三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

学校再編 三木市答弁 ver5

2018年12月22日 | 議会

議会答弁 以下 つづきです。


Q:議論を尽くして頂く必要がありますし、情報についても説得力のある情報、先程から何度も言いますが説得力のある情報を出して頂きたいと思います。

先程、吉川と星陽の中間地点で新たな学校を建てたらと言う案もあったのは仮にと言う話でした。

そういうふうな所で仮にと言うことで出したとしても2人の長が発言されているので非常に重いものですから発した言葉については、それぞれの委員会なり、検討部会なりに出して頂く必要があったのかなと思います。

ですので、統廃合についても当然地域の皆さんの意見が最優先されると思いますが、そう言うご意見を聞きながら進めていって頂きたいと思いますし、コスト的なところどうなるのと言う、前の議員の質問でもあったと思いますけれども、コスト的なところも説明が出来るようにされてもいいんじゃないかと思っていますコスト的なところから話をすると、以前の中学校は統廃合するけれども小学校はしないとした時の資料では参考としてですが、コスト的なところで、運営管理費についてはという資料が出されているんです。

あくまでも参考ですから、三木市にあうかどうか分かりませんけれども、50人規模の学校と400人規模の学校コストの比較、教職員人件費を含む全ての管理運営経費と言うことで出されていて、これが、運営管理経費にすると50人程度の学校が1,4億円、それが400人程度の学校にすると3,7億円程度になるという。児童生徒一人当たりで検討すると400人規模の学校のコストが75万円、50人規模の学校になると一人当たり280万円になるんだという資料が示されています。


私見)前教育長の時の資料には、参考資料としてコストも示されていました。がこの度の資料には掲載されていません。説得力に欠ける一つです。


これはあくまでも参考ですが、こういうところの数字の一つ一つに対しましても、市民の皆さんに分かりやすく説明して頂きたいなあと思います。それはお願いしておきます。

 

あと先程、市長からお答え頂きましたのでちょっとお尋ねしたいんですけれども、昨日、地域の学校が無くなると困ると言う意見がありますが、マイナスイメージだけでとらえるのでなく、農村地域に子ども達が帰って来る取り組みというような事を仰っていましたが、具体的にはどの様な事をお考えなんですか。

 

 

A:(仲田市長)これは学校再編と別の問題としまして、以前から良い学校をつくるのは非常に大事な事だと思っていると言うことは私が市長に就任する前からお話をさせて頂いているところでありまして、現状で学校数・生徒数が少ないが故に例えば地域の、それだけが理由でないかも知れませんが、地域外の学校に替わっている生徒さんもいらっしゃいます。

また、9月の議会でもお話させて頂きましたけれども、ある口吉川の方のお話をさせて頂きますと、仮に口吉川で学校が無くなったとすれば、口吉川から学校が無くなったら、口吉川に帰って来るかと娘さんに聞かれたお父さんがいます。

その娘さんは学校が無くなろうが帰ってきますと。しかしながら、ある程度子どもの教育の事を考えると、1クラス、1桁のクラスの学校では困ると言うよな声もあります。

ある程度、一定の集団規模をつくる。そして、教育委員会のほうでされていることでありますが、良い先生、良い教師、そうする事によって例えばお子さんが学校へ入る時に、やっぱり三木に戻って学校に通わせたい。そう思えるような学校を教育委員会を中心に作って頂くということは非常に大事な事だと思っています。

そして、ある一定の集団で良い学校をつくる事によって、子どもが帰って来ることによって、一番地域の活性化につながるのではないかと言う思いで、これまで発言させて頂いております。


私見)良い先生、良い学校をつくる事については私も同じですが、ここでの私の質問は農村地域に子ども達が帰って来る取り組みというような事を仰っていましたが、具体的にはどの様な事か?を問うています。

 

 

 

