気分は南米?~多文化&SDGs日記

四国を経て、浜松に三度漂着したかっぱの近況

走ってバッタを追いかけた

2016-10-24 22:19:55 | 
昨日は「とって食べる」のバッタ編(ばったもん、にあらず)。
天竜川の河原でトノサマバッタを追いかけて走る走る!
いい歳こいた大人が全力疾走するなんて、日常でありえないけれど、我を忘れて走った走った!連携プレーで大きなバッタを捕まえた時の達成感といったら!!
子どもをダシ?に大人が目いっぱい楽しんじゃうのが「とって食べる」の醍醐味。

調理編では捕り貯めたイナゴに購入したイナゴを足して佃煮を作った。祖母の佃煮は黒かったけれど、初めて作ったのは蝦色でパリパリしたイナゴの「炒り煮」?! 硬い後肢を外せば見た目もエビっぽい。70代以上の人たちには懐かしい味というのも納得。
イナゴをぽりぽり食べつつも、トノサマバッタを恐る恐る食べていたら夏目夫妻に「なんで躊躇する~~?」と笑われた。だってバッタは大きくて、いかにも「虫なんだもの~~

夏目さんが入手したクロスズメバチの養殖巣の、煙幕で気絶→巣の解体→ハチの子・さなぎ・成虫の調理も、ドキドキワクワク。
昆虫食は「昆虫である」という意識をいかに手放すかがカギですな。
昆虫→節足動物甲殻類エビカニという呪文をかけて食べると。
ハチの子はかなり濃厚で美味しかった!!カロリーも高そう!

バッタ会の詳しいレポはこちら。→ 捕獲編 調理編

今頃気付いたのは、聖書や「大草原の小さな家」に出てくる蝗(イナゴ)トノサマバッタの群生相で、日本のイナゴは水田まわりに大量にいる身近なバッタなので誤訳?されたということ。イナゴは「食いつくして移動する」バッタではないのに~~。
トノサマバッタの群生相は、日本では1986年に馬毛島で記録されたのが唯一、と山根先生の授業でやったことを思い出した。学生時代にはバッタの解剖もやったなぁ。

で、久々に全力疾走して、間違いなく月曜日は筋肉痛で死んでる!と思ったけど、びっくりするほど何ともなかった。土曜日に踊った(+踊るために若干準備した)ことで、気持ちよく走れたのかな。2日間めいっぱい遊び倒した割には、ハチの子効果もあってか?!元気な月曜日でした。