天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ゲキ★ヤスきっぷで乗り鉄中

2007-06-30 | 実況
週末のJR九州全線が乗り放題、その名も「ゲキ★ヤスきっぷ」で鉄道旅行中。
1日がかりで九州を一周した後、鹿児島中央駅から乗車した南宮崎行きの日豊本線最終列車、駅毎に乗客が降りて車内はほぼ無人に。

明日は「特急かもめ70周年記念号」に乗車予定。
午前中に寝台特急「富士」号乗車中に「かもめ」マークを掲出した国鉄色特急電車とすれ違ったので、すでに南福岡電車区に取り込まれて出発準備を整え待機中と思われる。
僕も今から博多駅を目指します。楽しみ…

NHK教育テレビに探査機「はやぶさ」登場!

2007-06-23 | 宇宙
画像:ターゲットマーカーを投下する「はやぶさ」 クレジット:池下章裕/MEF/JAXA・ISAS

本日午後3時40分からNHK教育テレビで第48回科学技術映像祭・入賞作品『「はやぶさ」の大いなる挑戦!! ~世界初の小惑星サンプルリターン~』が放送されます!
詳細は→科学技術映像祭のホームページ

実は先月に放送予定だったのが延期につぐ延期でやっと今日放送されることになったもの。
ちなみに同作品は先日紹介したJAXA宇宙教育センターの「はやぶさ物語」内の資料映像で既に公開されているので、ネット上で見ることが出来たりします。
延期され続ける放送を待つ間に、何度ネットで見たことか…

という訳でもう内容を憶えてしまった(笑)ISASビデオ「はやぶさの大いなる挑戦」、
いよいよ満を持しての地上波放送はネットの実況掲示板に参加しながら楽しんで見ようと思っていたのだが、
今日は急遽午後から茶道の先生の御自宅での個人レッスンに呼んで頂いたので出かけないといけない。
DVD録画を予約して出かけるか。。。


月周回衛星「かぐや(SELENE)」とH-IIAロケット13号機の打上げまであと54日!

↑SELENEミッションマーク(画像提供:JAXA)をクリックしてJAXAの「かぐや/H-IIA13号機特設サイト」へGO!

今日のはやぶさ:提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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夏至の夜、「あそ1962」三角へ

2007-06-23 | 鉄道
7月22日は夏至。
北半球では一年で一番夜が短くなるこの日、
電気照明を消して地球と宇宙に想いを巡らせようという運動(100万人のキャンドルナイト)なども展開されているようだが、
鉄道好きの僕はキャンドルに火を灯すかわりにこの夜だけ走る列車を見に行った。

JR九州の観光列車「あそ1962」。
普段はJR豊肥本線の熊本~阿蘇~宮地を走るこの列車が、7月22日夏至の夜にワインとグルメの団体専用列車として三角線に入線するという情報を入手(と言うか、職場に「ワイン列車に乗りませんか~?」というJR旅行センターのパンフが周って来たんだけど)していた。
こういう「飲み放題ツアー」は苦手なので乗車はしないが、三角線を走る「あそ1962」は見てみたい。
列車の詳細なダイヤは分からないが(鉄道情報誌には記載されてるだろうが、地方在住だと扱ってる本屋がないので入手し難い)、途中駅の到着時刻はパンフに記載されていたので大体の見当はつく。
「三角線内でかなり時間をかけて走るスジだから、絶対途中駅で対向列車と交換するな…多分、網田駅で交換だろう!」
適当にあたりをつけて、会社を退社後そのままクルマで網田駅へ。


午後6時半頃、網田駅到着。
夕方のこの時間は無人になる静かな駅の待合室で、「あそ1962」を待つ。
壁に掲げられた時刻表によると午後7時11分に熊本行きの普通列車が到着することになっている。
「あそ1962の三角駅到着予定が19:27だったから、絶対この列車と交換するな」
果たして午後7時丁度に熊本方面から「あそ1962」が入線してきた。予想通り!