Q:私も全く同じ意見です。

学校は非常に大事なものでありますし、良い先生、良い学校にしていくのは非常に大切なことだと思うんですけれども、それを農村地域に設置したとすると、農村地域には子ども達が帰ってくるという事になるかも知れませんが、今進んでいる方向性としては、志染で言うと志染中学校がどこかと。今の三木市の方向性から言うと志染中学校が言った先に志染小もそこへと言う話になると志染中学校区には学校が無くなる。学校が無くなるとすると、外へ出て行った人達が、若い人達が学校が無くなった地域に戻ってくるのかと言うこと一つ、

もう一つは、充実した学校があるところに帰って来る若者たちが沢山いるということで、そっちの学校区については非常に子ども達も人も集まって来るかも知れないけれども、他方では疲弊した地域になるのではないのかなと思ったので、この農村地域に子ども達が帰ってくると言うことが、どういう事かなと思ったんですけれども、それで子ども達が帰って来るんでしょうか。農村地域に。今の方向性からすると。

 

A:(仲田市長)議員ご指摘の志染中が緑、自由校区という話が出ております。それについては11月の総合教育会議で私、座長を務めさせて頂きましたけれども、一定の方向性を出させて頂きました。

それは今後、地域部会で色んな意見が出ると思いますが、地域にお任せしたいと思いますが、少しご理解頂きたいのが、仮にですね、これは仮にです。一緒になったらというお話だと思いますが、私は、地域にもよりますし、学校間の距離にもよります。学校の距離全てがそういう訳でありませんけれども、ある程度近い距離で通えるところでありましたら、私は、良い学校が本当に出来れば通われる方もおられると思っています。


私見)学校の距離が少し遠くなっても良い学校をつくれば地元へ戻り、その学校へ通う人も出てくると。その学校へ通う為に、学校の近くに引っ越す方もいらっしゃるでしょう。私には、地域間で格差を設けているようにしか思えません。公共を司る立場として、私は本来であれば格差を助長する事をしてはならず。市民に混乱を招かず、慎重に進めなければならないと考えます。

市長は、農村地域に子ども達が帰って来る取り組みというような事をと学校再編で仰っていますが、残念ながらその点について明確な答えはありませんでした。

 

 

以下は、この度の議会で私が質問の最後に市長に発言したものです。


このところについては意見が平行線かなと思います。

良い学校は僕も大事ですし、良い学校にしてほしいと思います。今言ったように地域の成り立ちから考えると、今言っているのは小学校なんですが、小学校のことについて考えると公共としてはそれをするべきではないのかなと。

公共としてするべきところは、地域の学校を、地域のあり方そのものを地域の人と共に協議しながら、より良いものにしていくのが、僕は公共の役目ではないかと思いますので、そのことは、ここで申し上げたいと思います。


学校再編 三木市答弁 ver4

2018年12月20日 | 議会

議会答弁 以下 つづきです。

 

Q:校区割は次回の会議で決定をしますと言うことを仰っているんですけれども、校区割の全体像としては、どこの学校とどこの学校がどういうふうにひっつくと言う具体的な校区割をされる予定なんですか。

A:(奥村教育振興部長)学校と学校をどのように再編していくべきかと言うことを幾つかの案で示させて頂いて、次の総合教育会議に諮って頂きたいと思っています。

 

 

Q:そうすると、三木市の全体的な校区割が案として出来ると思うんですけれども、それをどのスケジュールで市民の皆さんにご検討願うとか協議して頂くとかと言うスケジュールはどのように考えているのでしょうか。

A: (奥村教育振興部長)総合教育会議に諮らせて頂いた後に私どものほうで各地域に出かけていかせて頂いてご説明をさせて頂こうと思っています。年が変わるかも知れませんけれども、1月以降に実施させて頂こうと思っています。

 

 

Q:各地域と言うことは、市内全域という理解で宜しいですか。地域も含めてPTAも説明される予定ですか。

A: (奥村教育振興部長)各地域10地区の住民の皆様並びにPTAの皆さんに対しましても説明をしていきたいと思っております。

 

 

Q:十分に説明をして頂いて、もし賛成の声が出るんであれば進めればいいのではないかと思います。広報11月号で広報されていますので、1月早々になるか2月早々になるのか分かりませんけれども、広報三木での周知も考えておられると言う理解で宜しいでしょうか。

