My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

英語力のためにフォローしたい、ビジネス英語ニュースTwitterアカウント8選

2011-12-03 21:26:25 | 6. 英語論・英語学習

最近、仕事で英語のドキュメントを書くことが増え、英語力の落ちを痛感しているLilacです。2年間米国留学して、毎日あれだけの英語にさらされていても、やはり20代以降に覚えた言葉は、読んでいないと単語や表現をどんどん忘れるし、ワードチョイスの正しい感覚も薄れる。しかし忙しいビジネスマンだと、なかなか英語の文章を意識的に読む時間が取れないもの。そこで、最近は英語ニュースをTwitterでフォローし、仕事の合間などに面白そうなのを拾って読む、面白かったら簡単な日本語をつけてRTする、というのを開始した。今まで英字新聞を購読、iPadでエコノミスト購読、などいろいろやってたけど、Twitterでフォローして読むほうが断然面白くてはまっており、順調に英語ニュースを読む時間を取れているところ。おすすめです。

何故Twitterの方がはまるのか、というと、複数ソースから読みたいものを選んで読めるのが一番のメリットだと思う。英字新聞を購読したり、ネットのアプリでも、読めるのはその新聞の情報だけ。Twitterで複数をフォローしていれば、全体像も把握しつつ、いろいろなニュースソースから本当に読みたい記事を読める。それからオンラインのニュースサイトやiPad・iPhoneのアプリって、自分から開こうと思わないといちいち開かない。でもTwitterだと、PCでも携帯でもどこでもTwitterを開けばニュースが流れてくるので、自然と読むようになるしね。

というわけで、はがれかけている英語力を強化したい、と思ってる人のために、フォローをお勧めする英語ニュースアカウント8選。
私が経済・ビジネス系が好きなので、そちらに偏りがちだけど、参考にしてください。

米国系ビジネス紙

1. New York Times (@nytimes)

いわずと知れた米国の総合紙、New York TimesのTwitterアカウント。時差に関係なく一日中Tweetが流れてくる。一時間に2-5本のTweetで一日のTweet数は50-60。内容は米国の政治、経済、社会ニュースが満遍なく。nyti.ms/で始まる短縮リンクをクリックすると記事へ。

NYTimesのお勧めなのは、分からない単語を選択すると出てくる?マークをクリックすると、英英辞書のサイトをポップアップしてくれること。社会系ニュースだと結構難しい単語が出てくることもあるので、参考になる。

2. Wall Street Journal (@WSJ)

米国の代表的な経済紙、Wall Street JournalのTwitterアカウント。一日のTweet数は少なく、10-20くらい。もうすこしTweetしてくれれば良いのにと思うけれど、会員限定記事はTweetしない方針なのだと思う。内容は米国経済が中心。EconomistやFTと比べて、国際的な記事よりもやたら米国の国内企業の記事が多かったりなので、これ読んでると、米国って結構内向きなんだな、と思う。

余談だが、WSJはiPadで購読でき、その電子新聞の質がすばらしいので、iPad持ってる人は是非一度試してみてください。米国版、欧州版、Asia版の三種類から好きな紙面を選ぶことが出来、記事の内容や配置や優先順位がそれぞれ異なっているのが面白い。

3. USAToday(@USAToday)

かつては米国で最も購読者が多い新聞(それでも200万部とかなんだが)だが、最近はWSJに抜かされて全米2位になってるらしい一般大衆紙のTwitterアカウント。一日のTweet数は20くらいだろうか。日本で言うと読売新聞の位置づけに近いかも。NYTやWSJなどに比べて英単語や英文法が難しくないのだが、米国事情を知ってないと話題についていくのが難しいこともある。NYTやWSJにくらべ、スポーツや芸能の話題も満遍なくカバーしてるので、読む記事を選べるTwitterではもってこいな感じ。

4.Krugman's blog on NY Times (@Krugman_blog)

新聞ではないけれど、ノーベル経済学賞受賞者で、いくつものベストセラーでも知られるKrugmanがNew York Times上で一日に1,2回更新しているブログのTwitterアカウント。一応NYTimesってことで御紹介。最新の経済ネタに対して、彼独特の非常に分かりやすい解説と彼個人の主張を織り交ぜており、非常に面白い。

#米国系では、Time (@Time) もFollowしても良いかもしれない。ただ開くと、広告の方が多い紙面が出てきたりして読みにくく、最初の頃フォローしていたのだが結局やめてしまった。

#WSJよりアクセス数が多いインターネット新聞、Huffingtonpost(@Huffingtonpost)は、本当にTLを英語だらけにしたいとか、米国文化にどっぷりつかりたいという人にはオススメ。ただし、一日のTweet数が200とかなので、その量の多さを覚悟すべき。私はTwitterを始めた頃フォローしてましたが、そのTweet数のあまりの多さにUnfollowしました・・・。記事は非常に良いのですが。

#ちなみにWashington Post (@washingtonpost)は同じく一日のTweet数が100を超える多さで多すぎるし、日によってばらばら、しかもすぐに読まないと記事へのリンクが消えてしまう特性があり、個人的にはあまりお勧めしない。