列車交換で運転停車中の「あそ1962」を見る。
車中はまさに「宴たけなわ」という感じで、満席の乗客の皆さんはワインで大いに盛り上がっていた模様。
車内の添乗員らしき人と目が合ったら、挨拶された。
「あれ?今の人、顔見知りの某駅員さんだったかな?」お仕事大変ですねえ。


19:11に定刻で到着した熊本行き普通列車と交換後、「あそ1962」は三角に向かって発車していった。
そのままクルマで列車を追うように国道57号線を三角駅へ向かう。
三角線の終着駅三角駅に到着した「あそ1962」は構内を進んだ先にある引込み線で休んでいた。


三角線を走った「あそ1962」の列車追跡も無事成功。
帰る前に、三角駅で来月の寝台特急「はやぶさ」の寝台券を購入。
7月21日のJAXA宇宙科学研究本部相模原キャンパス一般公開を見に行くための切符だ。今年もブルートレイン「はやぶさ」に乗って小惑星探査機「はやぶさ」の先生に会いに行くぞ。
三角駅発行の寝台券は「駅員さんの手書き」でした。これって、硬券きっぷ並みに貴重なんだよな~今でも入手出来るとは!

ついでに、JR九州20周年スタンプラリーのパスポートも貰う。これで2冊目のパスポート、先日やっとの思いでスタンプをコンプリートしたばかりのに、またやりたくなってしまったのだよ。
来週は長崎本線を走る「特急かもめ70周年記念号」に乗る予定。
今年も熱い鉄道乗りの季節がやってきました。

今日のはやぶさ:提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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コーラ…

2007-06-18 | 日記
以前、コーラにメントスを入れると爆発するというネタを実証してみたことがあるが、今回はヘンな味のコーラの話題。

きゅうり味のコーラ(写真)。

こんなトンデモ商品をマジで開発して本当に発売してしまう大手コーラメーカーもアレだが、面白がって買ってしまう自分も何だか。。。

さて、このきゅうりコーラ(ペプシアイスキューカンバー)、広告文によると「ほのかに香るキュウリ風味とコーラならではの炭酸の刺激が絶妙なバランスの爽やかな味わい」なんだそうだ…ペプシ、本気で売るつもりなのか?きゅうりだぞオイ…

とにかく、実際に飲んでみることにする。
コーラといいつつ、色は緑色。
一口飲むと「あ、ホントにきゅうりの匂いがする!…気がする」
きゅうり風味と云われれば確かにそういう感じだが、実際には全然きゅうりっぽくない。普通のサワヤカ系の味。
案外、いける。「何だ、ただのおいしいコーラじゃないか。。。」

という訳できゅうりコーラはおいしかったです。
しかし、何故きゅうりにこだわったのかという疑問は残るが…まあ面白がって買う人が相当いるだろうからそれなりに成功してるのかもね。


今日のはやぶさ:提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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父の日…

2007-06-17 | 日記
今日は「父の日」。という訳で…

実家で悠々自適のリタイヤ生活を送る父にプレゼントを贈った(写真)。
近所のショッピングモールで買ってきたのは、ヨーグルトのお酒と輸入チーズ。
…はい、スミマセン駄洒落です。「乳の日」…済まん許してくれ。

しかし堅実そのものの公務員として定年まで勤め上げた超堅物の父にはそんな冗談は通じるはずも無く、
「おお、有難う!」
と嬉しそうにしてる父の姿に後ろめたさを感じながら退散したのだった。

「父よ、駄洒落が通じなくてもいいから精々達者で長生きしてくれ。」



月周回衛星「かぐや(SELENE)」とH-IIAロケット13号機の打上げまであと60日!

↑SELENEミッションマーク(画像提供:JAXA)をクリックしてJAXAの「かぐや/H-IIA13号機特設サイト」へGO!