A: (奥村教育振興部長)市の広報への掲載につきましては検討させて頂きたいと思っています。

 

 

Q:市民の皆さんも、この度の学校再編について、かなり混乱されているかと思うんです。

喫緊の課題である、志染・星陽の中学校、吉川の4小学校については、喫緊の課題として進めていきますと言う話だと思います。

もう一つは、三木市全体の学校再編についての方向性を考えていきますと言うことですけれども、僕はそれぞれ別個に考えて頂きたいと思います。

三木市全体のと言うことを考えるのも必要かも知れませんけれども、例えば義務教育学校にすると、成果もなにも分からない状態、情報が無いので市民の皆様からすると、それがどんなものか分からない、何なのか分からない状態でありますし、実際に実践校がそれで成功しているのかどうなのか、分からないと思います。

アンケートをすると、失敗したと書く人はなかなかいないと思うので、そういうところは慎重に進めて頂きたいと思うので、僕は三木市の全体像でなく三木市が考える方向性はいいと思います。

全体像で無く、先程らいの話を聞いていると、例えば志染中がある中学校と統合しますよとなった時に、じゃあ、三木市の全体像が小中一貫でいくとなったとしたら、志染中学校はその行先の中学校の地域の小学校(志染小の統合先)へ行くと言う理解になると思うんですけれども。

中学校についてはするけれども、小学校の是非については、もう一度議論しましょうよと言う方向性でいいと思うんですけれども、その方向性でいいでしょうか。

 

A:(西本教育長)我々が全体像と言っているものをお示しすることによって、非常に市民の方が混乱されている。どっちがどっちか分からない、スケジューリングも分かりにくいと。

私も地域に入らせて頂いてよく感じています。

その中でまずは、喫緊の課題ということを進めていく。将来像についても、一定の方向性は私は必要かと思っておりますので、それはそれとして、ある程度分けて考えていかないと市民の方も混乱されるのではないかと感じております。

それと、大西議員ご指摘の小学校と中学校の関係が私には理解しにくかったんですけれども、当然方向性として小中一貫・義務教育学校の方向性がオッケーとある程度認められるとなれば、中学校の統合先によって小学校も検討していかねばならない課題になろうかと思います。


私見)小中一貫や義務教育学校の是非についての議論が行われないまま再編の議論が突如として提案された事に対しての丁寧な説明が欠けています。

 

 

Q:そこが市民と違うところで、小中一貫の方向性がオッケーであればと言うことですが、小中一貫がいいかどうか進められていないなかで、中学校の統廃合が進められるんですね。

先に中学校が決められてしまうと、小学校の統廃合もオッケーになった時には、そっちの地域に行ってしまうんじゃないのと言う危機感が地域にはあるんですよ。

そう言うこともよく聞きますので、そのあたりも慎重に進めていって頂きたいと思うのと、市民に勘違いのないように理解して頂きたいので、こう言うお話をしていますが、ご理解頂きました。

 

A:(仲田市長)総合教育会議の座長と言う立場で少しお話をさせていただければと思います。まず、6月の総合教育会議では仮に星陽中学校区と吉川中学校区が仮に一緒になるのであれば、一般的に吉川中学校に統合されると言うイメージをお持ちの方が多いのではないか。

と言うような思い、そう言う意見が会議であったように記憶しています。

その中で、先程お話で出ましたように、そこだけでなく仮にですけれども 中間と言うこともありうると言うイメージしやすい、今の決まった学校でそこに行くんじゃないよ、新しい学校もあると言う一例でそういう議論になったと記憶しております。

それと、6月の総合教育会議の意見の後、地域部会また有識者会議で意見交換がされたわけです。

それを受けて、11月末に総合教育会議がありました。私もその日の座長を務めさせて頂いた訳でありますが、そこで先程らいありますように、市民の方に分かりやすいようにと言うような議論を心掛けさせて頂きました。そこで、教育委員の皆様から色んな意見を頂きまして、まずは志染中、星陽中、これは何らかの形で統合するべきで、吉川町の4小学校についても統合するべきと言うような方向性を示させて頂きました。

