ミロク文明

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老子「第九章」道徳経

2013-03-03 20:56:59 | 老子「道徳経と伊勢白山道「道経1~37
いつまでも器を満たし続けようとするのは止めたほうが良い。
持而盈之、不如其已。「 持(じ)してこれを盈(み)たすは、その已(や)むるに如(し)かず。
           
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・老子「第八章「道徳経と伊勢白山道」 道経 
第九章 *老子を英訳http://www.chonmage-eigojuku.com/magetan/roushi01.html
・原文 「書き下し文
持而盈之、不如其已。「 持(じ)してこれを盈(み)たすは、その已(や)むるに如(し)かず。
揣而鋭之、不可長保。「揣(きた)えてこれを鋭くするは、長く保つべからず。

金玉滿堂、莫之能守。「金玉(きんぎょく)堂に満つるは、これを能(よ)く守る莫(な)し。
富貴而驕、自遺其咎。「富貴にして驕(おご)るは、自らその咎(とが)を遺(のこ)す。
功遂身退、天之道。「功遂(と)げて身の退(しりぞ)くは、天の道なり。

現代語訳
いつまでも器を満たし続けようとするのは止めたほうが良い。
刃先を鋭く尖らせればそれだけ長持ちしなくなる。

金銀財宝を蔵に満たせば満たすほど、それらを守るのが困難になる。
富や名声を手に入れて傲慢になれば、かえって不名誉を残す事になる。
自らのやるべき事をやり遂げたならば、さっさと引退するのが天の道というものだ。

英訳文
You should not try to keep a vessel full. The sharper the edge, the sooner it will be nicked. The more treasure you get, the harder to keep them. You will suffer disgrace if you are arrogant after winning fortune and fame. You should retire instantly when you achieved success. This is the way of heaven.


*足るを知れ 2012-09-11 伊勢ー白山 道 記事全文
  http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20120911
老子の言葉 第九章
(独自の超訳)
お腹を、いつまでも満腹にし続けようとするのは止めたほうが良いです。
逆に短命に成ります。
心身を、鋭く尖らせ続ければ、逆にそのぶん何事も継続しません。
焦らずに気楽にしているのがお得です。

金銭財宝を持てば持つほど、それを守るための悩みと身の危険度が増し、殺されかねません。
いったい何のための財産なのでしょうか?
人間は、富裕を手に入れて傲慢になれば、逆に多くの罪も犯すものです。
これが自分の寿命を削り、子孫に悪い因縁を残すことにも成ります。
だから人間は、他人のために成る仕事をやり遂げたならば、営利をいつまでも貪らずにさっさと隠居するのが天の道なのです。

原文
「持而盈之、不如其已。揣而鋭之、不可長保。金玉滿堂、莫之能守。富貴而驕、自遺其咎。功遂身退、天之道。」
(感想)
人間は満腹に成るよりも、腹八分目が健康に良いのです。消化のための心臓の負担が違います。

人間は幸福に成りたいと思って多くの人がお金持ちを目指しますが、成れば成るほど身の危険度が増して行きます。
それならば人並みの生活をしながら、気楽にしている方が人生は楽しいのです。

神経を張り詰めて心配をしながら出世をしましても、それで病気に成れば立場を楽しむ前に人生が終わるのです。
それならば平社員であっても、人生を気楽に長く楽しむ方が、本当の勝利者なのです。

さらに老子が鋭いのは、社会の成功者になって傲慢に成れば、多くの人間が知らずに罪を犯すことを指摘しています。
多くの金を持てば、周囲の異性に手を付けて、その人の結婚も含めた人生を破壊している富者はいつの時代でも居ます。
法律には触れなくても、他人の人生を左右させてしまう大罪を、富者に成れば人間は行い、それに気付けないのです。独裁者による思い遣りのない人事異動なども、その社員だけではなく家族の運命も変えてしまうことが有ります。

もし貧乏ならば、このような罪を人は犯さないでしょう。いや、したくても出来ないのが幸いなのです。
老子は死後の世界や奇異を語りませんが、老子の永い永い視線は因果を冷静に見据えています。
その視点では、やはりコノ世だけのヤリ得では済まないのです。
すべての帳尻は、何らかの形を変えてでも必ず合わされるのです。