今日のはやぶさ:提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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月周回衛星「かぐや」打ち上げ日決定!

2007-06-13 | 宇宙
画像:SELENEミッションマーク 提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)

月探査機「かぐや(SELENE)」の打ち上げ日が決定した。
かぐや姫が月に帰るのは、8月16日9時30分48秒!

平成19年度夏期ロケット打上げ及び追跡管制計画書 月周回衛星「かぐや(SELENE)」/H-IIAロケット13号機(H-IIA・F13)
(JAXAプレスリリース)

また、同時にJAXAの「かぐや/H-IIA13号機特設サイト」もオープンした。
特設サイトが公開されると、いよいよ打ち上げが間近に迫りつつあるな…と実感して心地良い緊張感を感じる。

それに、「竹取物語」によると「なよ竹のかぐや姫」が月に昇ったの8月15日。ほぼ同じ日である(但し、平安時代前期に書かれたと思しき竹取物語の日時データは当然旧暦なので新暦に直すと今年は9月25日になるが、そこはご愛嬌と云う事でw)。

さあ、すべての情報は揃った。いざ真夏の種子島にロケット打ち上げを見に行こう、我らのかぐや姫を見送ろう!
…と張り切りたいところなんだが、何と8月16日は僕は日本に居ないのだ。
前から今年の夏休みは東南アジアに行こうと思っていたのだが、ちょうど先々週ベトナム・ホーチミン行きの格安航空券を予約・購入したばかりなのだ。なんというタイミング!ああ、何てこったい。。。

という訳で、止むを得ず今回の「かぐや」打ち上げはベトナムで見守る事になりそうだ。残念至極なのだが、ベトナム統一鉄道(ハノイ~ホーチミン間)にも是非乗りたい。許してくれ「かぐや」よ。
ついでに「かぐや」打ち上げ日が誕生日の天燈茶房亭主の妹(@京都)も不甲斐ない兄を許してくれ。すまん!

ただ、平成19年度夏期ロケット打上げ及び追跡管制計画書(pdf)を見ると打上げ予備期間として8月17日から23日までと9月13日から21日までが予定されている。
H-ⅡAに限らず、ロケットの打ち上げには予期せぬ延期がつきものだ。前回の情報収集衛星2機を搭載したH-IIAロケット12号機も当初の予定がズルズル延びて9日後に打ち上げられている(おかげで種子島まで見に行けたのだ)。
今回「かぐや」を乗せて天駆けることになるH-IIAロケット13号機(H-IIA・F13)もうまくすれば僕のベトナムからの帰国まで種子島で待っていてくれるかも…
いやいや、勿論予定通りに飛んでくれるのが一番ですがね。

という事で、月周回衛星「かぐや(SELENE)」とH-IIAロケット13号機の打上げまであと64日!
竹取物語2007、間もなく開幕!



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映画「プレステージ」を観る

2007-06-12 | 映画・演劇・コンサートを観る
勤め帰りに、近所のシネコンのレイトショーで映画「プレステージ」を観てきた。
お目当ては、映画に登場する天才発明家ニコラ・テスラ

映画「プレステージ」は、19世紀末のロンドンを舞台に2人のマジッシャンが命懸けで因縁の奇術対決を闘う…というものだが、何故かこの闘いの重要なツールとしてテスラコイルが登場するのだ。
しかもこのテスラコイル、高周波と高電圧を発生させて派手に空中放電するだけでなく、とんでもない作用を及ぼす恐るべき悪魔のマシンとして描かれているのである。
劇中でのテスラコイルの大暴走に思わず唖然、呆然となってしまった。

ちなみにテスラ本人も劇中に登場するのだが、デヴィッド・ボウイ演じる苦みばしった天才発明家はとにかくカッコいい!
コロラドスプリングズに実在した研究所のテスラコイルの発生させる人工稲妻の大放電の中から登場するテスラの余りのカッコよさに思わず鳥肌が立った。
それに、エジソンによる執拗な妨害工作などの背景もちゃんと表現されていたのがいい。