ただしかしながら先程、地域部会や保護者の方からも色んな通学への不安や課題、例えば再編の進め方が早いだとか検討する際の情報が少ないであるとか、合流するまでにもっと時間がいるだろうとか。沢山の意見を頂いていますので、11月の総合教育会議ではそうした議題を全て教育委員会のほうでまとまて、それをきちっと地域の方にまとめて、頂いている課題について回答させて頂いた上で進めていくというやり方を11月の総合教育会議でさせて頂きました。

繰り返しになりますが、志染中、星陽中そして吉川の4小学校が総合教育会議では統合すると言う方向、ただ、志染についても統合先、自由、緑、選択制というのもあります。

星陽につきましても先程らい議論にありましたように、三木方面であったり吉川方面、いろんなご意見がありますので、それも地域のほうで色々と議論頂きたい。

また、教育委員会ほうでも一緒になって議論して頂きたいと思っています。



私見)上記文中、

中間と言うこともありうると言うイメージしやすい、今の決まった学校でそこに行くんじゃないよ、新しい学校もあると言う一例で → 吉川・星陽に限ったことではなしに他の学校についてもあり得る事ですが、特定の学校に限って市長・教育長が発言している事に恣意的なものを感じます。

基本的に小中一貫校や義務教育学校として再編する場合は、新校舎建設が必要になると担当者から説明を受けています。その議論で進めるならば、全て新設になります。

再編に伴い、何度も子ども達が移転に伴う負担を負うことは避けたいと以前に発言していましたが、その説明や議論が行われていません。( 今、既存校へ統合 → 小中一貫校や義務教育学校へ進むと → 新たな学校建設 → 建設場所(移転場所問題) → 財政問題や地域間での移転問題へ発展 )


6月の総合教育会議の意見の後、地域部会また有識者会議で意見交換がされたわけです。

→ 吉川・星陽の中間地点での建設については、西本教育長の答弁にあったように市長・教育長の提案をお知らせしていないので、意見交換はされていません。


つづく



6月に総合教育会議で方向性が示されてから、これまで市民の多くの時間と労力を使い議論されましたが、私は一向に進展していないと思います。

これまでの議論は役所が慎重に検討を進めていれば、市民の貴重な時間を使わずに済んだものがあるように思います。

そもそもが見切り発車だったことを大いに反省、検証し、25日に開催される総合教育会議に活かして頂きたいと考えます。



学校再編 総合教育会議が開催されます

2018年12月18日 | 教育

三木市の学校再編
方向性を議論する
三木市総合教育会議が
12月25日14:30~
市役所5階大会議室で開催されます。(傍聴可能)
本日(18日午後)に記者発表されました。

時間的に市民への周知について、他意を感じます。


学校再編 三木市答弁 ver3

2018年12月16日 | 議会

議会答弁 以下 つづきです。


Q:中学校についてはスピード感を持って進めていくと言う話でした。

スピード感を持って進めると言う中で3地域、志染、星陽、吉川中学校区で一度に進める事はないと以前に話があったと思うが、三木市としては何処から先に進めようと計画されているのか。

 

 

A:(奥村教育振興部長)喫緊の課題としまして、志染中学校の統合、それから星陽中学校の統合、それから吉川4小学校の統合と、この3つの統合につきまして、総合教育会議で確認をさせて頂いています。

まず、星陽中学校でありますが、今回の議会でも答弁しました通り、吉川中学校それと三木中学校とそう言ったご意見が出されておりまして、こちらのほうからは、吉川中学校と統合するのが良いのではないかといった方針も示させて頂きましたが、今現在、様々なご意見をお伺いする中で、生活圏が三木方面であると言うような事もお伺いしています。そういったところで星陽中学校ついては少し時間がかかるのかなと思っております。

また、吉川の4小学校についても随分児童数が減っておりまして、複式学級が多くなっていますことから、スピード感を持って対しなくてはならないと思っておりますが、統合する学校先につきまして、今現在、みなぎ台小学校が適切ではないかという案を示しています。

