一燈照隅

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森元総理、勲章受勲

2006年11月24日 | 時事問題

マスコミや国民の間には、森元総理の評価はかなり低いように見られます。 しかし本当にそうでしょうか。
私はマスコミが言うほど評価の低い総理だったとは思っていません。
「神の国」発言は日本では当たり前のことを言っただけです。
「えひめ丸」に関しても当時から騒ぎ立てるほどのことではないと思っています。
反日マスコミが騒ぎ立てたのに、国民が乗ってしまっただけだと思っています。

その森元総理が台湾で勲章を授与されました。
この事はあまりマスコミには取り上げていないようです。


陳総統が森元首相に勲章を授与 森氏の新書発表会や工芸展で文化交流

陳水扁総統は11月22日、総統府で日本の森喜朗元首相に「特種大綬景星勲章」を授与し、台日の友好関係を促進するため長期にわたり尽力した森氏の功績を称えた。森元首相は陳総統に謝意を表すとともに「今日は生涯最高の栄誉ある日。今後も台日関係の発展に努力したい」と喜びを語った。

授与式は、午前10時から総統府において、森元首相の智惠子夫人、長男の森祐喜氏、また今回森氏の訪台に合わせて台北での工芸展覧会を開く森氏の郷里・石川県の「文化の翼」団長の西村徹・小松市長らが同席し、陳唐山・総統府秘書長(官房長官に相当)、羅福全・亜東関係協会会長、許世楷・駐日代表らの立会いのもとで行われた。

陳総統はこの席で、森氏が2001年の首相時代、中国の圧力にもかかわらず李登輝前総統の訪日を受け入れたこと、また台湾から日本への観光客に対するノービザ措置恒久化をはじめ、世界貿易機関(WTO)や世界保健機関(WHO)など国際組織への台湾の加盟に惜しみなく協力し、台日関係の促進において多大なる貢献をしたとして、最高の栄誉を象徴する「特種大綬景星勲章」を森氏に授与した。

森氏はこれに応え、このような盛大なセレモニーの場で石川県の同郷の人たちに囲まれ、陳総統から栄えある賞を授与されたことについて「生涯最高の栄誉」と喜びを述べた。また陳総統が総統選挙前に訪日した際初めて会ったときのことを振り返り、その後陳総統はみごとに当選を果たし、それより少し前に森氏自身も日本の首相に当選したことを挙げ、陳総統との深い縁と友情を強調し、今後台日関係がますます発展するよう努力していきたいとの考えを示した。

一方、森首相は同日午後、自著の絵本「あひるのアレックス」の中文翻訳版の新書発表会を台北市内の書店で行い、台湾の読者を前に絵本作家としての思いを語った。同書は三浦貞子氏との共著で、親に捨てられたアヒルの子がカルガモの親子に育てられた実話をもとにした童話である。昨年2月に日本で出版後大きな反響を得た作品で、森元首相が昨年同書を許世楷・駐日代表に贈呈したことがきっかけで、児童文学者でもある盧千惠・代表夫人がみずから翻訳を手がけた。

心豊かで思いやりある人づくりを提唱し、全日本私立幼稚園PTA連合会会長でもある森氏は、主人公のアレックスは孫娘の名前からとったものであること、この絵本には子どもたちが皆と仲良くし、両親の自分への愛をしっかり受け止めてほしい気持ちを込めたことを紹介した。来年70歳を迎えるという森氏は、人間は私利私欲や我侭を捨て、もっと小さな動物をいとおしみ、他人と互いに助け合うべきで、子どもたちにこうした考え方を持ってほしいと呼びかけた。

また同日、森氏の故郷・石川県の伝統工芸品を紹介する展示会「石川・文化の翼『石川の工芸・台北展』」が台北市内で開幕され、そのオープニングセレモニーでは蘇貞昌・行政院長が森元首相とともにテープカットを行い、台日友好のさらなる促進に期待を示した。

蘇院長はこの席で、石川県は美しい山水と数百年の歴史を持つすばらしい工芸品で有名であり、森首相をはじめとする豊かな人材の宝庫としても有名なことを挙げ「台湾の人々が日本の伝統工芸への理解を深め、相互交流するよい機会だ」と歓迎を述べた。

