毎月第2木曜日に行っている日本庭園内の竹林整備ボランティア活動、5月の第2木曜日
は悪天候のため1週間延びて17日に実施した。
1週間伸びたことで、何人かの隊員の都合がつかず、今回作業に参加したのは3人で、
少し寂しい活動となった。
それでも、毎回行っている作業前のラジオ体操で体に喝を入れる。
今日の天気予報は「今年最高の気温となり、30℃を超える真夏日になる」そうだが、
やはり、気温が上がり、湿度も高く、ラジオ体操でうっすら汗が出てくる。
竹藪内に立ち入ると、いたる所でタケノコを掘った形跡があり、新しい竹が伸びて
いるのは掘るのが困難な場所だけで、きれいにすべて掘りつくされていた。
これも、竹藪の整備が進み、竹藪内に立ち入りやすくなり、タケノコが頭を出せば
見付けやすくなっているためと思う。
竹藪整備が進むことは、嬉しくもあり、悲しくもありそうだ。
途中休憩していると、三郷市からやって来たご夫婦が「ここに、カブトムシの幼虫を
埋めてよいですか?」と聞かれる。
それに対し私達から「幼虫に最適となる場所に埋めていいですよ。しかし、なぜ流山市
の日本庭園ですか」と問うと、「三郷市には、このような自然林がなく、子供が小さい
時に、度々この運動公園を訪れたことがあり、何かこの日本庭園に愛着があるのです」
と言って、スコップで腐葉土を掘り返し、カブトムシの幼虫を10匹近く埋めて帰った。
これらのカブトムシの幼虫が、夏には元気にふ化してほしいと願っています。
それにしても、三郷市に日本庭園のフアンがいることにびっくりするとともに、
カブトムシが育つ自然林として、いつまでも整備しなければならないと改めて
決意する。
また、自然観察員がやって来て、昆虫採集と生態調査を行っていた。この時期、
昆虫の活動が活発ではなく、梅雨明けに再度調査するらしい。
そんなこんなでお昼も過ぎ、少し早いが今日の作業はこれで終了することとした。