此方につきましても地域の皆様のご意見をお聞きしながら、決めていきたいと思っています。

あと、教職員の人数も計算しなくてはならないと思っていまして、

まず、今、念頭に置いていますのは、志染中学校の問題、

続きまして、吉川の4小学校の問題、

そして星陽中学校の問題、

こう言った流れになろうかと思いっていますが、先程申し上げたように地域部会のほうで十分声を聴きながら、その時期についてもご意見を聴取したいと思っています。


私見)なんの説明もなく統合の順番が、まず志染中学校からの予定で考えているようです。

   説明不足に熟慮の無さを感じます。

 

 

Q:星陽について以前、教育長が吉川中学校と星陽中学校の中間点で新しい学校を建てるということも考えられる。

そうなれば地域の意見も考え方も変わってくる可能性がある為、時間を掛けて議論を行わなければならない。それで、仲田市長はそう言ったことも踏まえて確りと今後の議論を重ねていくべきである。と。

続けて有識者会議や地域部会で意見は聞くが例えば中間点である口吉川辺りでの学校建設もあり得るとしたほうが議論がしやすいと思う。と言ったお話をされていますが、これは議論されているのですか。

 

 

A:(西本教育長)まず初めに、担当部長が答えましたけれども、統合の順ですけれども大西議員ご指摘の通り地域の中で十分議論した中で、協議が整った上でと言うことでご了解頂きたいと思います。

それと、細川・口吉川・吉川の統合に関して総合教育会議の中で出た議論であったかと思います。

確かに地理的に考えた時に、距離的な部分と児童生徒数の部分で何処に義務教育学校・新しい小中一貫校を建てるかと言う議論になれば、距離、児童生徒数を勘案した上で、もしかすると中間点の位置に学校の位置がくると言う可能性もあると言うことでございます。

それらも含めてこの12月に行う総合教育会議でどの学校とどの学校を統合した場合、これぐらいの規模になるとか、あるいは位置がおおよそどのぐらいの位置になるかと言うような、より今までよりも具体的な案がお示し出来るような議論を今後進めていきたいと考えております。

 

 

Q: 62730年度2回目の総合教育会議だったのですが、それから地域部会等が開催されていますが、そこではこう言う説明はされているのですか。

こう言うことも踏まえてと言うことで総合教育会議の中でこういうご意見が教育長から出されて、市長もそれに同意されているので、これも含めた説明が地域部会の皆さんとか、学校再編検討会議の皆さんに説明されたのか、されていないのか、教えて下さい。

 

 

A:(西本教育長)それは説明していません。

小中一貫校、義務教育学校をつくるとしたら位置も非常に重要な選択肢のポイントだなと言うお話をした記憶はありますが、具体的にどこかと言う説明をした記憶はありません。

 

 

Q:学校再編検討会議や地域部会で議論してもらう中で、総合教育会議で出たこう言う意見が伝わってなかったとしたら、教育総合会議では意見として出たけれども、その他の会議では伝えていないので、意見としては何も出ない可能性のほうが高いので、総合教育会議でこういう意見が出ているのであれば、お伝えして頂いて議論をしていただくのが筋ではないかと思いますが如何でしょう。

 

 

A:(西本教育長)その件につきましては、先程らい申し上げていますけれども次回の総合教育会議でこういう考え方がありますと言う事務局案としてお示しする予定でございますので、それに基づいて今後、地域なり保護者の方にご説明申し上げたいと思います。


私見)よくある論点ずらしです。

6月の総合教育会議で教育長・市長が提案した内容を数か月間放置していますので、私は6月に議論された以降、速やかに地域部会や再編検討会議等で議論されるのが筋だと質問しました。

しかし、これからだと言う説明です。ここでも反省はありません。

 

 

Q:今後開催される、総合教育会議で中間点に建設したらいいと言う意見を出す。伝えるということですか。

 

 

