週末はイベント三昧。書かないでいると次のイベントが押し寄せてくるので、簡潔に報告。
先週末は、東京で昨年に引き続き、外国をルーツとする子どものための「進学ガイダンス主催者交流会」に参加。
今回は、宮城や京都から新しい参加者があり、9都府県の主催者、支援者、学者など46名の参加者が集まり、各地の報告、学習支援などのフォロー体制、2005提言から5年の現状について、議論を行った。
2005提言から進まなかったのは、
1.外国人児童生徒の実態把握 →未だ高校進学率が不明な自治体も。
3. 高校入試における
1)「外国人特別枠」の設置 →1県も増えず。
拡充 →既にある県については、枠や人数自体は増えている。
2) 高校入試における「特別措置(配慮)」→なかなか増えず。
3) 定員内不合格の禁止 →東京、神奈川、大阪だけで広がらず。
進んだのは、
2.多言語による進学情報の提供
→地域、回数ともに増加傾向。行政・学校との連携も漸進。
4.高校入学後の学習サポート体制、支援員の設置
→フリースクールなど民間の学習サポートは広がっている。
新たな問題として、
1.学齢超過で来日する子(特に中国、フィリピン)が急増
2.夜間中学のニーズが高まるが、偏在している
3.ブラジル人学校の卒業生に高校受検・入学資格がない。
4.生活言語と学習言語・学力との落差が大きい。
5.統廃合で消える定時制高校
6.在留資格の問題
7.スクール・ソーシャルワーカーの必要性
といったところを問題提起してみた。
新しく参加した地域では、これ以前の問題も多々あり、全国交流会の提言から5年たった今も問題山積!
今後は、これらの課題を誰が整理して、どこにどのように持っていったら効果的なのか、そういった戦略も練っていきたい、という話になった。
というわけで、これから議事録整理して、ガイダンス主催者交流会のホームページにもアップします。
詳細な記録が欲しい方はメールかコメントください。
先週末は、東京で昨年に引き続き、外国をルーツとする子どものための「進学ガイダンス主催者交流会」に参加。
今回は、宮城や京都から新しい参加者があり、9都府県の主催者、支援者、学者など46名の参加者が集まり、各地の報告、学習支援などのフォロー体制、2005提言から5年の現状について、議論を行った。
2005提言から進まなかったのは、
1.外国人児童生徒の実態把握 →未だ高校進学率が不明な自治体も。
3. 高校入試における
1)「外国人特別枠」の設置 →1県も増えず。
拡充 →既にある県については、枠や人数自体は増えている。
2) 高校入試における「特別措置(配慮)」→なかなか増えず。
3) 定員内不合格の禁止 →東京、神奈川、大阪だけで広がらず。
進んだのは、
2.多言語による進学情報の提供
→地域、回数ともに増加傾向。行政・学校との連携も漸進。
4.高校入学後の学習サポート体制、支援員の設置
→フリースクールなど民間の学習サポートは広がっている。
新たな問題として、
1.学齢超過で来日する子(特に中国、フィリピン)が急増
2.夜間中学のニーズが高まるが、偏在している
3.ブラジル人学校の卒業生に高校受検・入学資格がない。
4.生活言語と学習言語・学力との落差が大きい。
5.統廃合で消える定時制高校
6.在留資格の問題
7.スクール・ソーシャルワーカーの必要性
といったところを問題提起してみた。
新しく参加した地域では、これ以前の問題も多々あり、全国交流会の提言から5年たった今も問題山積!
今後は、これらの課題を誰が整理して、どこにどのように持っていったら効果的なのか、そういった戦略も練っていきたい、という話になった。
というわけで、これから議事録整理して、ガイダンス主催者交流会のホームページにもアップします。
詳細な記録が欲しい方はメールかコメントください。