
画像提供:JAXA
遂に…遂に、彼は、「間違いなく」、
地球に帰ってくる…!!
「はやぶさ」プロジェクトマネージャの川口淳一郎先生による、
地球引力圏帰還宣言が出たのだ!
「はやぶさ」地球引力圏軌道へ!地球まであとわずか
(JAXA宇宙科学研究本部トピックス)
「はやぶさ」は、地球の引力圏を通過する軌道へ乗った。
この事はつまり、
「はやぶさ」が例え今この瞬間に宇宙を駆ける翼であるイオンエンジンの羽ばたきを失ったとしても、そのまま弾道飛行で地球近傍の引力圏内まで到達できる状態にあることを意味している。
則是、「はやぶさ」は…、
地球帰還出来たのである。
小惑星探査機はやぶさ、地球帰還
画像提供:JAXA
小惑星探査機「はやぶさ」
不死鳥は、遂にその行く手に懐かしい故郷をしっかりと捉えた。
地球までの距離は今や約6000万kmを残すのみ。
彼が、帰ってくる!
「はやぶさ」は今後2ヶ月間イオンエンジンの翼を翻し地球へ向かって羽ばたき続け、
帰還予定地の地球南半球、オーストラリア・ウーメラ砂漠へと向かう軌道へと精密に誘導され、サンプル回収カプセルの分離投入と地球帰還に備える。
そのことは、カプセルを地球に降ろして総ての任務を全うした後にそのまま地球大気圏へと突入した彼の身体が、
南十字星の夜空に煌めく流れ星となる日が刻々と近づきつつあることを意味している。
…彼の帰る日は、彼との別れの日でもあるのだ。
だが今は、僕は何も云わない。
それは、彼を愛するすべての人がわかっていること。心の奥底で必死に耐えていること。
今はただ、彼にこう呼びかけてやりたいんだ。
「はやぶさ…よく頑張ったね。
もう少し…本当にあともう少しで、君の故郷に着くよ。皆、君の帰りを待ちわびていたんだよ!!」
おかえり、はやぶさ。
そして、彼を支える「はやぶさ運用チーム」の皆様、
彼を地球引力圏まで導いて下さって本当にありがとうございました。
天燈茶房亭主mitsuto1976
遂に…遂に、彼は、「間違いなく」、
地球に帰ってくる…!!
「はやぶさ」プロジェクトマネージャの川口淳一郎先生による、
地球引力圏帰還宣言が出たのだ!

(JAXA宇宙科学研究本部トピックス)
「はやぶさ」は、地球の引力圏を通過する軌道へ乗った。
この事はつまり、
「はやぶさ」が例え今この瞬間に宇宙を駆ける翼であるイオンエンジンの羽ばたきを失ったとしても、そのまま弾道飛行で地球近傍の引力圏内まで到達できる状態にあることを意味している。
則是、「はやぶさ」は…、
地球帰還出来たのである。
小惑星探査機はやぶさ、地球帰還


不死鳥は、遂にその行く手に懐かしい故郷をしっかりと捉えた。
地球までの距離は今や約6000万kmを残すのみ。
彼が、帰ってくる!
「はやぶさ」は今後2ヶ月間イオンエンジンの翼を翻し地球へ向かって羽ばたき続け、
帰還予定地の地球南半球、オーストラリア・ウーメラ砂漠へと向かう軌道へと精密に誘導され、サンプル回収カプセルの分離投入と地球帰還に備える。
そのことは、カプセルを地球に降ろして総ての任務を全うした後にそのまま地球大気圏へと突入した彼の身体が、
南十字星の夜空に煌めく流れ星となる日が刻々と近づきつつあることを意味している。
…彼の帰る日は、彼との別れの日でもあるのだ。
だが今は、僕は何も云わない。
それは、彼を愛するすべての人がわかっていること。心の奥底で必死に耐えていること。
今はただ、彼にこう呼びかけてやりたいんだ。
「はやぶさ…よく頑張ったね。
もう少し…本当にあともう少しで、君の故郷に着くよ。皆、君の帰りを待ちわびていたんだよ!!」
おかえり、はやぶさ。
そして、彼を支える「はやぶさ運用チーム」の皆様、
彼を地球引力圏まで導いて下さって本当にありがとうございました。
天燈茶房亭主mitsuto1976
化学反動エンジンに慣れきっている頭には、なかなかイオンエンジンの飛び方が理解出来ません。加速力が弱いけど、連続運転の時間を延ばす事により、必要十分な加速を得ているので、軌道修正というより力行ですか。
後は3月までエンジンが持って、
最後の軌道変更も上手く行くことを祈るばかり。
bbsawaさんも仰られているように、イオンエンジンは瞬発力が無いために、軌道修正も時間をかけて行う必要がありますから、やり直しが効き難いという意味では、ここからの運用が正に正念場。
後、約6ヶ月。
見守り続けていきましょ~。
しかし、オーストラリアのウーメラへとカプセルを投入して地球大気圏内への帰還を果たす為には、まさにこれからの運用が正念場ですよね!
「こんなこともあろうかと運用」で息を吹き返したイオンエンジンの翼が軌道変更を完了する瞬間まで羽ばたき続けることを、そしてこれ以上の試練が彼を襲うことが無いよう、祈り続けたいと思います。