A:(西本教育長)中間点になるかどうかは別として、おおよその位置。例えば細川、口吉川、吉川。細川が今三木へのご意向、要望が強い。その時に細川地区が三木方面へ行った場合の想定とすれば、児童数、生徒数はこのぐらいの推移になる。その中で学校の位置はどこがいいのかと言う議論まで深まれば良いと考えています。


私見)上記学校以外には、学校建設も含めた議論や提案がありません。

   市内全域で広く議論があってしかるべきかと思います。

   こちらでも役所の思慮の無さから大きく地域格差が生まれかねない事に危機感を感じます。 

 

Q:6月の総合教育会議では中間点で新しい学校を建てると言うことも考えられると言うことを仰っていて、教育長と市長がそう言うお話をしているのであれば、公式の場で学校再編検討会議であるとか地域部会の皆さんにお伝えするべきでしょと言うことを言っていて、進め方が今の段階でお伝えされていませんから、私は軽々にこう言う発言はされるべきではないと思っています。

三木市の学校再編のあり方自体が軽々に物事を決めているのかなあと思いかねないので、もう少し慎重に発言していただきたいなあと思いますし、今後、総合教育会議で出た意見は当然の事ながら、学校再編検討会議や地域部会や地域の皆さんに周知して頂きたいと思いますので宜しくお願い致します。


つづく


学校再編について 三木市答弁 ver2

2018年12月14日 | 議会

つづき

次は、6月の学校再編検討会議で、西本教育長が言い出した「細川と吉川の中間点に新しい学校を建てる」  発言。市長もそれに賛同。

 

この度の本会議で議論をしましたが・・・。

 

つづく

 

下は、6月に開催された総合教育会議の要旨の一部を掲載しています。

平成 30 6 27

(仲田市長)  

確かに、最初の段階 で各学年2学級以上を確保するという前提であったのでそういう意味では、星陽中星陽中は吉川中吉川中との 統合が望ましい  。  

早期に義務教育学校へ移行 という点について、事務局の意見はあるか。

 

(生田学校教育課長)  

星陽中を吉川中と統合しても、依然として小規模であるため、子どもたちのことを考えると、横ではなく縦の連携を 進める必要がある。そういう意味では、小中一貫校又は義務教育学校ということも十分考えなければならない。  

 

  

(西本教育長 )  

早い段階で義務教育学校へ移行するという点については、例えば、吉川中校区と星陽中校区の中間点で「新しい学校を建てる」ということも考えられる。そうなれば、地域の意見も、考え 方も 変わってくる可能性があるため、時間をかけて議論を行わなければならない  。  

 

 

(仲田市長 )  

 仮に、「今の吉川中の場所ではなく、口吉川に学校を置く」ということになれば、 豊地小校区 の方の意見も変わってくるであろう。そういったことも踏まえて、しっかりと今後の議論を重ねていくべきである。  

 

 

  

(仲田市長)  

 確かに、保護者の立場では、いつできるという目途 が立っていない状態にもかかわらず、細川の西村などから吉川中へ通わせるのかという議論は出てくると想定されるされる。

 有識者会議や地域部会で意見は聞くが、例えば、中間地点である口吉川辺り での学校 学校建設もあり得るとした方が、議論がしやすいと思う。

 
 


学校再編について 三木市答弁

2018年12月14日 | 議会

昨日に引き続き、

学校再編について、私の質問に対しての答弁です。

順次アップして参りたいと思います。

 


 

Q:各関係者への説明会や意見交換会で得た課題や問題点について

A:以下、奥村教育振興部長


①再編の進め方が早すぎると言う事
②統合前の準備期間の確保と子どもの心のケアが必要であること
③通学に対して不安があること
④検討する際の情報が少なすぎること
等がありました。


私見)進め方が早すぎる事は事前に分かっていたはずです。以前の議会でも指摘しています。

   慎重さに欠けるのかも知れません。子どもを中心に据えると言葉だけで、

   思考的には、役所が中心だと言う「お役所仕事」

   の驕りが混乱を招いているように思います。

    



