる入院収入は、11億円という計算値の10分の1以下でしょうねぇ。)

よくもこんなあほみたいな数字を堂々と根拠としてあげてこれたもんだと。

えーとですね、これはちょっと言ってもいいでしょうか。

責任者出てこーい!反論してみろー。

fuji-takeさんに怒られるといけないので、今回はちょっと軽めに書いてみました。

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