最後の文章は、政治家や権力者には耳の痛い言葉です。
歳をとれば、自分が元気な内に周囲に迷惑を掛けずにキレイに身を引くことが出来る人間がどれほどいるのでしょうか。
これは庶民にとっては、運転免許証をいつまでも手放せない老人も同じです。他人を害するまで、免許証を放棄しない老人が多いです。

人間は、自分が生きている間に執着(しゅうちゃく:変なこだわり)を手放すことが出来るのか?が、大切な人生の目的だと私は感じています。
だからこそ、何かを与えられて、それを手放す練習を大なり小なり色んな物事で人間が経験して行くのが人生だと感じます。

執着を手放す練習をするために、自分が悔しい思いをする場面も色々と人生には「用意されて」いるようです。
このリピート再生を止める方法は、今の現状への感謝を置いて行くことで、断ち切ることが可能だと感じます。
今日も、それでも生活していることに感謝して、気楽にしながら生きて見ましょう。

生かして頂いて ありがとう御座位ます


ゼロ・ポイントに行くこと 2017-08-26
伊勢ー白山 道 記事全文
 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20170826

参考記事:老子の言葉 第九章「足るを知れ」

「老子の人生論」第九章

肉体が満足するように満腹に成るまで食べ続けることを繰り返せば、逆に肉体は早死にします。
つまりコノ世では、過ぎたることは毒に変わることを知って置きましょう。

仕事も度が過ぎれば、過労死に成ります。
恋愛も相手に執着するほど、相手は重く感じて嫌がり破局します。

「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」(過ぎたことは、ダメと同じこと
過剰なことは、不足状態と同じに戻るということです。

過食症=常に飢餓状態と同じです。
金持ちも更に欲を出せば、心が貧しくなります。常に不足を思う、その生活の内容は貧乏と同じです。

だから、心を神経過敏に尖らせては生けません。何でも過剰にしてしまうからです。
過剰なことは、何でも短命となり継続がしません。
「これで良い」というお気楽で居ることが、何でも長続きします。

ほどほどで止めることを知っていることが、天の法則に合う最善の生き方です。

(感想)

度が過ぎたことは、毒に変わると老子が言っています。

心配すること、怖がること。
寝すぎること、運動しすぎること。
仕事、恋愛、自慰、遊び、ぐうたらで居ること、などなど。

これらが過剰に成り過ぎますと、病気にも貧乏にも成り、破滅に向かうということです。
過食症=飢餓状態とは、まさに上記のすべてを裏付けて証明しています。
たくさん食べているのに飢えているとは、本当に不思議な様相です。

人間とは、肉体では無くて心の存在であることが、このような逆転が起こる不思議の真相です。
でもコノ世に居る間は、肉体=自分という錯覚の上で誰もが生きています。
肉体という必ず消えて行く物の為に、決して死ぬことが出来ない自分の心が右往左往しています。

・ 肉体は必ずいずれ消えて行くから、過剰な心配も執着もしなくても大丈夫なこと。
・ 自分の心は、決して死なないから安心すること。
・ だから、肉体にとっても心にとっても、ほどほどの中間を探りながら生きることが、天の法則に合うこと。
・ 天の法則に合った生活を継続すれば、その人は最善の生活に向かうということです。死後も天国に進みます。

では極端な金持ちはダメなことなのか?
決してそうではありません。
その反対の振り幅、善行をたくさんしてバランスを取っていれば問題はないのです。
1(善行)=1(恨まれる悪因)ならばゼロとなり、心は平静・平安です。

貧乏では、どうなのか?
小さい財布の中でも、感謝を持って楽しく生きることが出来れば、
小さい振り幅の中で、1=1を達成し、ゼロ(悟り)に成れます。

この両者は、同じ結果の心の世界に行き着きます。
金持ちも貧乏人も、正しく生きれば行き着く世界は同じなのです。
ただむしろ、貧乏な小さい環境のほうが、人生をコントロールしやすくゼロを達成しやすいかも知れません。

裕福になるほど縁を持つ人々が増えて、様々な相克の機会も増えるからです。
誘惑の多いその中でも、ゼロを達成することが出来た人は、大した魂だと言えます。
いずれにせよ、コノ世の貧富は関係なく、行き着く天国は同じだと言うことです。

人間は、起きて半畳、寝て一畳の存在に過ぎません。
今の自分の生活の中でも、それでも、素直に感謝が出来ればそれで良いのです。
慌てずに、淡々と生きて行きましょう。

生かして頂いて 有り難う御座います


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生かして頂いて ありがとう御座位ます


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