Q:中学校の統廃合について三木市の方向性について 


A:喫緊の課題である中学校の統廃合につきましては、総合教育会議において学校再編
検討会議の提言でもありました通り、スピード感を持って進めることを確認しています。


しかしながら、総合教育会議や保護者説明会におきましても統合の方針が示された
後に、子どもや保護者、学校が確りと準備する機関が必要であるとの要望も

あることから統合先や再編の時期については、地域や保護者の方のご意見を

大切にしながら検討を進めて参ります。


私見)総合教育会議において・・・。学校再編検討会議の提言でもありました通り・・・。

   意見や議論を幾多の会議に諮ることによって、多くの市民には結果として

   何処で、誰がどの様な議論を行い、誰が決定したのか分からなくなってしまいます。

   →マネーロンダリング(資金洗浄)のように責任の所在を転嫁してるように見えます。

    これらの会議(手法)は、運用する側の考え方ひとつで

    有効に作用する事もあると思いますが・・・・。 

 

       

 



Q:小学校の統廃合について三木市の方向性


喫緊の中学校区の小学校においても小規模化が進んでおり、喫緊の課題と認識して
います。しかしながら子どもの成長の違いの度合いや地域コミュニティとの関係から、

小学校と中学校は再編の速さを分けて考える事。


また志染小や口吉川小、豊地小については、中学校の再編の動向を見極める必要が
有る為、まずは、喫緊の中学校を再編する方針としています。


吉川の4小学校につきましては、統合の方向性で確認しましたが、今後も引き続き
集約する学校や通学する方法についても説明を行い、

意見交換を継続しながら進めて行くこととなります。


私見)小中で再編の速さを分けて考えたとしても、将来的に小中一貫校や義務教育学校

   を目指している市としては、流れとしては中学校が統合した先の小学校との統合に

   なります。三木市が進めていくのは統合ですので、再編のスピードが違うだけです。

   これらの、言葉のマジックに惑わされていると、気が付いた時には取り返しのつかない

   状況になりかねません。

   これだけ、異論が出されている三木市の方向性については、小手先の見直しでは無く

   そもそもを仕切り直す必要があると思います。


   吉川においては統合の方向で確認した。→

   町民の皆様にはご理解、賛同を頂いたのでしょうか?

   現在の三木市の方向性では、みなぎ台小学校に再編された後は、

   小中一貫校や義務教育学校へ更に再編される事になるかと思いますので、

   みなぎ台小から再び再編の為に移動となる可能性もあるかと思いますが、

   そのあたりはクリアーされているのか確認をしてみたいと思います。


   

 



Q:三木市が学校再編で示す具体的な校区割について


A:次回の総合教育会議において、具体的な学校名をあげながら、将来的な校区につい
ての議論をするつもりです。


いずれにしましても、地域のご意見をお聞きしていくほか喫緊の課題と比べ学校再
編の全体像につきましては少し時間をかけて進めて行くこととしています。

 



Q:学校再編担当職員の組織体制について


A:現在は、学校教育課を中心に教育委員会各課のバックアップはじめ市の総合政策、
都市政策関係課とも連携し学校再編に係る業務を行っています。


専任者としては学校教育課に1名配置しています。
今後は、喫緊の課題に係る再編についてより具体的な取り組みが必要となるに従い
まして、三木市全体の学校再編の検討に向けて更に皆様のご意見をお伺いする必要性が

あることから、事務量・作業量が増大することが予想されます。

関係各課が連携し企画立案や意見の聞き取り、諸問題への対応を組
織的に行う必要があると認識しています。
今後、どのような体制が良いか検討して参ります。

 

私見)三木市の教育環境が大きく変わる再編計画の専属職員がたったの1名と言うのが

   再編に対する三木市の姿勢です。説得力に欠ける資料や進行に対する詰めの甘さ等

   子ども達を中心に据えて考えるならこの様な姿勢はとれないと思います。

   

 