さらに、台湾と日本は地理的にも近く、民族や習慣も似通っており、ともに文化を重視する国柄であること、両国の人的往来も年間200万人以上に上ることなどに触れ、両国の交流が盛んであることを強調した。そのうえで、石川県の代表団一行にもこの機会に台湾の美しい自然や特産品などを満喫してほしいとの期待を示した。

また森氏は、今展覧会が石川県と台湾の人々の架け橋となり、台日の交流促進に繋がるよう期待を示した。同展覧会は11月22日~12月2日、中正紀念堂の中正ギャラリーで開催され、九谷焼の陶芸家で人間国宝の徳田八十吉氏ら8名による国宝級の作品をはじめ、合計65名の作家からなる105点に上る石川県の芸術品が展示されている。
【総統府、行政院 2006年11月22日】帝国電網省

◆2006/11/23(木) 森喜朗元総理の台湾訪問を高く評価する

森喜朗元総理が11月21日から3日間の予定で台湾を訪問したそうだが、今回の訪問の目的は、台北市内の中正紀念堂で開催される石川県の優れた伝統工芸品を紹介する文化の翼「石川の工芸・台北展」の開会式などに出席するためとのことである。何か良いことがあるらしく支那に年に何度も出かける媚支那派の政治家がいる中、総理としての在任期間は短く、マスコミから何かと批判をされることが多かった総理であったが、日本と同じ民主主義国としての台湾との友好に尽くす政治家として森元総理を高く評価したい。

外務省のチャイナスクールや媚支那派の政治家の策謀によって、決して反日国家ではない台湾との関係が緊密であるとは言えず、政治家が常に支那の顔色を伺っているようでは異常の何者でもなく、日本の政治家が台湾に行こうが、どこの国に行こうが自由であり、それを咎める方がおかしいのである。

マスコミから何かと批判をされていた森元総理であるが、在任中に李登輝前総統の訪日を受け入れたり、台湾の世界保健機関(WHO)への加盟支持や台湾人観光客の査証(ビザ)免除などに貢献するなど日本と台湾との関係を発展させた功績は大きく、陳水扁総統は森元総理を総統府に招き、「台日間の実務交流に卓越した成果を残した」として勲章を授与したそうであり、自分の名誉欲のために、カネをばらまいて勲章や名誉称号などを貰っているどこかのカルト宗教の名誉会長とは大変な違いである。

日本の政治家が台湾を訪問すると、必ず文句を言ってくる世界で唯一の国は支那であり、今回の森元総理に関しても、支那外務省の姜瑜・副報道局長は「日本は中国の重大な懸念を顧みず、森元首相の訪台などを認め、中国の国家利益を傷つけた」と批判し、「強い不満と遺憾」を表明したとの報道がなされている。

支那は日本の一人の政治家が台湾を訪問したことだけで国家利益までが傷ついてしまうような柔い国らしいが、まわりの国は支那の言うことに従っていることが一番良いとの中華思想を持つ国として、そのようなこと位では簡単に傷が付かないように大きな気持ちを持つようにした方が良いではないか。

さらに姜瑜・副報道局長は「日本が『台湾独立勢力』と、いかなる政治往来も行わないよう求める」とも言っているとのことだが、支那共産党政府は一度も台湾を統治したこともなく、支那と台湾はまったく別の国であり、「台湾独立」と言っても、すでに台湾は世界に沢山ある独立国の一つに過ぎず、公然と人権蹂躙が行われている共産党独裁国家から、同じ民主主義国同士として日本と台湾の交流にとやかく言うことは筋違いである。

マスコミは政治家が台湾を訪問することになれば支那の反発があることは知っているだろうが、その反発を一々報道する価値があるのか。何でも報道すれば良いのではなく無視することもあっても良いと思う。小泉前総理は台湾新幹線の開通式に招待されているようだが、支那に行くことはないであろうから、是非とも台湾を訪問して欲しい。(私の主張 ひとりの日本人として)





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