つくば実験植物園の海浜植物区画の砂地で野生のバラの一つである「浜梨(ハマナシ)」開花が開花し始めていました。赤色の花が情熱的で初夏を感じさせます。花後に梨の様な味がする赤い実が付くことからの和名とされます。別名は「ハマナス」で、花はほのかに香りがします。北海道の原生花園で群生するこの花は有名です。写真は4月24日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯資源温室の入り口付近で展示されています。黄緑色の花が咲いていました。この花は、朝咲き始めて夕方には萎んでしまうので、午前中に行くと開花している状態を観察できます。花後には、細長い莢ができて種が入っています。これが熟して乾燥すると茶色くなって、「バニラ」の香りがします。この花を観るたびに「アイスクリーム」を思い出します。写真は4月24日に撮影しました。
つくば実験植物園のハーブ園で淡い青紫色のアイリスが咲いていました。「ニオイイリス」と表示されており、花に近づいてみると、期待したような香りは感じませんでした。根茎を乾燥させて数年熟成させてから蒸留などの処理をして高価な香料が作られるとのこと。ジャーマンアイリスに近い仲間だと言われます。写真は4月24日に撮影しました。