Q:今後のスケジュールについて


A:実施方針や実施計画は地域との意見交換や学校再編検討会議、総合教育会議等を通
じて策定して参りますが、これまでに地域や保護者の皆様から様々な

ご意見をお聞きしておりますので、今後一定の見直しは必要と考えています。
見直しのスケジュールが決まり次第出来るだけ早く皆様にお知らせしたいと思いま
す。


つづく


学校再編 議会での市長の発言から

2018年12月12日 | 議会

下記は、本会議の一般質問で中尾議員の問いに対する市長の答弁です。

下記のQ&Aは、市長の思いですが、方針が示されてから今まで市民を振り回しているだけで

一向に議論は進展していません。

それは、議論するに足りる説得力ある説明が出来ない状況で見切り発車してしまったからです。

計画を進めようとする者に驕りや当事者意識が欠如していたり市民を甘く見すぎていたのかも知れません。

また、総合教育会議それぞれの委員の意識も、市民との距離が開きすぎているのかも知れません。



Q:学校の統廃合(再編)について、市長の考える適正規模の考え方について


A:学校は集団の中で子ども達が多様な考え方に触れ認め合い協力し合い切磋すること
を通じて力を伸ばしていく場であり、それが、学校本来の姿であると考えています。

また、学校は少子化が進み地域の子ども達の交流の場が減少した現在、社会性や人
間性を身に付ける貴重な場でもあります。

しかしながら、市内に於いても12月1日の志染地区の説明会に於いても、就学前の
保護者から人数が少ない為、住民票を移しても転校を考えているとの発言がありました。


また、星陽中学校では星陽中学校区に住んでいる生徒の内約16%が市外の中学校に
通っていると言う現状もあります。

私見)上記の発言もありましたが、相反する意見もありました。

何故、三木市の方向性に有利な意見しか紹介されないのでしょうか。



市長発言の続き)
子ども達の成長を考えるとき、異なった年齢、異年齢による交流を異学年集団とし
て学校で形成しより良い教育環境を作るには、

小中一貫校や義務教育学校に於いて1年生から9年生までの切れ目の無い集団を形成
し、各学年2学級以上が望ましいと言う総合教育会議に於いて確認されたところです。


私見)あくまでも会議の総意であったと強調されたいのでしょう。



市長発言の続き)
地域の大切な拠点である学校が無くなるのは困ると言う意見もありますが、マイナ
スイメージだけでとらえるのではなく、子ども達や保護者そして地域の皆様にとって

誇りとなり大きな魅力となる新たな学校をつくる事は、むしろ子育ての場を求めて
農村地域に若者が帰ってくる契機となり、新たな交流を生み地域の活性化に繋がる
ものと思います。



私見)マイナスイメージだけで・・・ → 以前の市長と同様の発言に驚き。

私見)農村地域の学校が廃校になっても統合先で魅力ある学校をつくると

子育て世代の若者が農村地域に帰って来ると力説されています。


市長発言の続き)
加えて、地理的な条件や地域性にも配慮しながら学校再編を進めることが大切だと
考えています。

再編をプラスととらえ、親世代が三木市に戻ってくるような魅力ある学校づくりに
向けて引き続き、総合教育会議で検討を続けて参ります。


私見)総合教育会議だけではなく、地域部会や学校再編検討委員会を経て検討されていきますが、

総合教育会議で議長を務める市長の思う方向性に向かうのでしょうか。

総合教育会議の委員は、西本教育長と4人の教育委員さんですが、市長と西本教育長の方向性は同じ

ですので、4人の教育委員さんの考えだけで大きく左右されてしまいます。

権力に影響されることなく、4人の教育委員さんには議論を尽くして頂きたいと考えます。


後ほど、私の本会議のやりとりをご紹介出来ればと思います。


30年度12月議会質疑・一般質問

2018年12月10日 | 議会

本日より本会議、質疑・一般質問が始まります。

(11人で3日間)


初日は→草間議員、堀議員、中尾議員、松原議員
2日目→吉田議員、加岳井議員、大眉議員、大西
3日目→板東議員、古田議員、岸本議員

 

11名中、7名の議員が学校再編についての質問を行います。


質疑・一般質問は→http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/39f1c87d0d44690349256b000025811d/1028d978b9c360154925784900034e43?OpenDocument


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