絵本ひとりぼっち

手作り絵本歴38年・ひとりぼっちのひとりごと

いってきます!

2012-04-10 00:16:23 | つぶやき
文字通り三寒四温を繰り返し、今年も桜満開の春になりました。


 
今年は、孫の吟と一ヶ月足らず一緒に過ごせたので、早めに五月人形も出しました。

     
ただ母乳を飲んで、出して、眠る小動物だった吟が、わけもなく泣き叫んだり、ぐずったり、ダッコしないと眠らなかったり、人の顔をじっと眺めるようになったり、眠りながら笑ったり、・・・だんだん人間らしくなってくるのを見ることができた一ヶ月、貴重な体験でした。

初めてのチャイルドシート
車は好きみたいで、ぐずりながらも車が動き出すと眠ったそうです。

娘の体調もよくなってきたので、時々は私も安心して長く外出できるようになりました。



先日は、栄・松坂屋のメアリー・ブレア絵本原画展に行ってきました。
あちこちに書いていますが、私にとって人生最初に与えられた絵本は『I Can Fly』・・・父が貧乏絵描きのかたわら、○急百貨店の企画装飾で勤めていたおかげで、我が家にはディスプレイ後に不要になったものがいろいろありました。 この絵本もそんな経路でもらえたんだと想像していますが確かめることもないまま、父は亡くなり母は記憶を失くしているのが辛いところ。

当時、兄用の「面白くてためになる講談社の絵本」がたくさんありましたが、私は「I Can Fly」が一番好きで宝物のように大切にしてきました。 カナダ在住中、コンビニで同じ絵本を見つけて、思わず買ってしまったので、家には2冊あります。

私は長年絵本にたずさわってきたというのに、この宝物の絵本が、かの有名なメアリーブレア作だということに気付きませんでした。 ディズニー・アニメの原画やスモールワールドのデザインをした、あのブレアさん・・・。

たくさんの原画のなかに、「I Can Fly」がありました。 私が生まれた頃に描かれた原画・・・眺めていて涙が出そうになりました。 
「ねぇ、見てきたよ!」と、一番言いたい相手は父なのに・・・と、とても残念で悔しくて悲しかったのでした。
ショップには、きれいな印刷のも日本語訳の大判もたくさん並んでいましたけれど、60年前の「I Can Fly」は、やっぱり私の一番大事な宝物絵本です。
購入したもの・・・



日曜日は『あぐりん村』へ。

息子に送る野菜

我が家用

犬山の娘宅用

大量購入して、お弁当も買って、一人でソフトクリームも食べて(笑)。
 


私は、11日から16日、インドネシア旅行に行きます。
ちょうど3年前と同じ日に出発!
http://blog.goo.ne.jp/midoribocchi/m/200904
今回は、みやび流押絵・4代目家元の聡甫先生(さとしくん)の個展・レセプション・ツアー。
娘たちは私の留守中に犬山に戻るので、一緒にいられるのは明日一日のみ。 自分の旅行よりも娘たちの無事を強く強く祈りつつ、いってきます。