先日、原作を読みDVDを再見した。
昨日、本だなを見ていたら、10年前の「ビクトル・エリセ」という本があったので
パラパラ読み返した。
彼のインタビューも載っているエリセの本だ。読んだが忘れている。
冒頭、少女の部屋からのクレジットと窓。
妻の声だけが聞こえる。
黒い映像から窓へ、その後寝ている少女の姿が見えてくる。
光と影をとても意識したエリセという事は何度も再見すると本当によくわかる。
名前の事。
少女の名のエストレリャは、スペイン語で「星」を意味するそうで
だから、初めの北への旅で少女の指に星の指輪がみえ、
それをずっとしている。
さらに、父の元恋人、女優のポスターには星がちりばめられているとあり
これは気がつかなかった。
映画館、アルカディアの扉には星の模様が・・これも、いつかまた確かめよう。
乳母である、ミラグロスという名は奇跡、という意味で、エリセの好きな言葉だそう。
「みつばち~」の乳母か誰かもミラグロという名らしい。
人物が横たわる姿がエリセは好きだとある。
冒頭の寝ている少女、父、母、乳母とベッドへの少女、確かに多い。
「みちばち」でもイザベルが床に寝て死んだふりをする。
横たわる=死に近い物を意味するのだろうか?
撮れなかった南の部分は、シナリオでは224ページもあったという。
この本は、彼の経歴や妻のこと、演劇学校時代の事、批評家でもあったこと、
「マルメロの陽光」までの未公開作品の紹介なども詳しく、
貴重な1冊だと今、感じた。
エスクァイア・マガジン・ジャパン社。
昨日、本だなを見ていたら、10年前の「ビクトル・エリセ」という本があったので
パラパラ読み返した。
彼のインタビューも載っているエリセの本だ。読んだが忘れている。
冒頭、少女の部屋からのクレジットと窓。
妻の声だけが聞こえる。
黒い映像から窓へ、その後寝ている少女の姿が見えてくる。
光と影をとても意識したエリセという事は何度も再見すると本当によくわかる。
名前の事。
少女の名のエストレリャは、スペイン語で「星」を意味するそうで
だから、初めの北への旅で少女の指に星の指輪がみえ、
それをずっとしている。
さらに、父の元恋人、女優のポスターには星がちりばめられているとあり
これは気がつかなかった。
映画館、アルカディアの扉には星の模様が・・これも、いつかまた確かめよう。
乳母である、ミラグロスという名は奇跡、という意味で、エリセの好きな言葉だそう。
「みつばち~」の乳母か誰かもミラグロという名らしい。
人物が横たわる姿がエリセは好きだとある。
冒頭の寝ている少女、父、母、乳母とベッドへの少女、確かに多い。
「みちばち」でもイザベルが床に寝て死んだふりをする。
横たわる=死に近い物を意味するのだろうか?
撮れなかった南の部分は、シナリオでは224ページもあったという。
この本は、彼の経歴や妻のこと、演劇学校時代の事、批評家でもあったこと、
「マルメロの陽光」までの未公開作品の紹介なども詳しく、
貴重な1冊だと今、感じた。
エスクァイア・マガジン・ジャパン社。
映画化に際してエストレリャに名前を変えていたのは、そういう意図からだったんですね。
とても興味深く読みました。
224ページもあったシナリオの映画化されたものを観てみたいものです。
グッズ1つに、名前にも意味があった。
南の映像が続編として撮れる日は、たぶんないのでしょうね。残念です。
原作の出版は、ヤマさんが書かれていなければ
知らなかったので、ありがとう!
昨日付けの拙サイトとの更新で、こちらのブログを
例の直リンクに拝借しております。
原作等との比較で、興味深いことがいくつも浮かび上がり、
よい刺激となりました。どうもありがとうございました。
HPは拝見したのですが、こちらのレスが遅れました。
ありがとうございました。
エリセの原作も貴重ですし、映画も、もうなかなか来ないかと思うとさびしいです。
でも、作品が少ないので、繰り返し見てしまう、はいいことかもしれません。