イギリス系ビジネス紙

5. Financial Times (@FT)

米国がWall Street Journalなら、イギリスはFinancial Timesが経済紙の代表。個人的にはFTのほうが扱う話題がグローバルで広範囲にわたるので面白い。同じ話題に対して、WSJとは異なる立場で書いていることが多く、両方読むと面白い。Tweetは一日に20くらい。会員登録しないと記事が全文読めないことがあるので、会員登録してから読む。

経済学や金融について前提とする基礎知識が、日経新聞よりも多いことも特徴。だから最初は難しいと思うかもしれない。

6. Economist(@TheEconomist)

イギリスの経済週刊誌。国際政治、経済のほかにも科学など広範な話題を取り上げる。売り上げの半分を北米が占めるだけあって、北米視点の記事も多く、また日本も含めてアジア各国も取り上げられることが多い。Tweet数は一日20くらい。

#イギリスだと、通信社のReutersがやはり外せないのでは、と言う声もあるかと思うので一応御紹介しておきます。
Reuters Top News (@reuters)

私も一応購読はしてますが、一日のTweet数は30-60。New York Timesよりは少な目。ただ、配信されるのがトップニュースだけで、かつリアルタイム性がない。これは彼らはそもそも新聞社にニュースを配信する通信社であってB2Bのビジネスが主だから、B2Cで読者に直接Twitterでニュースを配信すると言うことには熱心ではないからじゃないかと勝手に推察。英字系の新聞を上の量だけ読んでれば、必要ないかな、という気がしないでもない。

#あとTwitterによるとBBCが好きな方が多いようですが、政治、国際、経済系のニュースって意味では重要性を感じないため、私もFollowをやめており、今回は紹介しませんでした・・・。イギリス社会の状況を理解するって意味では面白いんだけどね。

その他

7. Der SPIEGEL 英語版 (@SPIEGEL_English)

最近、面白くて個人的に非常にはまってるのがこれ。ドイツを代表する雑誌DER SPIEGELの英語版。一日のTweet数は10くらい。

何が面白いかというと、上に挙げてきたような英字紙は、米国的な視点、またはグローバルな視点でものを語り、経済や国際の問題を取り上げているのに対し、SPIEGELは、ドイツの視点で、ドイツの問題を取り上げているということ。その視点が非常に日本人の感覚と似通ったことがあり、普通の英字誌よりも共感が持て、面白いと思うことが多い。ローカル紙を英語で読んでるわけだから、当然と言えば当然なのだが、新鮮な感じ。

たとえば最近だと、ユーロ崩壊の危険性に対して、ドイツ国民がどう捕らえているかを描いた記事が面白かった。ドイツの多くの一般市民は、ユーロが崩壊しても生活には特に支障がないだろうと考えていて、あまり興味がないのだと言う。現在、メルケル首相の支持率は6割近いのだが、これはメルケルがドイツ主導でのユーロ危機解決に大きなリーダーシップを発揮しているかのように国民には見えるから、という。国際的な見方と国内的な見方はこのように違うのだな、と言うところが面白い。また、ドイツではドイツマルクに戻ったらどうか、と言う議論も行われているが、日本と同じ技術輸出国であるドイツは、ドイツマルク高になると苦しいので、今のユーロの方が良いと思ってる人が経済界には多いなど、国際的な経済紙ではあまり論じられない話題であり、非常に新鮮。

Germans Remain Unflappable During Euro Crisis - Der SPIEGEL

米国的な視点、イギリス的な視点とはまた異なる見方が分かるニュースとして非常にお勧め。本当はフランスの経済紙Les Echos(レゼコー)なども読めれば面白いんだけど、Twitterの英語アカウントはまだない様子。残念。

8. Tech Crunch (@TechCrunch)

これだけビジネス系じゃないんだけど、技術系のニュースで、一個だけ選択せよ、と言われたら、迷わずTech Crunchを選ぶのでノミネート。Webサービス、携帯電話、通信業界、家電など、テクノロジー系のニュースを、企業の買収合併から新製品紹介、ちょっとした小ネタにいたるまでさまざまにカバー。一日のTweet数はNYTimes並みに多く、40-80件。

 

以上。英語ニュースを読む時間を増やし、習慣をつけるためのTwitterアカウント8つ、ご紹介してみました。今回は、新聞や雑誌など「読む」のが中心になるメディアを御紹介したんだけど、これ以外にも、CNNとかアルジャジーラとか、映像系でお勧めしたいところも他にもあります。
これ以外にも、お勧めな英語ニュースTwitterアカウントがあれば、是非コメント欄で教えてください。

私がTwitterでフォローしている英語ニュースは、私のアカウント @Lilaclogのリスト、Lilac-newsを参照。
それから、私が読んだ英字記事でお勧めのものは、私のアカウントから日本語の短い解説付きでRTするので、興味がある方は是非@Lilaclog もフォローしてみてくださいね。

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2 Comments

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bloomberg (藤田正美)
2011-12-04 10:42:53
金融系のニュースに強いというところと、Reutersと違ってアメリカっぽいというところ、データが見やすいという点で、この欧州金融危機に関して重宝しております。

私も同じようなツイートの仕方をしています。よろしくお願いします。
ありがとうございます! (find)
2012-10-04 07:52:42
英語を勉強するにあたって非常に参考になります!

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