映画のストーリー自体は所謂「トンデモ映画」のような気もするが、物語全体を包み込む妖しく不気味で哀しげな雰囲気と「とりつかれた者たち」の狂気、そして独りストーリーから去っていく天才テスラの孤独さが素晴らしかった。
コロラドスプリングズ研究所の山中に転がるシルクハットの群れの恐ろしさが実に印象的。
兎に角、テスラが大活躍するエンターテイメントとして、堪能できました。
またベオグラードのテスラ博物館に行って空中放電で手に持った蛍光管を発光させたくなったよ。

ただ、テスラの事をよく知らない人が観たらテスラ本人やテスラコイルについて大いなる誤解のタネを与える事になりそうなのが心配なんだが…
実際のテスラコイルはあんな恐ろしい作用は及ぼしませんから!…多分、ね。


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「はやぶさ物語」公開

2007-06-09 | 宇宙
 画像:イトカワへ着陸している「はやぶさ」 提供 JAXA

JAXA宇宙教育センターのサイト内で、宇宙教育コンテンツ「はやぶさ物語」の公開が始まったので早速覗いてみたが、驚きました!

教育コンテンツということで、一応「はやぶさを題材にした教育ソフト」という事になっているのだが…
これは桁外れにハイクオリティな「はやぶさ総合サイト」だ!
映像や画像等の資料も盛り沢山、はやぶさ運用チームのスタッフの先生方のインタビューも充実していて(しかも動画だ)、丁寧な説明で小惑星探査機はやぶさについて詳しく知る事が出来るだけでなく、常日頃はやぶさを応援している宇宙ファンも楽しめるサイトです。

特に『「はやぶさ物語」の序章。夢の旅路の始まりです。』と銘打たれたプロローグ映像は、はやぶさファンには感涙間違い無しの素晴らしい内容。

「はやぶさ物語」は「プロジェクトチームとも連携しながら、今後さらに内容を充実していきたいと考えています」とのことなので楽しみ。
それにしても、プロジェクトチームインタビューの内容のボリュームは半端ではない。
週末の午後、グラスを傾けながら「はやぶさチーム」の先生方の話にじっくり聴き入るとするか…


今日のはやぶさ:提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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命名「かぐや(KAGUYA)」  月周回衛星SELENE

2007-06-06 | 宇宙
(画像提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA))

月探査機SELENE(セレーネ)の愛称が決まりました

10,470件、2256点の応募作から選ばれたのは、「かぐや(KAGUYA)」。
勿論、世界最古のSFラブロマンス「竹取物語」のヒロイン「なよ竹のかぐや姫」からの命名です。
いや~何と云うか…直球ど真ん中な命名ですね。

実際、今回の愛称募集では有効応募総数の24%を「かぐや(または「かぐやひめ」)」が占めていたそうで、まあ成るべくしてしてなった命名、というところだろうか。

愛称選考の資料を読んでいると、「かぐや」「かぐやひめ」の他にも「うさぎ」「つくよみ」、「まんげつ」や「つきうさぎ」等という面白い名前も応募数ランキング上位に挙がっている。
やっぱり日本人の感性では、月をテーマにするとこういう柔らかくて愛嬌のある名前が自然に思い浮かぶんだな。

僕も愛称を応募してたのだが、僕の秘かな自信作(笑)はランキング上位にはまったく出てませんね。
ちなみに僕の考えた愛称は…小倉百人一首の

「今こむと いひしばかりに 長月の 有明の月を まちいでつるかな」(素性法師)

「ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる」(後徳大寺左大臣)

辺りからインスパイアされた言葉、とだけ言っておきましょうか(バレバレだな)。

ともあれこの夏、世界中の412,627人もの人たちから託された月への想い15種類のミッション機器を携え、H-IIAロケット13号機に乗って種子島から月へと昇るかぐや姫の、21世紀の竹取物語をしかと見届けたいと思う。
とりあえず打ち上げ日程が分かり次第、種子島行きのチケットを取らなければ…


