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ヨーロッパを旅して夜な夜な優雅にオペラ座巡りなどしていても、所詮はぶっきら棒な男の一人旅。
行く先は華やかでも、旅の日々の暮らしは日本での日常生活と大差ない、慎ましやかなものだったりします。
特に、欧米を一人旅していて何かと困るのは「食事」。
街角にあるお洒落なレストランに男一人で入るのは、やっぱり何となく気が引けます。
日本のように一見さんのお一人様でも気楽に入れる定食屋やファミレスなどは都市の大通りではあまり見かけません。
地元の常連客だけで賑わっているパブやジャンクフード店に他所者がいきなり飛び込むのはやたらと勇気が要るし、
かと言ってコンビニや全世界共通のファストフード店、McDonaldやKFCではつまらない!
そんな時に有難いのが、テイクアウトの食べ物メニューを買ってその場で食べられるフードコート。
空港やショッピングモールでよく見かけますが、
最近はヨーロッパでも街の中央駅が再開発される際に、駅ナカにフードコートが新しく作られる事が多いようで助かります。
これはウィーン西駅の駅ナカのフードコートで食べた、サーモンのサンドイッチと“ブルーベリー白茶”なる謎の飲み物。
街中にフードコートが見つからない場合は、
スーパーマーケットや雑貨屋で買った食べ物をホテルの部屋に持ち帰って一人侘しく食べることもしばしば。
これはブダペストのハンガリー国立歌劇場に程近い横丁の小さな雑貨屋で買ったツナサンド。
机の上に無造作に放り出された、お釣りの硬貨が寂しい…美味しかったけどね(笑)
スーパーマーケットでは日本同様に、一人用の小さなパックの惣菜を見かけることもあるのでちょっと嬉しい。
これはウィーン西駅のスーパーマーケットで欧州版グリコ・ポッキー「MIKADO」と一緒に購入した
夜食のマカロニサラダ。
日本のコンビニで売ってる一人分サラダよりも、一回り大きいかな。
ただし、日本と違ってサービスでスプーンやフォークや割り箸なんかは付けてくれないので要注意!
いやぁ、男の一人旅ってやっぱり侘しいねえ…
→番外編:8 Gabelbissenって何だ?に続く
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