SELENEミッションマーク 提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)


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内惑星キャンペーンが始まって6日目、今夜も雲に遮られ水星は見えず。宵の明星は見えたんだけど…

水星、見えないね…

2007-06-04 | 宇宙
太陽系第1惑星の水星が見えやすくなっているので毎晩西の空を見上げているんだけど…

雨こそ降ってないけど、微妙に雲が多くて見えません!今月に入ってから一度も、日没直後の西空が晴れない。

やっぱ梅雨の時期だし、ムリか?
今日は終業後に事務所に残ってた人たちと一緒に空を見に行ったんだけど、西空には微かに雲の切れ目から金星が見えただけ。。。

一緒に空を見た上司が「富士山に登ったことあるかい?富士山の上は星が凄いんだよ」と一言。やっぱり、雲の上まで行かないとダメですかね。

とりあえず国立天文台の報告ページに「金星しか見えませんでした」と報告。
明日の熊本県の天気は…曇りか。
(´・ω・`)

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水星を見よう!

2007-06-02 | 宇宙
さて6月になりました。

今月は太陽系第1惑星の水星が大変見やすくなるそうだ。
夕方の西空、日没後に金星の下の方に水星がきれいに見えるそうです。

国立天文台では水星と金星を見よう!という「内惑星ウィーク」キャンペーンも実施中。

この機会に、僕も水星を見て国立天文台に報告してみよう!と、終業後事務所の外に出てみると「雨か…」
今日、九州南部は梅雨入りしてるじゃないの!?
明日も一日中雨か…っていうか、来週の天気予報は晴れの日が1日もないぞ?

…「内惑星ウィーク」中に水星、見られるだろうか。。。

ところで、水星といえば去年の秋にはこんなこともありましたねぇ。
2006年11月9日 水星の太陽面通過(日面経過)
この時の水星の様子を、世界一の太陽観測衛星「ひので」が撮った画像は本当に凄かった。

その凄い水星日面経過を観測するシーンから始まる、これまた凄い小説があることを後日知った。

「太陽の簒奪者」野尻抱介著

太陽面通過中の水星から突如噴き上げられた鉱物資源、やがてそれは太陽を取り巻くリング状の物体を形成し、太陽光を遮られた地球は破滅の危機に瀕する。
リングをつくったのは誰なのか?彼らの目的は?人類はこのまま滅亡を待つしかないのか?
ハリウッド物のSF超大作張りのド派手で壮大なスケールで展開する、珠玉のハードSF。

実は僕はSF小説は今まで読んだ事がなかったのだが、野尻抱介さんの名前は探査機「はやぶさ」応援サイト等でも度々見かけていたし、実際に「はやぶさ」が登場する作品(「轍の先にあるもの」)も書かれているので、「これは読まない訳にはいかないでしょう」とネット書店で取り寄せて読んでみたのだが…
「面白いです!」
事実と知識に裏打ちされてリアリティに徹して書かれたハードSFというのは面白いものですね!
何か、今までSFとは現実を都合よく改竄した突拍子もない夢物語、というイメージがあったんだけど、リアルさを追求して書かれたジャンルもあったんだなぁ。

ホント、本は食わず嫌いせずに何でもむさぼり読まないとダメですね。

ちなみに、普段はなかなかゆっくり腰を据えて本を読む暇がないので、「太陽の簒奪者」はイギリスでの乗り鉄中に読んだのだが、最終シーンを読み終えた時は不覚にも車中で落涙してしまった。。。
おかげで今回の旅行では、インヴァネス→グラスゴー間の車窓は殆ど見てません。
旅行中に面白すぎる本を読むのは考え物だな。


今日のはやぶさ:提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
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hayabusa in the JAXA by dowango2001 さん